PlayStation_3
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ただし、2022年ごろでPSP→PS3間の購入したゲームデータ転送は不可能となった。[50]

PlayStation Store上から「アドホック・パーティー」をインストールすれば、PSP(または、PS Vita上のPSP互換対応作品、PS Vitaの一部作品)のアドホックモードに対応したゲームで、PSPのローカルマルチプレイ用のサーバーをインターネット回線上に構築できた。ただし、CECHB00モデルのみアドホック・パーティーを使用できない。

PSP Remasterに対応したPS3用作品をディスク(PS3用BD-ROM)、またはダウンロード版でプレイできる。ただし、画質やゲーム本編の内容は完全にPSP版と同じものであり、ゲームデータは強制インストールとなる。[51]なお、PSP用のゲームデータを使いまわした本編をPS3上でプレイできるコンテンツの「PS3 Minis」とは別物で、Minisの作品は日本リージョンのPS3本体でプレイできない。

PS3本体とPSP本体を有線接続してPSP本体のデータをPS3上に登録させた後、PSP本体からリモートプレイが起動できる。[52]

PS3本体とPSP go本体、USBケーブル二本を使用すれば、PSP goにDUALSHOCK3を登録できる。[53]

PS Vitaとの連動

PS3側のOSのバージョン3.00でこれらの機能が解禁された。

PS VitaとPS3本体を無線かUSBケーブルで接続すると、PS Vita側の「コンテンツ管理アシスタント」アプリケーションから、ゲームデータなどの移動、およびPS Vita本体のバックアップデータの保存・リストアが可能である。PS3本体側からPS Vitaで転送させたデータを個別に閲覧することは不可能であるが、バックアップデータの削除は可能。
[54]

PSP本体と同様にリモートプレイが可能であるが、PS3との初回の連動方法は無線のみ。クロスコントローラーも使用可能。[55]

ビデオ

当時の家庭用テレビ規格では最高画質のプログレッシブフルハイビジョン(1920×1080p)でBDビデオ(バージョン3.50からBlu-ray 3Dにも対応)やDVDビデオ、ハイビジョン映像記録規格AVCHDの再生、MPEG-2(PS、TS)、MPEG-1、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4 SP、DivX、VC-1形式の各種動画データなどに対応した。サーバーに接続した場合、Windows Media Centerで録画した番組DVR-MS形式のファイルが見られる(いわゆるDLNA)。PS3側ではMPEG-2として認識される。AVIに格納されたDivX形式の動画など格納コンテナの異なるものでも、再生に対応したデータ形式であれば再生できる。ただし、VC-1 (WMV) 、ATRAC、DTCP-IP、AACの再生に関してはインターネット接続によるアクティベーションを要する。DivxはPS3側に記載されたアクセスコードをDivxのウェブサイトで入力し、配布されたアクティーベーション用のビデオを再生することでアクティベーションが可能。

このようにPS3が対応する動画形式は、後発のPlayStationシリーズに比しても秀でて多く、DLNAを介した動画再生での安定性がある。

PSP-2000、PSP-3000のみ対応のワンセグチューナーや、ワンセグ録画対応ウォークマンで録画したテレビ番組はPS3本体にムーブ可能である。

CECH-4200シリーズ以降は、BDビデオなどの著作権保護技術の適用されたコンテンツからの映像出力はHDMIでのみ出力されるように変更されている。
アップコンバート
アップコンバートの品質はアニメに対して特に配慮しており、『AIR』のBD版(SDからのアップコンバート)とDVD版を見比べた時に同レベルの見栄えになるようにしたという[56]
ビデオ編集&アップロード
バージョン3.40から動画ファイルの編集やFacebookYouTubeにアップロードすることができるようになった。ただし、システムソフトウェア更新前に保存されたビデオや著作権保護があるビデオには対応しない。
ディスクリジューム
本体に再生情報が記録されるためディスクを取り出したり電源を切ってもリジューム(途中)再生が可能である。ただし、リジュームを任意で設定することはできない。DVDの場合はディスクデータを一枚分のみ記録することができるが、Blu-ray Discの場合はディスクによって対応の可否やリジューム機能の互換の状況が変動する場合がある。
ミュージック

ATRAC、AAC、WMA(システムソフトウェア バージョン1.60以降)、MP3、WAV形式の音楽データに対応する[注釈 19]音楽CDをATRAC、AAC、MP3いずれかの形式でHDDへリッピングすることにより、ジュークボックスとして利用することが可能である。CDからのリッピングでは、WAVデータには対応しておらず、WAVデータの取り込みは、USBメモリiPodウォークマンなどを用いてのUSB接続によるか、LAN機能を用いた方法でのみ可能である。WAVでは16 bit, 44.1 kHz以外のデータを再生することができない。プリエンファシスが掛かったCD-DAを再生すると、ディエンファシスされず出力される。また初期モデルのみSuper Audio CD(SACD)にも対応する。DSDの再生に関しては、SACDとDSDディスクでのみ再生できる。
アップサンプリング
音楽CDのアップサンプリング(88.2kHz/176.4kHz)や、SACD対応機ではビットマッピングによる高音質化にも対応する。バージョン3.00よりHDDに取り込んである音楽データのアップサンプリング再生にも対応する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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