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QuickTime
開発元Apple
最新版macOS版7.6.6[1]
Windows版7.7.9 / 2016年1月7日 (8年前) (2016-01-07)(PST)
対応OSMac OS X v10.6.3 / v10.7
Windows Vista / 7
プラットフォームIA-32
サポート状況Windows版は終了[2][3][4][5]
種別マルチメディアフレームワーク
ライセンスプロプライエタリ
公式サイト ⇒Apple - QuickTime
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QuickTime Player
作者Apple
最新版10.5
使用エンジンAVFoundation
対応OSmacOS Sonoma
サポート状況継続中
ライセンスプロプライエタリ
公式サイトQuickTime Player ユーザガイド
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QuickTime Movie拡張子.mov .qt
MIMEタイプvideo/quicktime
タイプコードMooV
UTIcom.apple.quicktime-movie
マジック
ナンバーMOVImoov****mvhd
MOVImoov****cmov
MOVImdat
開発者Apple
種別メディアコンテナ
包含物動画、音声、テキスト
QuickTime(クイックタイム)は、かつてAppleが開発していたマルチメディア技術である[6]。音楽、動画、画像、テキストデータなどを取り扱うことができる。
なお、Mac OS X v10.6に搭載されているQuickTime XはiOSのマルチメディア技術をベースに作られたもので、従来のQuickTimeとは基本的に別物のシステムである。詳細はQuickTime Xを参照。
後継技術は、AVFoundationである[7]。 QuickTimeを広義の意味で使うと、マルチメディアの技術に加えて、メディアプレーヤーはQuickTime Player(旧Movie Player)、メディアデータの編集、変換、保存が行えるソフトウェアはQuickTime Player Pro(旧Movie Player Pro)も含まれる。なお、QuickTime Playerは無料で利用できるが、QuickTime Proにアップグレードする場合は有料となる。なおQuickTime本体は通常版、Proとも全く同等のモジュールベースであるため、自らプログラミングを行なえばPro相当の機能が使えるほか、macOSであればAppleScriptからも制限なく機能を利用できる。iLifeでも利用されている。ただし、無料配布であってもライセンス料が発生する特許技術(AACなど)に関しては、Proからでないと利用できない。 狭義の意味では冒頭で示した通り、技術そのものを指す。 QuickTime自体はライブラリであり、AppleのソフトウェアであるiTunesやFinal Cut Proといったマルチメディア系アプリケーションの動作の中核を担っている。その他、デジタルカメラやデジタルビデオカメラは、写真や動画の撮影や再生にQuickTimeを使用しているものも多い。QuickTimeのファイル(movコンテナ)は、トラックと呼ばれるレイヤー構造により、動画・音声のみならず、テキストトラック、チャプタトラックなどを含むことができるが、この構造はMPEG-4のファイルフォーマットであるMP4やJPEG 2000のファイルフォーマットであるJP2などに採用され、そのベースとなっている。 1991年12月2日、Macintoshを中心とした展示会であるMACWORLD EXPOで、当時のAppleのCEOジョン・スカリーの基調講演で発表される。同時にQuickTimeコーデックを採用したアプリケーションとして、Adobe Premiereも発表された。 1998年リリースのQuickTime 3ではストリーミング再生の機能を加え、1999年に登場したQuickTime 4からはMP3 フォーマットに対応したほか、QuickTime for Javaが加わり、Java アプリケーションからQuickTimeの機能を使えるようになった。2000年にリリースされたQuickTime 5では、Macromedia Flashのサポートを加えた。 2002年にリリースされたQuickTime 6以降、QuickTimeをもととした国際標準の採用により、よりオープンな規格へと方針を変更している。QuickTime 6ではMPEG-4が採用され、QuickTime 7ではH.264が新たに採用されており、圧縮効率でも標準化の側面でも大幅な進化を遂げている。また、QuickTime 6.3では3GPP、QuickTime 6.5では3GPP2に対応しており、かつての第三世代携帯電話向けコンテンツの標準ツールの一つであった。 Mac OS X v10.2への対応は、QuickTime 6.5.3[8]まで、Mac OS X v10.3への対応はQuickTime 7.5[9]まで、Mac OS X v10.4への対応はQuickTime 7.6.6[10]までである。 macOS 10.15 CatalinaではQuickTime 7フレームワークと32ビットアプリケーションはサポートされないため、QuickTime Player 7を使用することはできない。 2016年4月、QuickTime Windows版のセキュリティアップデート提供が終了したことが明らかになった[2][3]。2016年4月16日、米国コンピュータ緊急事態対策チーム (US-CERT) は、AppleによるQuickTime Windows版のセキュリティアップデート提供終了に伴うアンインストール推奨情報を発表した[4]。2016年4月20日AppleはQuickTime 7 for Windowsのサポート終了を告知した[5][11]。 尚、Windows 95への対応はQuickTime 5.0.5まで、Windows 98及びMeへの対応はQuickTime 6.5.2まで、Windows NT 4.0への対応はQuickTime 6.1まで、Windows 2000への対応はQuickTime 7.1.6[12]までである。2015年、Windows XPに対してはQuickTime 7.7.6をもって対応終了となった。 macOSではClassic Mac OSから移植・整理されたAPI、Carbonで構築、提供されている。
概要
歴史
対応するOS
API
Size:52 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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