Pixel_Tablet
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Pixel Tablet
開発元Google
姉妹機種Google Pixel
種別タブレット
発売日2023年6月20日 (2023-06-20)
標準価格79,800円(128GB)または92,800円(256GB)
OSAndroid
SoCGoogle Tensor G2
メモリ8 GB LPDDR5 RAM
ストレージ128/256 GB UFS 3.1(拡張非対応)
外部接続USB Type-C、Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax) + MIMO、Bluetooth 5.2 Ultra-wideband chip、Google Cast
電源27 Whバッテリー、USB Type-C(Power Delivery対応)
サイズ10.2 in (260 mm) × 6.7 in (170 mm) × 0.3 in (7.6 mm)
重量493 g
前世代ハードGoogle Nexus
次世代ハードPixel Slate
関連商品Google Nest
ウェブサイトstore.google.com/us/product/pixel_tablet

Pixel Tablet(ピクセル タブレット)は、2023年6月20日アメリカ合衆国などで発売された、Google Pixelブランドのタブレット。設計、開発、販売元はGoogle

同年5月11日から予約販売を開始し、日本では公式のGoogle Storeの他、auソフトバンクからも発売された[1][2][3]
概要

Pixel Slate以来となる、Googleによって開発されたタブレットとなる。充電スピーカーホルダーと組み合わせて使うなど、他のAndroidタブレットとは異なる特色を有し、「置いても持っても使いやすいタブレット」「Google純正」であることが強調されている[4]
特徴
デザイン

Google I/O 2022で外観に関する映像が公開された当初から[5]、マットで柔らかいタッチ素材で作られたバックパネルなど、デバイスの柔らかく丸みを帯びたデザインが強調されていた。100%リサイクルアルミニウム製のボディを持ち、ナノセラミックコーティングがされている。
本体性能

解像度は2560×1600ピクセル(276ppi)で、アスペクト比が16:10の、10.95インチWQXGA LCDディスプレイを備える。

カメラのうち1つは前面に、もう1つはボディの背面側の右上隅にある。そのすぐ上に電源ボタンがある。前面カメラ・背面カメラも共に8メガピクセルで、1080p毎秒30フレームの動画を撮影できる。右端には2つのスピーカーを備える。内蔵バッテリーの容量は27Whで、付属の充電ドックを使用して。内蔵ストレージは128GBまたは256GB、RAMLPDDR5メモリ)は8GBである。CPUSoC)はGoogle Tensor G2で、Titan M2セキュリティモジュールを搭載する[6]。3.5mmイヤホンジャックは搭載しない[7]

最大12時間の動画ストリーミング視聴に対応するほか、ペン型端末での入力や、既にPixelスマートフォンに搭載されていた写真編集機能「消しゴムマジック」にも対応する[8]
充電スピーカーホルダー

付属の充電スピーカーホルダーに装着すれば、15W充電ができるほか、Nest Hubのようなスマートディスプレイにもなり、スマートスピーカーとしても機能する[9]。搭載されているスピーカーはモノラルである。
ソフトウェア

前身にあたるPixel Slateでは、OSChromeOSを搭載していたが、本機種ではタブレット向け機能を強化したAndroid 13をインストールして出荷され[10]、発売時から数えて3年間の機能アップデートと、5年間のセキュリティアップデートに対応していた。
歴史

本機種の発表以前の2019年6月、Googleは、前年に発売したChromeOS搭載のタブレット「Pixel Slate」の不振に伴い、タブレット事業からの撤退を表明した[11]。これによって、Pixel Slateの後継機、2つの未発表のタブレットが開発中止となり、ラップトップChromebook)であるPixelbookシリーズに専念することとなった[12][13]

しかし、その後の2022年3月、取り外し可能なタブレットスタイルの画面を備え、Nest Hubと似た特徴を持つ、Googleアシスタント搭載のスマートディスプレイを開発していると報じられた[14][15]。実際に、その約2ヶ月後の5月11日に開催された「Google I/O 2022」にて、タブレット事業への再参入を表明[16]。SoCとしてTensorシリーズを採用した、PixelブランドのAndroidタブレットの映像を公開の上、翌年にリリース予定と発表した[17][18]。その月の後半には、Universal Stylus Initiativeによって、スタイラスペン対応の認定を受けた[19]

同年10月6日の「Made by Google 2022」で正式発表が行われた[要出典]。翌年の2023年4月アメリカ連邦通信委員会の承認を経て[20]、同年5月10日に開催された「Google I/O 2023」の基調講演では、Pixel 7a及びPixel Foldと共に詳細が発表された[21][22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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