R.I.S.E.
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RISEクリエーション株式会社
RISE Creation Co Ltd
種類株式会社
市場情報非上場
略称RISE
本社所在地 日本
170-0002
東京都豊島区巣鴨2-5-12
ガーベラ巣鴨ビル3階階
設立2011年
業種サービス業
法人番号2013301030126
事業内容格闘技イベントの運営
代表者伊藤隆
外部リンク ⇒RISE公式サイト
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RISE(ライズ)は、キックボクシング興行の一つであり、RISEクリエーション株式会社が主催する。また、当興行で認定される王座を示す語としても用いられる。

2003年2月23日に東京・大森ゴールドジムで開催された『R.I.S.E. 1st』が旗揚げ大会となる。初代WMAF世界スーパーウェルター級王者の伊藤隆が代表を務める。「RISE」の名称は、「Real Impact Sports Entertainment」の略であり、英単語「rise」の「昇る」という意味も掛けている。旗揚げ時の名称は「R.I.S.E.」であったが2009年5月31日の「RISE 55」からドットが外され「RISE」となった[1]

アマチュアキックボクシングの大会「RISE Nova」も定期的に開催し、選手育成および競技人口拡大にも取り組んでいる。

2014年6月から福岡県で定期的に開催する「RISE WEST」や北海道で開催する「RISE NORTH」では地元の選手を起用し、地方創生・地域の活性化に貢献している。

提携するBOUT(北海道)、DEEP☆KICK(大阪府)にてRISE公式戦を定期的に開催している。

各地区でRISEのランキング戦なども行っている。

ラウンドガールはグラビアアイドルやモデルを起用し「R-1SE Force」というユニットを組んでいる。
歴史
設立

2003年2月23日、伊藤隆山口元気、内田康弘が「REAL IMPACT SPORTS ENTERTAINMENT」という興行をプロデュースしてゴールドジムサウス東京ANNEXで行い、旗揚げした。
アマチュア大会

選手育成及び底辺拡大のためにRISEアマチュア大会RISE Nova(旧称 KAMINARIMON)の定期開催を行なっている。主に東京を中心に開催しているが、福岡と北海道でも開催されている。当初、アマチュア大会の名称はKAMINARIMONだったが、一般公募の結果、2019年12月8日の大会からRISE Novaに改名された。
王座認定の開始

R.I.S.E.は2003年の設立以来、トーナメント方式の王者決定戦を除き、独自の王者は認定してこなかった。しかし、ワンデイトーナメントでは、試合の組み合わせや運に試合結果が左右されてしまうことがあるため、通常のワンマッチ形式による王座認定を開始した。開始当初の階級は60kg級、70kg級、ヘビー級の3階級のみで、60kg級と70kg級には独自の名称は付けられなかった。また、ランキングの作成は行わなかった[2]。2008年2月22日、「R.I.S.E. -γ- "R.O.C"」で予選が行われた。同年5月11日、「R.I.S.E. 46 ?THE KING OF GLADIATORs '08?」で王座挑戦者決定戦が行われた。なお、この興行から、興行名にローマ数字を使うことを止め、アラビア数字を使うことになった[3]。同年7月5日、「R.I.S.E. 48 ?THE KING OF GLADIATORs '08?」で王座挑戦者決定戦が行われ、初代王者が決定した。
K-1とのタッグ

2009年3月29日、K-1の中軽量級興行であるK-1 MAXと協力態勢を強化することが発表された。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは現在のMAXのみでは大会数が少ないため、当落線上の選手に経験を積ませたり、新たな人材を発掘するのが狙いであると説明。R.I.S.E.枠の設置や出場決定トーナメントの開催などを構想に盛り込んでいる。また、2010年5月からはRISEオフィシャルルールをK-1に準ずるものに変更される。
JMDへの参加

2010年1月23日、新たに発足される立ち技格闘技の組織「ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ(JMD)」に参加する方向であることが発表された。背景には山口がJMDに参加するムエタイ組織のひとつである「REBELS」の代表就任があった。RISE興行をJMD参加後はプロモーター主催に移して競技の普及に努める。JMD参加表明から約1か月後、RISE初のプロテストが行われた。また、以降の興行では、JMD傘下のM-1ムエタイチャレンジを主催するM-1 MCの協力も受けている。2011年5月にJMDを脱退しているが、2012年12月2日の興行はM-1 MCとの合同開催が発表されている。
RISEコミッション

