PlayStation_VR
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PlayStation VR

メーカーソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE)
種別ゲーム用周辺機器
世代第8世代
発売日 2016年10月13日
次世代ハードウェアPlayStation VR2
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PlayStation VR(プレイステーション ヴィーアール[1]、略称: PS VR[2])は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(略: SIE)[補足 1]2016年10月13日に発売したPlayStation 4 (PS4) とPlayStation 5 (PS5) 用バーチャル・リアリティヘッドセット
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

有機EL (OLED) 1920×1080ディスプレイ[補足 2]、RGB部分画素配列で、コンテンツを最大120fpsで表示できる[3]

2016年、第3回Yahoo!検索大賞 プロダクトカテゴリ 家電部門賞を受賞[4]

全世界累計売上台数が2019年の時点で500万台を達成[5]
マーケティング

最初にデモンストレーションされたのは『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』で『ザ・キャッスル』がプレイされた時で2014年のE3の間もプレイできた[6]。2014年11月にラスベガスで開催された『ソニー・プレイステーション・エクスペリエンス・エキスポ』にも登場した[7]
セット内容
PlayStation VR (CUH-ZVR1/CUH-ZVR2)
VRヘッドセットプロセッサーユニットステレオヘッドホンVRヘッドセット接続ケーブル
[補足 3]HDMIケーブルUSBケーブルACアダプター(CUH-ZAC1)電源コード
PlayStation Camera (CUH-ZEY1J/CUH-ZEY2J)

DUALSHOCK 4 (CUH-ZCT1J/CUH-ZCT2J)

PlayStation Move モーションコントローラ (CECH-ZCM1J/CECH-ZCM2J)

歴史

PlayStation VRの歴史を、その実現へと繋がった技術や、それを念頭に開発した周辺機器も含めて解説する。

ソニーヘッドマウントディスプレイの技術は1990年代に遡る。1997年、ソニーはヘッドマウントディスプレイの世界初の商品化であるグラストロンを発売した[8]

2014年の早い時期のことだが、(旧)ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)の研究開発技術者のアントン・ミハイロフは『自分のチームは " プロジェクト・モーフィアス" の仕事をかれこれ3年以上している』と語った。なおアントン・ミハイロフによると、" PlayStation 3向け周辺機器 " であったPlayStation Moveというのは、その公表は(PS4のPS VRの公表よりずっと以前の)2009年6月であったにもかかわらず、当時まだこの世に存在していなかった「未来のヘッドマウント・テクノロジー」のことを念頭に置きつつ設計されたのだという。「VRは当時まだコモディティ化していなかったが、我々はMoveがVRのコントローラとなるように仕様を決定し、そして製作した。我々は技術者であるので、これが正しいんだ、とだけ言った。当時、コンシューマ(一般消費者)向けの(VRの)プロジェクトで(MoveのVR機器としての動作検証の)作業をできるようなものは存在しなかったが、我々は、それ(未来に実現させるであろうコンシューマ向けVR装置)をまさに思い描きつつ、Moveを設計したのだ」とミハイロフは述べた[9]2014年のGame Developers Conferenceでプロジェクト・モーフィアスをデモンストレーションする男性。

「プロジェクト・モーフィアス Project Morpheus」は2014年3月のGame Developers Conference(GDC)において正式に発表され、その試作機も披露された。旧SCEワールドワイド・スタジオ代表取締役会長の吉田修平はプロジェクト・モーフィアスについて「PlayStationから提供させていただく次段階のイノベーションであり、これはゲームの未来となるものだ」と述べた[10]

旧SCEは2015年のGDCでも新情報を発表し、公式サイトに今後の公式予定[11]と更新された仕様を掲載した[12]

2015年9月15日(日本標準時)、『SCEJA Press Conference2015』において、正式名称が「PlayStation VR」に決定したことが発表された[13][1]

2016年3月15日(太平洋標準時)、GDCにおいて、全世界(日・欧・北米)で2016年10月に発売予定であることが発表された[14]

