RAGNAROK_THE_ANIMATION
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RAGNAROK THE ANIMATION
ジャンル
ファンタジー
アニメ
原作グラビティラグナロクオンライン
総監督Lee Myoung Jin
監督岸誠二
シリーズ構成三井秀樹
キャラクターデザインLee Myoung Jin(原案)、篠原健二
音楽朝倉紀行
アニメーション制作G&G Entertainment
製作RAGNAROK THE ANIMATION製作委員会
放送局テレビ東京
放送期間2004年4月6日 - 9月28日
話数全26話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
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『RAGNAROK THE ANIMATION』(ラグナロク ジ アニメーション)は、2004年4月6日から9月28日までテレビ東京にて毎週火曜 25:30 - 26:00に放送されていたアニメーション。全26話。
概要

韓国の原作コミックである『ラグナロク』をそのままアニメ化したわけではなく、キャラクター、ストーリーなどは全て『ラグナロクオンライン』を基調にしたパラレルワールドを舞台にオリジナルの展開がされている。MMORPGを原作としたアニメーションとしては日本初(オンラインゲームを原作としたものとしては『無限戦記ポトリス』に続き2作品目)である[1]

日本側はキャラクターデザイン、美術監督、色彩設定、音楽、絵コンテ、演出、作画監督を担当し、韓国側は原画、動画、作画監督、仕上げ、背景、撮影などを担当した。
ラグナロクオンラインとの連動

日本のラグナロクオンラインでは、毎週火曜のメンテナンス後にアニメ連動イベントと称したオンラインイベントが26週にわたって行われた。主にコモドに現れるNPC(RO世界に存在するメロプシュム)が放送日の内容を預言形式で語り、該当地域ではモンスターの異常繁殖などが行われた。
ストーリー

これはゲームのラグナロクオンラインの世界ではなく、別の世界にあるルーンミッドガッツ王国で起こった物語である。

ロアンとユーファは幼馴染の冒険者。ユーファの兄のキーオとその親友であるイルガの4人でモンスターと戦っていたが、ある日、イルガの反対を押し切って4人でグラストヘイム城へ乗り込み、窮地に陥る。キーオが身を挺して3人を逃がそうとし、閉まる扉の向こうで、現れた深淵の騎士に串刺しにされる。

