QR・バーコード決済
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.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}この項目ではQRコード決済に限定せず、バーコード決済も含めたコード決済全般について説明しています。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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信頼性問題があるかもしれない資料に基づいており、精度に欠けるかもしれません。(2019年6月)


バーコードQRコードが表示されるスマホ決済の例(メルカリメルペイ

QRコード決済(QRコードけっさい)は、QRコードを用いた電子決済システム。スマートフォンを用いた決済システム「スマホ決済」の一つであるコード決済の一種[注 1]
概要

ユーザーがスマートフォンのアプリ上にQRコードやバーコードを表示して、店側がバーコードリーダーやカメラなどで読み取って支払う、あるいは店頭レジに掲げられている専用QRコード(二次元コード)をスマートフォンのカメラで読み取って支払いをするというものである。このほかにも、水道料金や通信費などのコンビニ払込票が送られてきた場合に、アプリで払込票に掲載されているバーコードを読み込んで支払う方法もある。

電子決済の形態としては、コード決済自体にサーバ型電子マネーを内包するもの(決済手段の電子化)、クレジットカード等(デビットカード、国際ブランドプリペイドカードの一部を含む。以下同じ)と紐付けて当該カードの決済のトリガーとするもの(決済方法の電子化)、およびこれらの両方の機能を備えるものがある。前者については事前チャージが必要となるプリペイド形と、後日まとめて請求が行われるポストペイ形(或いはその両方)があり、プリペイド形は消費者間(CtoC)でコード決済用のチャージ残高の一部をやり取り(送金機能)できるもの、さらにはコード決済用のチャージ残高が非接触型決済の残高と共有ができるようになっている。QRコード決済に対応した武漢地下鉄の改札口
歴史

2001年3月にNTTドコモ日本コカコーラ伊藤忠商事の3社がiモード端末を使った自動販売機向け決済システム「i-vending Project(仮称)」の実証実験を行うと発表[1]。2001年9月に「Cmode」として実証実験が開始された[2]。携帯電話の画面に表示させたQRコードを自動販売機(シーモ)側が読み取ることで、サーバー上にある口座にお金をチャージしたり、そのお金を使って飲み物を購入することができる。その後、2002年4月に正式にサービスが開始され、Cmode対応自動販売機が全国に設置された。しかし、2004年6月に発表されたおサイフケータイに対応した自動販売機「シーモ2」が登場すると、利用客は手間のかからないFeliCaを利用した電子マネーに移行したため、2011年3月にサービスを終了した。

一方、2000年代の中国本土では普及し[3]、その後各国に広がりを見せた。中国でWeChatなどのコミュニケーションアプリを展開するテンセントは、2014年にWeChat PayというQRコード決済サービスを展開し、中国国内でアリペイに次ぐ高いシェアを獲得した[4]

日本では、PayPayが会計の20パーセントを還元し、合計100億円を提供するキャンペーンを行ったことにより、後発にも拘わらず一気に首位に上った[5][要検証ノート]。

2019年には日本国内における共通規格としてJPQRが提唱されており、同年8月より同規格の一部について主要プロバイダが対応を開始する予定である。

なお、中小の店舗にまでクレジットカード決済がすでに普及しているアメリカでは、2022年現在ほとんど使われておらず、普及する見込みは立っていない。
システム

決済時の手続きの方法により、以下の2方式に分けられる。
ユーザースキャン方式
店舗提示型(Merchant-Presented Mode、MPM)とも呼ばれる
[6]。店舗側が提示するQRコードを客が読み取り、会計金額を入力後、店員の確認を経て確認ボタン等を押すと決済が完了する。QRコードには基本的に店舗(支払先)の情報のみが埋め込まれているが、金額情報が埋め込まれたQRコードの場合は、金額を入力する必要がない[7]。基本的には紙に印刷されたQRコードを設置する(或いは店側手持ちのスマートフォン・PC・タブレット端末にQRコードを表示させる)だけで導入可能なため、店舗側の導入コストが低い。紙のQRコードを表示する方式であれば、電源の取れない無人店舗などでも導入可能。
ストアスキャン方式
利用者提示型(Consumer-Presented Mode、CPM)とも呼ばれる
[6]。客側がスマートフォンを操作して専用アプリを起動し、アプリ内に表示させたQRコード・バーコード(以下、総称して「QRコード等」と言う。)を、店舗側がコードリーダーで読み取る[7]。店舗側の決済速度は比較的速いが、コード決済システムと連携したPOSレジシステム(対応する光学リーダー、またはタブレットスキャナー)が必要なため、導入コストは高くなる。

また、ユーザー側の決済方法について、以下の3通りがある[7]
事前チャージ
アプリ側にて事前に残高を設定し、その残高の範囲で決済を行う。チャージ可能なコード決済へのチャージ方法の例として以下のようなものがある。

連携した金融機関口座からのチャージ

登録したクレジットカード等からのチャージ

金融機関またはコンビニ店頭のATMを用い現金等によるチャージ

コンビニ店頭レジで現金等によるチャージ

即時払い
決済手続きと同時に、事前に設定したクレジットカードや銀行口座からの引き落としを行う。
後払い
決済分を後日まとめて請求するもの(クレジットカードの支払いと同様)。
支払いシステムの補足
NFC(Type-A/B)、FeliCa(Type-F)、国際ブランドのプリペイドカードなどを発行し、コード決済用のチャージ残高を他の決済プラットフォームで支払いできるプロバイダもある。
メリット
導入コスト
信用照会端末などの機械類が設置不要であり、ユーザースキャン方式であれば紙に印刷されたQRコードを設置するだけで導入可能なため、クレジットカード等と比べ加盟店の導入コストが低い傾向にある[8]クレジットカード電子マネー等の導入が難しい中小の店、個人経営店でも導入ハードルが低い[3]
詳細な顧客情報の把握と販売促進
ストアスキャン方式の場合、アプリ内のバーコードに顧客情報が付加されることで「どの顧客がいつどの商品を購入したか」を店舗側が詳細に把握することができるため、現金等による決済と比べ店舗側にとっては売れ筋商品の傾向の把握や顧客の動向をつかみやすくなる[9]。またアプリ画面上に店舗情報などを通知させる機能を活用して、顧客の来店誘導を促す事が可能になる。これらは従来のクレジットカードやICカード型電子マネーでは実現が難しいとされてきた[10]
セキュリティ
「コード決済に関する統一技術仕様ガイドライン」(「JPQR」参照)では、端末側に表示するQRコード等はワンタイム仕様が求められており、発行されたバーコードは限られた短い時間で一度きりしか決済が通らない仕組みとなっている。一定時間経過するかリロードすると、強制的にバーコードが更新される。


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