RISEの競技・大会等はRISEコミッションが評議し管轄している。RISEコミッションは、格闘技に造詣の深い有識者によって構成する競技性・イベントの両立の方針に基づきRISEの競技を統轄する機関。

格闘技を大衆スポーツとして社会に認知されるべく機構及び組織を拡充、強化する事によって健全な格闘技の一層の発展を図り、わが国の格闘技全体の発展と青少年育成に貢献する事を目的として設立します[4]


《RISEコミッション委員》

チェアマン

株式会社大和ヘルス社 代表取締役社長・二宮嘉章


審議・競技委員長

株式会社ミツバ・オーソサプライ 代表取締役・小川清史

株式会社THINKフィットネス 代表取締役社長・手塚栄司
女子王座創設

2011年に女子のタイトルである「RISE QUEEN」創設を発表。2011年11月23日にRENA神村エリカの間で決定戦が行われ、これに勝利したRENAが初代RISE QUEENを戴冠した。その後、RENAが王座を返上し、第2代王座には紅絹との王座決定戦を制した神村エリカが就いた。神村エリカの引退を期にRISE QUEENは休止となったが、2019年9月に寺山日葵が佐藤レイナとの王座決定戦を制して初代ミニフライ級王者となる。現在はアトム級(-46kg)、ミニフライ級(-49kg)、フライ級(-52kg)の王座が制定されている。
BLADE FC創設

2014年、REBELSBigbangとともに「BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP」を創設すると発表した[5]。7月12日の大田区総合体育館で開催された「RISE 100」にて、「BLADE 0(ZERO)」と称したプレマッチを組み込んだ。
女子大会「RISE GIRLS POWER」シリーズスタート

2019年11月8日に女子のみの大会「RISE GIRLS POWER」シリーズをスタートした。新宿FACEでの開催が中心だが、2021年9月12日には後楽園に初進出した。女子のみのキックボクシング大会が同会場で開催されたのは実に26年ぶりのことだった。
GLORYとの提携

2022年1月5日、世界最大のキックボクシング団体GLORYとの提携を発表。
王座一覧
世界バンタム級(55.0kg)

常設王座代名前所属在位期間防衛回数
志朗BeWELLキックボクシングジム2023年3月26日 - 継続中0

世界フェザー級(57.15kg)

常設王座代名前所属在位期間防衛回数
那須川天心TARGET/Cygames2018年6月17日 - 継続中0

世界スーパーライト級(65.0kg)

常設王座代名前所属在位期間防衛回数
ペットパノムルン・キャットムーカオKiatmoo92022年8月21日 - 2023年12月16日0
2チャド・コリンズ(英語版)Strikeforce2023年12月16日 - 継続中0

DEAD OR ALIVE TOURNAMENT

トーナメント氏名所属日付興行(階級)
阿部勝
クロスポイント2003年12月23日R.I.S.E. Dead or Alive Tournament(-70kg)
菊池浩一寝屋川ジム2004年12月19日R.I.S.E. DEAD or ALIVE Tournament '04(-70kg)
高江達二アイアンアックス2005年12月18日R.I.S.E. DEAD or ALIVE Tournament '05(-70kg)
尾崎圭司チームドラゴン2006年12月17日R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '06(-70kg)
龍二リアルディール2007年12月16日R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT '07(-70kg)
内藤大樹BELLWOOD FIGHT TEAM2017年11月23日DEAD OR ALIVE 2017 -57kgトーナメント
原口健飛FASCINATE FIGHT TEAM2020年10月11日DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント
志朗BeWELLキックボクシングジム2020年11月1日DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメント
風音TEAM TEPPEN2021年9月23日DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント

RISE WORLD SERIES

トーナメント氏名所属日付興行
那須川天心TARGET/Cygames2019年9月16日RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament
白鳥大珠TEAM TEPPEN2019年9月16日RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament
田丸辰TRY HARD GYM2023年12月16日RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament

FLASH to CRUSH TOURNAMENT

トーナメント氏名所属日付興行
水谷秀樹スクランブル渋谷2006年6月25日R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '06
TURBΦ (キックボクサー)FUTURE_TRIBE ver.OJ2007年6月17日R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07

MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT

トーナメント氏名所属日付興行
マグナム酒井士魂村上塾2006年9月24日R.I.S.E. MIGHTY EIGHTY TOURNAMENT '06

G-BAZOOKA TOURNAMENT

トーナメント氏名所属日付興行
百瀬竜徳TARGET2005年6月19日R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '05
アレックス・ロバーツ空柔拳会館2006年3月26日R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT '06


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