月日は経ち、ユーファがプロンテラにあるキーオの墓参りをする所から物語は始まる。見え隠れする闇の王のダークロード、その部下のキーオにそっくりな騎士であるヘイズ、半魔族のジルタス、真理を追求する狂魔術師のゼフェル。そしてダークロードと相容れぬ隻眼のバフォメットが立ちふさがる。道中、マーヤとポイポイ、タキウス(キャスリン)、ジュディアとイルガが加わり、冒険、さまざまな陰謀との戦い、出会いと別れを繰り返し、ルーンミッドガッツ王国を旅していくのだった。
登場人物
主人公パーティ
ロアン
- 阪口大助本作の主人公。職業はソードマン(剣士)。お人好しで頼まれたら断れない優柔不断な性格でややスケベ。日頃からユーファの召使いのような扱いを受けているが、それでも彼女の要求に応じ続け、ユーファの形をした人形を持っていたりと、その愛情は深い。そのために旅の中でイルガとユーファの仲を勘違いした際は自暴自棄となり、密かにパーティーから離脱。孤独な戦いで気を紛らわせる日々を送る中で、クルセイダーの姿で現れたメロプシュムに救われ、クルセイダー(聖騎士)への道を指し示される。クルセイダーに転職してパーティに戻った後、しばらくは己の強さを過信するあまり、傲慢で高圧的な態度をとっていた。だが、その発言自体は正論であったり、ユーファのわがままを諫めたりと、増長しつつも精神的には成長している。その後は態度が問題でパーティーの信用を失いかけるが、たびたび別の姿で現れるメロプシュムの言葉の真意を知ったことで、更に大きく成長する。ダークロードの策略でユーファに刺されるも、彼女への愛を貫き、その心を取り戻した。最終的にはユーファと想いを通わせ、メロプシュムより授けられた剣によってダークロード(ダークイリュージョン)を倒し、世界を救うに至る。エンディングでは一人前のクルセイダーになった姿を見せた。その指には婚約指輪が光り、隣には最愛のユーファがいた。主に剣士時代に使っていた剣はマーヤから受け取った火属性の両手剣(外見は西洋剣であるが、カタナであるとされている)。クルセイダーになってからは聖騎士団長から譲り受けた片手剣(フランベルジェ)。そして最終決戦では魔女から譲り受けた魔剣を使用。力押しで戦うことが多く、ダメージを受けるか敵を倒すかという戦い方だった。使っていたスキルは、自分の盾を飛ばすシールドブーメラン、盾を構えて敵の攻撃を弾き返すリフレクトシールド、剣を十字に斬って飛ばすホーリークロス、自分のパーティー全員のダメージを自分が代わりに受けるディボーション、自らを犠牲に相手を浄化するグランドクロス。剣士の時に一度だけマグナムブレイクを使用している。
ユーファ
声 - 水樹奈々本作のヒロイン。職業はアコライト。かなり世間知らずなところもあるが、傷ついている人を見ると放っておけず、自分のSPを気にせずヒールの嵐を巻き起こすなど、「人のためになる」と言われると燃える性格である。兄のキーオに甘やかされて育ったのか、洗濯もうまくできず、宿で借りた部屋も散らかっていたりと、生活力はあまり無いようである。アコライト時代は幼馴染のロアンをただの召使いとしてしか見ていない節があり、半ば奴隷のように扱っていた。さらに、クルセイダーに転職して戻ってきたロアンを今までのように召使いのように扱おうとするが自分の言うことを聞かなくなったことで怒るなど、自分勝手で子供のような性格をしている。後にフェイヨンで自分の力の無さを痛感し、プリーストへ転職する。プリースト転職後はロアンを召使いのような扱いをしていたことに反省しロアンの役に立ちたいと思いがんばろうとするが、傲慢で高圧的な態度をとっていたロアンに何度も怒られ、結果的に支援はおろか回復魔法のヒールすらもまったくできなかった。そのために次第に余裕を失っていき、キーオの甘言を徐々に受け入れていってしまい、コモドの戦いの最後にロアンに別れを告げ裏切ってしまう。その後、ダークロードに操られ最終決戦では敵としてロアンたちの目の前に現われるが、自分を信じてくれるロアンの姿と彼の愛に自分を取り戻す。そして最終的にはマグヌスエクソシズムでダークロードを倒す。エピローグではロアンと婚約したようで、エンディングでは指に婚約指輪が光っていた。また、新人の剣士とアコライトを自らのパーティに迎え入れる度量も見せていた。アコライトのときは援護もするが、ホーリーライトを敵にたびたび放ち、結果的にヒールを使わずに終わる場面もあった。プリーストになってからは、ターンアンデッドやマグヌスエクソシズムなど、悪霊退散のための攻撃スキルを身につけている。支援魔法として、相手を守るためのバリア魔法であるキリエエレイソンも使用している。
マーヤ