2022年1月5日、後継機となる『PlayStation VR2』を発表した[15]
ハードウェア

いずれの機器やPS VR対応ゲームも、PS VR2とは一切の互換性を持たないが、PS5でも接続が可能。
VRヘッドセット

HDMI端子、および独自端子の二つの端子で接続するPS VRの実際に画面が映る部分。ヘッドセットには頭に確実に装着するため、締め付けるためのベルトパーツが存在し、一度装着した後にヘッドセット背面のボタンを押しながらダイヤルを回すことで調整が可能。また、ヘッドスコープはCUH-ZVR1はスコープ下、CUH-ZVR2はスコープ上にあるボタンを押すことでスコープと目の距離を離すことが可能。光が入らないように、着脱可能なゴムカバーが取り付けられている。CUH-ZVR1ではヘッドセットにつながるケーブルにある4つのボタンの一番上、CUH-ZVR2ではスコープ下にあるボタンが電源ボタンであり、PS VR側から電源を入れるとPS4(PS5)も電源が入る。映像の軸はOPTIONに該当するボタンを長押しすることで調整できる。スコープのレンズ部分には正しくヘッドセットを取り付けたかどうかを判定するセンサーが存在。スクリーンは有機ELで、画質は二枚の画面をすべて含めると1920×1080。CUH-ZVR1ではVRヘッドセット専用の延長ケーブルが同梱されていたが、CUH-ZVR2ではケーブルの長さがヘッドセットに統合。CUH-ZVR2はイヤホンをヘッドセットの横に固定することも可能。
プロセッサーユニット

PS4から出力されるHDMI、テレビに出力するHDMI、PS4と接続するためのUSB MicroB端子、独自規格のACアダプター用の端子の四つで接続するPS VRの拡張ユニット。CUH-ZVR1ではHDMI端子とVRヘッドセットを接続する箇所を外枠のスライドカバーで覆い隠すことができたが、CUH-ZVR2ではスライドカバーが廃止された。電源を供給しなければ、プロセッサユニットを正しく接続していても、テレビに画面を映すことができない。電源が供給される間、プロセッサユニットのファンは常に回転し、前面のLEDはPS4(PS5)の電源が切れているとき(レストモードも同様)は赤色、起動中は白色に点灯する。
ステレオヘッドホン

マイク機能はないが、向きが表記されている。PS VRに同梱されたヘッドホンだけでなく、従来のヘッドホンも端子が同じなので挿入可能。挿入する箇所はCUH-ZVR1ではケーブルの途中にあるボタンの横、CUH-ZVR2はヘッドセットの後方。
PlayStation Camera

PS VRのすべてのゲームで必須。二つの双眼カメラを使用し、VRヘッドセット、DUALSHOCK 4,PlayStation Move モーションコントローラー、PlayStation VR シューティングコントローラーのLEDを使ってポインターと位置の検知を行う。PS VRのプレイ中にマイクを使う場合は通常PlayStation Cameraの入力となる。PS5用HDカメラはPS VRを想定したものではないため使用不可。PS5に接続する場合は、無償でインターネット上からプロセッサユニットの製造型番を入力することでもらえる「PlayStation Camera アダプター」を使用し、USB接続することで使用が可能。
DUALSHOCK 4

モーションコントローラーを使用しないほぼすべてのPS VRのゲームで必須。ライトバー機能を活用できる。DualSenseで代替することはできない。
PlayStation Move モーションコントローラー

2016年以前に発売のものと、2017年以降発売のもので互換性やデザインが大きく異なるが、基本的には両方とも使用が可能。二つのモーションコントローラーが必須になるソフトも存在。逆にPS VR内でモーションコントローラーを使用しない作品では、モーションコントローラーを本体に接続していてもライトバーが付かなくなる。
PlayStation Move ナビゲーションコントローラー

Chess Ultra、Dream Match Tennis VR、Stunt Kite Masters VRでのみ使用。
PlayStation VR シューティングコントローラー

一部作品で使用。銃型で、十字ボタンやL1,L2も存在。
PlayStation VRの装着手順

以下の手順を踏んでPS VRをPS4(PS5)に接続する必要がある。
外箱を開けてすべてのケーブル・機器を取り出し、ケーブルの番号を確かめる。

PS4のAUX端子にPlayStation Cameraを接続し、カメラの位置を調整する。PS5の場合は、PS5背面の
USB3.0端子に無償配布された「PlayStation Camera アダプター」に接続したPlayStation CameraをUSB経由で接続する。

