PlayStation 3のシステムソフトウェア(プレイステーションスリーのシステムソフトウェア)では、PlayStation 3 (PS3) を制御しているファームウェアの歴史およびアップデート方法を取り上げる。 かつてPS2ではDVDプレイヤー、PlayStation BB Navigator以外の本体OSに関わるアップデートを行うことは不可能であったが、PS3を制御しているシステムソフトウェアは、アップデートによって様々な新機能の追加や修正、セキュリティやパフォーマンスの強化が出来るようになっている。SCEは、正式な方法でアップデートするよう告知しており、不正な方法でアップデートを行った場合は修理、保証を行わないとしている。システムソフトウェアの根幹に関するデータは、CECHA00/B00型では本体内蔵のストレージ内、それ以外の型番ではハードディスク内に入っている。A00/B00型以外でハードディスクを本体から取り外して交換した場合は、セーフモード及びシステムソフトウェアの他媒体からの再インストールのみが可能となる。 地域・発売時期によって本体の仕様に違いがあるが、全て単一のアップデータが提供されている。 アップデートは3種類の方法があり、いずれの場合もアップデート中は電源ボタンが機能しなくなり、無理に電源を切るとPS3の内蔵データが故障する。アップデート中は静止画が表示され、ローディング時のアイコンも変更される。(これはPS4,PS5でも同様) 近年は、主にAACSのアップデートのみが行われている。 2006年11月11日に発売された、60GB版/20GB版の初回出荷分に搭載。アップデータとしての提供はなし。 2006年11月11日公開。 2006年12月6日公開。
概要
アップデート方法
ネットワークアップデート
ネットワークアップデート機能を使用して、インターネットから直接ダウンロードしてアップデートする方法。
パソコン経由でのアップデート
インターネット接続ができるパソコンでUSBメディアなどの記録メディアに保存して、記録メディアをPS3にセットしてアップデートする方法。
ディスクアップデート
アップデートデータが収録されたゲームディスクを利用してアップデートする方法。
バージョンの変遷.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}が望まれています。
バージョン1系列
バージョン1.00
全般
メディアスロット、ディスクドライブの使用、一部ゲームの起動、SIXAXISの接続
インターネットへの接続
光デジタル端子による5.1ch、HDMIによる7.1chまでの音声出力
仮想メモリーカードの作成
インターネットブラウザの起動
バージョン1.02
2006年11月11日に発売された、本体と同時発売のタイトルに収録。オンライン上での公開は無し。
詳細不明。
バージョン1.10
全般
PlayStation Networkのサービスを利用できるようになった。
ヨーロッパ言語の画面キーボードで、シングルタップ方式の文字入力ができるようになった。
設定
[ミュージック設定]に[音楽CD出力周波数]が追加された。
[本体設定]に[ATRACを有効にする]が追加された。
[周辺機器設定]の「キーボードのタイプ]で、選択できるキーボードの種類が増えた。
[ディスプレイ設定]に「クロスカラー低減フィルター」が追加された。
[ディスプレイ設定]の「スクリーンセーバー」に[5分後]が追加された。
ビデオ
ハードディスクや記録メディアに保存した動画ファイルを再生するときに、[画面モード]で[フル]を選べるようになった。
ネットワーク
[インターネットブラウザ]で音楽や動画ファイルをダウンロードして、ハードディスクに保存できるようになった。
[PlayStation Store]で下記のコンテンツをダウンロードできるようになった。
PLAYSTATION 3規格ソフトウェア
PSPで動作するPlayStation規格ソフトウェア(システムソフトウェア バージョン3.00以上のPSPが必要)。
[インターネットブラウザ]で繁体字中国語および簡体字中国語の表示に対応した。
[オンラインマニュアル]が追加された。
その他
HDDの容量計算に置いて、16進数による切れが良い数字で計算するように変更した(例:1GB=1024×1024×1024バイト)。
バージョン1.11
2006年11月28日公開。
ネットワーク
[フレンド]に[アカウント管理]が追加された。
バージョン1.30
設定
[周辺機器設定]の[Bluetooth機器登録]で、BDリモートコントローラを登録できるようになった。
[BD/DVD設定]に[BD/DVD映像出力フォーマット (HDMI) ]が追加された。
[本体設定]に[バックアップユーティリティー]が追加された。
[本体設定]の[フォーマットユーティリティー]および[PS3の初期化]で、ハードディスクのフォーマット方法を選べるようになった。
[ディスプレイ設定]の[映像出力設定]で出力解像度の選択方法が変更された(1080iと720pの優先順位を入れ替え、1080iの方を上位に扱うようになった)。
その他
使用できるUSB周辺機器が追加された。
SACDのデコードが改善されて再生音質が向上し、さらに176kHzのリニアPCMで出力できるようになった。
バージョン1.31
2006年12月13日公開。
その他
Size:75 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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