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Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)とは、ソニー・松下電器産業(現:パナソニック)・シャープなどが「Blu-ray Disc Association」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する新世代光ディスク規格である。
一般的な略称は「BD」もしくは「ブルーレイ」。大きさ(直径12cm、厚さ1.2mm)についてはCD・DVDと共通である。企画段階から従来のCDやDVDも使用できる製品として開発が進められたため、多くのBlu-ray Disc対応機器ではピックアップが3波長化されている。このため従来からのCDやDVDをBDドライブで取り扱うことは可能なのだが、逆は不可能である。現在、民生用BDプレーヤー / レコーダー製品の開発においてはCD-DAとDVD-Video、BDMVの再生を必須の機能としている。405nmの青紫色半導体レーザーと0.1mmのカバー層の光ディスクを使うことでレンズのNA値を(0.65から0.85に)上げ、DVDの5倍以上の記録容量(1層25GB、2層式ディスクの場合は50GB)を実現している。これにより1層のディスク (25GB) でも地上デジタル放送(1440×1080i, 16.8Mbps)クラスなら3時間強、BSデジタル放送(1920×1080i, 24Mbps)クラスで2時間強のハイビジョン映像を収録することが可能となった。25GB/50GB/100GBのディスクは既に開発済みであり、TDKが8層200GBの試作に成功している。近い将来、こうした大容量のディスクが取り扱える製品が発売される可能性が大いにある。
BDは後述のように1枚のディスクの多層化による200 - 400GB程度の大容量化が可能であり、ソニーなどは「光ディスクの最終形態」と言ったフレーズで商品展開を行っている。なお名称が「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」になっているのは「Blue-ray Disc」とすると、英語を公用語とする世界の国(いわゆる英語圏)では「青色光(で読み取る)ディスク」を意味する一般名詞と解釈されて商標としての登録が認められない可能性があるためである。もっと読む→
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