コムソモーレツ・タターリイ
R-265
U154 カホーウカ
2007年8月14日、セヴァストーポリにおける
U154 カホーウカ(左側)
艦歴
コムソモーレツ・タターリイ
Комсомолец Татарии
竣工1980年 スレドネ=ネーフスキイ造船工場
U154 カホーウカ(ウクライナ語: U154 Каховка カホーウカ)は、ウクライナのミサイル艇(Ракетний катер)である。艇名は、中部ウクライナの都市カホーウカに因む。 U154 カホーウカは、ソ連時代に206MR号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇の8番艇として建造された。建造時の名称は、「タタールのコムソモール員」という意味のコムソモーレツ・タターリイ(ロシア語: Комсомолец Татарии カムサモーリェツ・タターリイ)で、スレドネ=ネーフスキイ造船工場
概要
建造
ソ連が崩壊すると、共産主義的な名称は嫌われコムソモーレツ・タターリイはR-265(Р-265 エール・ドヴィェースチ・シヂスャート・ピャーチ)に改称された。 ソ連崩壊後、黒海艦隊に所属していた206MR型大型ミサイル艇の帰属はロシア海軍とウクライナ海軍の間で争われることになった。最終的に、R-265は1995年12月30日付けでロシア海軍を除籍となった。ウクライナ海軍へ編入されたR-265は、1996年1月10日には、中部ウクライナの歴史ある都市に因んでU154 カホーウカと改称された。 その後、ウクライナ海軍では財政的な事情と艇自体の老朽化により206MR型ミサイル艇の退役を進めた。結局、グルジアに譲渡されたU150 コノトープを除いては、稼動状態に置かれたのはU154 カホーウカとU153 プルィルークィのみであった。これら残る2 隻も2007年中には除籍される予定であったが2008年まで運用され[1]、事実2008年8月には、南オセチア紛争に派遣されてセヴァストーポリに帰港したロシア艦隊に対し出動した。2012年に退役、スクラップ化された。
独立ウクライナ
脚注[脚注の使い方]^ ⇒М?сто Прилуки
関連項目
初代コムソモーレツ・タターリイ(205号計画型)
外部リンク
⇒Фотоальбом :: Ракетный катер "Каховка" ВМС Украины (U154 カホーウカの画像集) (ロシア語)
⇒М?сто Прилуки (ウクライナ語)
⇒газета Флот Укра?ни::Головна стор?нка - Анонси (ウクライナ語)
⇒Украинская Армия / Прилуки проект 206МР "Вихрь" (ロシア語)
⇒Ракетные катера, проект 206МР (ロシア語)
⇒RusArmy.com - Ракетный катер проекта 206.МР "Вихрь" (ロシア語)
⇒Ракетный катер Р-265 Черноморского Флота (黒海艦隊の公式紹介ページ) (ロシア語)
⇒santexnick: Корабли и суда ВМС Украины 1992-20 (ロシア語)
⇒Севастополь.ws :: Форумы :: Просмотр темы - Корабли и суда ВМСУ - 1992-2006 (ロシア語)
⇒Русская Сила / Надводные боевые корабли и катера ЧФ 1990-2002 гг. (ロシア語)
表
話
編
歴
206号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇
ウクライナ海軍
ソビエト連邦海軍
ロシア海軍
206号計画型
R-27
R-50
R-221
R-254
R-260
R-262
R-265
R-251
R-15
R-25
R-30
206.6号計画型
R-44
ウクライナ海軍艦艇一覧
ソ連・ロシア海軍艦艇一覧
表
話
編
歴
ウクライナのミサイル艇
ウクライナ海軍
206MR号計画「ヴィーホル」型大型ミサイル艇
U150 コノトープ
U151ツュループィンシク
U152 ウーマニ