PlayStation_2
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2004年9月21日 - 世界7,300万台[40]

2004年10月19日 - 韓国で販売台数100万台を達成[41]

2004年12月31日 - 世界8,000万台。

2005年3月末 - 日本とアジア2,000万台[42]

2005年6月2日 - 世界9,000万台(日本とアジア2,104万台、北米3,648万台、欧州3,248万台)[43]

2005年11月29日 - 世界1億1万台(日本とアジア2,222万台、北米4,065万台、欧州3,714万台)[44]

2006年6月末 - 日本とアジア2,300万台以上[45]

2007年3月末 - 世界1億1,700万台以上[46]

2007年11月6日 - 世界1億2,000以上[47]

2008年6月3日 - 世界1億3,000万台以上[48]

2008年12月末 - 世界1億3,600万台以上(北米・欧州5,000万台)[49]

2011年2月14日 - 世界1億5,000万台[18]

2012年3月31日 - 世界1億5,500万台[3]

ハードウェア
本体Emotion Engine CXD9615GBGraphics Synthesizer CXD2934GBDRDRAM TC59RM716GB
筐体
発売当初の外観は、PSの本体やコントローラのデザイン・VAIOシリーズのネーミングロゴデザイン・一部本体デザインなどを手掛けた後藤禎祐[50]により「地球から宇宙へのメッセージを発信する黒い箱」(モノリス)をイメージして作られている。直線的な形によって、従来の家庭用ゲーム機に多い「横置き」と、発売時点では他にはPC-FXくらいしか例がない「縦置き」が可能となっている。なお、縦置きの際には転倒防止のため専用スタンド(別売)を併用することが推奨されている。横置きに関しても専用スタンドが存在した(ただし、10000~55000型のみ対応)。トレイについているロゴマークは置き方に応じて回転させることができる。[51]
光学ドライブ
PS2規格用DVD-ROMDVD-Video、PS2規格用CD-ROM、PS規格用CD-ROM、CD-DAの再生に対応する。SCPH-50000以降はDVD-RDVD-RWDVD+RDVD+RWにも対応する。
電源・イジェクトボタン
SCPH-50000以前では、電源ボタンは「IO RESET」・イジェクトボタンは「?」の文字が付いたボタンに、SCPH-70000以降では、電源ボタンは「IO」の左側に「RESET」の文字・オープンボタンは「? 」の文字のみ付いてたボタンだった。
電源スイッチ
電源スイッチは、リセットボタン(PS)から電源ボタンに統合され、位置も縦側のイジェクトボタンの上(2004年11月3日発売の薄型PS2の位置も縦側のオープンボタンの右)に移動された。また、電源ボタンを短く押すことで、電源を切らずにリセットされる「リセット機能」が追加された。電源ボタンを1秒押すことで本体の電源が切れ、4秒以上押すと本体の電源を強制的に切ることができる。
電源・イジェクトランプ
電源ランプに加えて新たにイジェクトランプが追加され、位置もボタン部ディスクトレイの上側に変更された。下側のイジェクトランプは、「青」に(SCPH-70000以降を除く)点灯する、イジェクトボタン押した後にイジェクトランプが点滅する。上側の電源ランプは、PlayStation及びPS oneでは「緑」だったが、PlayStation 2では「緑」(電源ON時)・「赤」(電源OFF時)点灯する。なお、めったに起きることではないが、本体が熱暴走すると電源ランプが点滅しながらPS2本体の電源が強制的に落ちることがある。この場合は、電源ケーブルを抜き差ししない限りPS2本体の電源を入れなおすことはできない。
I/O
USBIEEE 1394 (i.LINK) 端子、PCカードポート、AVマルチ出力端子などのインターフェースを備える[52]。USB端子はキーボードやUSBマイクを利用したゲームなどに使用される。USB端子以外の使用頻度が低い端子は、本体の型番が上がるにつれ削除された一方で、LANポートなど新規追加された端子もある(#各モデル比較を参照)。LAN回線はゲーム中、または前期型で「PlayStation BB Navigator」を起動させたときにのみ使用することができる。LANポートはSCPH10000~18000型ではPCカードポート、SCPH30000~55000型ではPS2本体内の専用端子で接続したネットワークアダプターを経由しないと接続ができない。i.LINK端子はグランツーリスモ3などのローカル対戦で主に使用された。PSの本体に存在した「通信ケーブル」を接続するための端子はPS2には存在しないので、PS用ソフトの本体を2台以上使用した対戦はできない。
CPU
本機搭載のCPU、Emotion EngineにはFPU以外にも2基のベクトル演算ユニットが搭載されており、(多くのゲーム機に共通する性質ではあるが)CG描画や物理シミュレーションなどに必要な浮動小数点の並列計算に特化した設計とされ、発表当時最新PC用CPU、Pentium IIIを大きく引き離す性能を出している[53]。その反面、一般的なパソコンで多用される条件分岐・整数演算・クロック周波数においては性能が大きく不足しているため、PS2 LinuxなどでCG以外のアプリケーションを動作させた場合、動作が遅く実用的ではなかった。メインメモリにはRambus社のDirect RDRAMを採用。帯域は3.2 GB/sで、1999年時点のPC向けメモリの主流だったSDR SDRAM (PC133) の1.066 GB/sの約3倍の転送速度を実現している。周辺プロセッサとの連携という観点からは、Emotion Engineにおける計算結果をそのままGraphics Synthesizerに流し込むという、汎用性を重視するPCでは不可能なCPUGPUの密な連携が可能となっており、徹底してリアルタイム3DCG向けの設計となっている[54]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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