PS4(PS5)に接続された、テレビに繋がっているHDMIケーブルを外す。

そのHDMIケーブルを、プロセッサユニットの「HDMI TO TV」の端子に接続する。

プロセッサユニットの「HDMI TO PS4」端子とPS4(PS5)の映像出力端子にHDMIケーブルをもう一本用意して接続する。

プロセッサユニットのUSB MicroB端子とPS4(PS5)のUSB TypeA端子をUSBケーブルで接続する。

プロセッサユニット用ACアダプターに電源ケーブルを接続し、予めコンセントに接続。

プロセッサユニット用ACアダプターの端子をプロセッサユニットに接続し、プロセッサユニットのLEDを赤色に点灯することを確かめる。

プロセッサユニットの位置を調整したあと、プロセッサユニット前面の2つの端子にPlayStation VRヘッドセットのケーブルを、(CUH-ZVR1の場合は必要に応じて延長ケーブルも経由しながら)接続する。

ヘッドセットのスコープをかぶり、ヘッドセットのヘッドホン端子にイヤホンを接続し、耳に装着する。

PS4(PS5)の電源を手動、またはPS VRヘッドセットの電源ボタンで起動させる。その後、初期設定画面が表示される。

初期設定画面の案内に従い、ヘッドセット背面のダイヤル、スコープ付近のボタンでヘッドセットの締め付けを調整し、周りの環境を確かめる。

DUALSHOCK 4などの必要に応じたコントローラーをペアリング・接続する。初回接続時に「キャリブレーション」によるポインターの設定が表示されるため、PlayStation CameraにコントローラーのLEDを向けて設定を行う。

必要に応じて設定画面からPlayStation Cameraやヘッドセットの調整を行う。PS VR対応コンテンツの起動時はヘッドセットの電源を入れ直す必要があることもある。

対応ソフト

(発売順、†印のタイトルは、アップデートあるいは追加コンテンツのダウンロードにより対応)

発売日タイトル発売元備考
2015年11月19日
Star Wars バトルフロントエレクトロニック・アーツ† 2016.12.07リリースの追加コンテンツ「STAR WARS バトルフロント ROgue One:Xウィング VRミッション」(無料)をPlayStation Storeでダウンロードすることでプレイ可能。
2016年03月24日デッド オア アライブ エクストリーム3 フォーチュンコーエーテクモゲームス
2016年03月24日トラックマニア ターボユービーアイソフト
2016年08月25日初音ミク -Project DIVA- X HDセガゲームス
2016年10月13日PlayStation VR WORLDSSIE
2016年10月13日RIGS: Machine Combat LeagueSIE
2016年10月13日ライズ オブ ザ トゥームレイダースクウェア・エニックス
2016年11月17日DRIVECLUB VRSIE
2017年01月26日バイオハザード7 レジデント イービルカプコン
2017年03月09日クロワルール・シグマPLAYISM
2017年03月16日閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASHマーベラス
2017年03月23日イーグルフライトユービーアイソフト
2017年06月01日鉄拳7バンダイナムコエンターテインメント
2017年06月22日FarpointSIE
2017年06月29日Starblood ArenaSIE
2017年08月24日新次元ゲイム ネプテューヌVIIRコンパイルハート
2017年10月14日V!勇者のくせになまいきだRSIE
2017年10月19日グランツーリスモSPORTSIE
2017年12月14日The Elder Scrolls V: Skyrim VRベセスダ・ソフトワークス
2017年12月14日GUNGRAVE VRIGGYMOB
2017年12月19日ホームスターVR for PlayStationVR[16]株式会社ポケット
2017年12月21日Doom VFRベセスダ・ソフトワークス
2017年12月21日A列車で行こうExp.アートディンク
2018年01月11日しあわせ荘の管理人さん。ディースリー・パブリッシャー
2018年01月18日ATV ドリフト&トリックス3goo
2018年02月22日サマーレッスン ひかり・アリソン・ちさと3in1基本パックバンダイナムコエンターテインメント
2018年03月22日ARK ParkSNAIL GAMES
2018年04月26日Bravo TeamSIE
2018年04月26日実況パワフルプロ野球2018コナミデジタルエンタテインメント


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