ウィキポータル 歴史学は歴史学分野のポータルです。 史料(しりょう)とは、歴史を考察する上で手がかりになるもののことで、紙に文字で書き記された文献や、考古学上の遺跡、遺物、イメージ史料となる絵画、写真、オーラル・ヒストリー、伝承などを含む。歴史家が歴史を研究・記述する際に用いるあらゆるものが史料である。(紙の代わりに古くは木簡・竹簡、粘土板、石板などにも書かれたが、これらは伝世品
お知らせ[編集]
2006年6月18日、ウィキポータル 歴史学を試行リリースしました。
2007年6月28日、Portal:歴史学/百科事典にあるべき項目100欄を新設しました。
2015年12月14日、正式リリースしました。
歴史学者より歴史家は常に物語を語ってきた。トゥキディデス、タキトゥスからギボン、マコーレーにいたるまで、生き生きした気品のある文体で叙述を書き上げることが、歴史家の野心の最高の目標であると、常に看做されていた。歴史学は修辞学の一分野と考えられていた。ところが過去50年というものは、物語をするというこの機能は、自分こそ専門職の先頭に立つと自負しているいわゆる「新しい歴史家」の実践家のあいだでは、すっかり不評に陥ってしまった。ローレンス・ストーン
特集項目[編集]
関連項目:歴史学-史料批判-文献学
新着記事より[編集]
文化史(ぶんかし)は、さまざまな時代と地域における精神・文化的な人間活動の研究と、その記述である。文化史は、直接的には政治史または国家の歴史には関わらず、文化史では、年代は政治史の場合ほどの重要性はもたない。文化史の概念は18世紀に遡り、人類の絶えざる文化的な発展という啓蒙主義(ヴォルテール)の信念に基づく。 ドイツのロマン主義(ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー)においてはあらゆる慣習的な活動を……もっと読む
主要項目[編集]
歴史哲学 - オーラル・ヒストリー - 言語論的転回 - 歴史理論 - ミクロヒストリー - 世界システム論 - 歴史学者
国史 - 政治史 - 外交史 - 経済史 - 社会史 - 文化史 - 民衆史 - 女性史 - 史学史 - 地方史 - 科学史 - 医療史 - 宗教史 - 図書史 - 芸術史 - 言語史
史料批判 - 歴史人口学 - 歴史地理学 - 歴史心理学 - 歴史経済史
主要カテゴリ 歴史学 日本の歴史学 逸書 学士(歴史学)取得者 起源・発祥 偽史 紀年法 教会史 古文書 固有名詞学 歴史関連資格 史学史 時代区分 写本 聖書研究 博士(歴史学)取得者 博士(歴史民俗資料学)取得者 マルクス主義 歴史学者 歴史観 歴史事典 歴史資料 歴史人口学 歴史理論
読書案内[編集]
読書案内
入門書
歴史理論
日本史
東洋史
西アジア史
西洋史
アフリカ史
南北アメリカ史
歴史入門
E・H・カー『歴史とは何か』岩波書店、1962
マックス・ヴェーバー『歴史学の方法論』講談社、1998
望田幸男・芝井敬司・末川清著『新しい史学概論』新版、昭和堂、2002
小田中直樹『歴史学ってなんだ?』PHP研究所、2004
福井憲彦『歴史学入門』岩波書店、2006
遅塚忠躬『史学概論』東京大学出版会、2010
山根幸夫他編『近代日中関係史入門』増補版、研文出版、1992
歴史理論
小田中直樹『歴史学のアポリア ヨーロッパ近代社会史再読』山川出版社、2002
工藤庸子『ヨーロッパ文明批判序説』東京大学出版会、2003
史学会『歴史学の最前線』東京大学出版会、2002
日本史
村井章介『東アジアのなかの日本文化』日本放送出版協会、2005
藤田覚『近世後期政治史と対外関係』東京大学出版会、2005
東洋史
西嶋定生『古代東アジア世界と日本』岩波書店、2000
岡崎文夫『魏晋南北朝通史』(内編)平凡社、1989
陳寅恪『隋唐制度淵源略論稿』
宮崎市定『科挙』秋田屋、1946
坂野正高『近代中国政治外交史』東京大学出版会、1973
小野川秀美『清末政治思想研究』みすず書房、1969
概説書
『中国の歴史』シリーズ、講談社(旧:1974-、新:2004-)
松丸道雄他編『世界歴史大系 中国史』シリーズ、山川出版社、1996-2003
冨谷至・森田憲司編『概説 中国史』上・下、昭和堂、2016
研究入門
島田虔次他編『アジア歴史研究入門』同朋舎、全6巻、1983
山根幸夫他編『中国史研究入門』上・下、山川出版社、1983(91年増訂版)
礪波護他編『中国歴史研究入門』名古屋大学出版会、2005
イスラーム史
羽田正『イスラーム世界の創造』東京大学出版会、2005年
西洋史