声 - 桃井はるこアルベルタ育ちのマーチャント(商人)。パーティメンバーの中では最年少。プロンテラ地下水道でロアンたちと出会い、彼らを気に入り旅についてきた。精神面ではかなり大人びていて、ロアンたちの前では猫をかぶった性格で接する。単独行動の多いメンバーの中では計画的に動いており、フェイヨンでは商人系の援軍を呼んだりと活躍をしていた。両親に置き去りにされ、孤児で社会の醜いところばかり見てきたため強欲で、他人は利用することしか考えず、信じられる物は金とポリン族のペットであるポイポイ(声 - 瀧本富士子)だけだった。しかし反面、美点要点も正しく見すえることができる。そのため、たった一人で生きていかなくてはならなかったアルベルタを激しく嫌っていた。だが、アルベルタに帰ってきた際モンスターであるアリスと出会い友達になることで、そのわだかまりも消えることになる。物語の後半では再びアリスと再会するが、ジルタスの策略によりアリスを殺してしまう。そのことでひどく落ち込み、一時は戦闘不能にまで追い込まれてしまうが、自分なりの答えを出し乗り越える。その後、自分と似たような境遇のジルタスを言葉だけで圧倒するほど大きく成長した。最終決戦の際、ゲフェンに置いてかれそうになるが、パーティの全滅の危機に颯爽と助けに現れ、最終決戦でも活躍を見せた。エピローグ後もロアンたちと共に旅を続けている。パーティ全体では性格から誰とでもうまく接していたが、タキウスとは険悪なムードであった。だが、旅を重ねて信頼できるようになり、タキウスの最期の時も直感で察している。エピローグではタキウスのロッドを持っている。商人ながら薬品系の特技を使い、自分からは積極的に戦おうとしないが、斧を主体とした攻撃を行う。また、パーティで2次職になっていない唯一のキャラクターでもあり、エピローグでも商人のままであった。彼女が着ている寝巻きの帽子は、DVD特典を1巻から5巻まで集めた際ラグナロクオンライン内でもらうことができる「ネコミミキャップ」である。このキャンペーンは 2005年11月24日に終了している。
タキウス / キャスリン
声 - 久川綾常に目隠しをつけているマジシャン(魔術師)。本名は「キャスリン」。ロアンたちとはプロンテラで偶然出会い一時は別れるものの、ゲフェンで再会した後に同行する。幼い頃からゼフェルに師事しており、彼を盲信している。タキウスという名も彼から贈られたもの。「真理」を求めるゼフェルに従い行動するが、ロアン達と旅をする中で次第に疑問を抱くようになっていく。そしてフェイヨンでゼフェルの残酷な振る舞いを目にした事で、単に彼の私利私欲を満たす事でしかない事に気付き絶望、ロアン達の前から姿を消す。後にセージに転職した姿で帰還し、パーティーに復帰。その際、自分が求める真理とは違うとゼフェルとの決別を宣言する。その証として、今まで着けていた目隠しを腕に巻いていた。それまでは目隠しを着用していないと「真理」以外のすべてが見えてしまい、魔法を唱えることに集中ができず、動揺して全く動けなくなっていた。こうした精神的脆さの克服と、セージになって力を得た事により、ゼフェルと互角に渡り合うまでに成長。最終決戦ではゼフェルとの激しい闘いの末に和解しかけるものの、ダークロードの策略によりゼフェルと共にロードオブヴァーミリオンの直撃を受け、相討ちとなった。最後のダークロード戦では彼女の持っていた杖がどこからか飛んできて、巨大な破壊力を持ったメテオストームを消滅させている。マジシャン時代は氷系と雷系の魔法のみを使っている。セージ(賢者)転職後はマジシャンの攻撃魔法に加え、長所を生かすための水(氷)系増幅魔法デリュージ、土系魔法、対ゼフェル用に習得したであろうスペルブレイカーとマジックロッドを使用する。彼女の付けている目隠しは「真理の目隠し」としてDVD特典を6巻から9巻まで集めた際、ラグナロクオンライン上でもらうことができた。このキャンペーンは 2006年3月24日に終了している。ゲーム上にある目隠しと違い能力は存在していない。
ジュディア
声 - 荒川美奈子黒肌金髪ハンター。姉御肌で関西弁を話す女性。であるファルコをパートナーにしている。巨乳の持ち主でユーファに好意を抱くロアンからもスケベな目で見られたり、事故とはいえ、胸も触れたこともある。以前迷いの森で矢の練習をしていたところ、山賊たちに捕まってしまった所をイルガに助けられ、以後イルガと共に行動をする。イルガに恋心を抱いており、旅の途中で彼と結ばれ、エピローグでは彼の子供を産んでいる。ハンターの特性を生かした罠設置、鷹の援護、弓術を使いこなすが、弓の精度だけは悪い。
イルガ
声 - 中井和哉寡黙なアサシン。ロアン、ユーファの兄的存在で、キーオとは幼い頃からの親友であり相棒でもあった。彼の意志を尊重し、遠くから二人を見守っていたが、死んだはずのキーオと出会ったことにより危機を感じ、ゲフェンからジュディアと共にロアンたちと合流する。


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