PUBG
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PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズジャンル
バトルロイヤルゲーム
対応機種Microsoft Windows 7 / 8.1 / 10Steam
Xbox One(Xbox One X対応)
PlayStation 4
開発元

PUBG Corporation[1](Windows,Xbox One)
LightSpeed & Quantum StudioPUBGMOBILE(Exhilarating Battlefield:iOS,Android)
TiMi Studio Group(Army Attack:iOS,Android)(世界に対応)
発売元PUBG Corporation(Windows, Steam[1],PS4)
DMM GAMES(日本のみ)
テンセントゲームズ(中国のみ)
マイクロソフト(Xbox One)
プロデューサーキム・チャンハン(???)
ディレクターBrendan Greene
デザイナーBrendan Greene
人数最大100人
メディアダウンロード専売
発売日2017年12月20日(PC)
2017年12月12日(Xbox One)
2018年12月7日(PS4DL版)
2019年1月17日(PS4パッケージ版)
対象年齢CERO:D(17才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
USK:18(18歳未満提供禁止)
PEGI:16
ACB:MA15+
コンテンツ
アイコン暴力(Xbox One)
必要環境

CPU: Intel Core i3-4340Memory: 6GB以上GPU: GeForce GTX 660 2GBStorage: 30GB以上
エンジンUnreal Engine 4
その他Xbox One版はHDRおよびXbox One X Enhanced対応
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『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ、略称:PUBG)は、韓国デベロッパーBlueholeの子会社[2]であるPUBG Corporationが開発しているバトルロイヤルゲーム

2017年3月24日にSteamで早期アクセス版の配信が開始され、2017年12月20日(日本時間では2017年12月21日)に正式版としてリリースされた[3]

Xbox One版は2017年12月12日にプレビュー版が発売された[4]。Xbox One版パッケージ版も販売されているが、ディスクメディアではなく紙箱にダウンロードカードが入る形となっている。

2018年5月16日に日本でもiOSAndroid版の「PUBG MOBILE」の配信を開始した。

PlayStation 4版は2018年12月7日から配信開始。『アンチャーテッド』シリーズのネイサンのコスチュームや『ラストオブアス』のエリーのバックパックなどの追加要素がある[5]。2019年1月17日からはパッケージ版も発売[6]
目次

1 概要

2 ゲーム内容

3 制作の経緯

3.1 日本語版


4 登場する銃器や武器

5 反響

5.1 中国プレイヤーの隔離

5.2 フォートナイトとの類似性

5.3 競合類似タイトルの訴訟

5.4 チートツールの販売組織の逮捕


6 出典

7 注釈

8 関連項目

9 外部リンク

概要

最大100人のプレイヤーが、フィールド内にある装備などを駆使して最後の1人になるまで戦い抜くバトルロイヤル形式サードパーソン・シューティングゲームファーストパーソン・パースペクティブ(FPP)モードも追加された)であり、ストーリーも存在しない[7]。熾烈な激闘に勝ち抜き、見事第1位を勝ち取ったとき、日本語版では「勝った! 勝った! 夕飯はドン勝だ!!」と画面に表示される(英語版ではWINNER WINNER CHICKEN DINNER!との表示)[8]。また、2人タッグや(最大)4人スクワッドでのチーム戦モードも用意されている。

ARMA 3』のMODの製作者で、「PlayerUnknown」というハンドルネームで知られるブレンダン・グリーン(Brendan Greene)をクリエイティブ・ディレクターに迎えて開発されている[9]
ゲーム内容

プレイヤーを乗せた航空機がランダムな位置と方向からフィールドの上空へ飛行し、プレイヤーは任意のタイミングで飛び降りる。落下中も移動可能。

マップには孤島、砂漠、密林、雪原があり、フィールドには平原、森、丘といった自然地形の他、家や小屋、畑、集落、倉庫、地下壕、軍事基地、遺跡等といった、多様な建造物が存在する。

ゲーム開始時点では衣服などを除きアイテムは一切所持していないため、武器や装備は現地調達することとなる。アイテムには、各種銃火器(実在のものが採用されている。ただし一部の武器は著作権により実際の名称と異なるものがある)とその弾丸、サプレッサー照準器等のオプション、フライパンやバールなどの近接武器、防弾ベスト、ヘルメット、バックパックといった装備、包帯などの回復アイテム、エナジードリンクなどの補助アイテムがある。

またマップ中には車やバイク、ボートなどの乗り物が存在し、移動に用いることができる。

ゲーム開始から一定時間が経過するとプレイエリアが設定され、時間経過とともに狭まっていく。プレイエリア内外の境界には青白いバリアがあり、その外側に出てしまうとゆっくりダメージを受け、やがて死んでしまう。プレイエリアは地図上に青い円形で示され、定期的に縮小と停滞を繰り返す。縮小が終わると次の縮小予定が白い円で示されるので、プレイヤーは次の縮小までに白いエリアに移動しなければならない。縮小の間隔は、回数を繰り返すごとに早くなっていく。これによって、生存人数が少なくなっても敵プレイヤーと遭遇しやすくなっている。 またエリアが縮小するとともに、エリア外にいた場合に受けるダメージは縮小する回数に比例して大きくなるので、プレイヤーはエリア外に長居して待ち伏せなどがしにくくなる。

ケアパッケージ(補給物資)と呼ばれる強力なアイテムが入ったボックスがしばしば投下される。その前後には飛行機が上空を通過し、投下をプレイヤーに知らせる。ケアパッケージの落下中はパラシュートが見え、また落下後しばらくは周囲に赤い煙が発生する。また、定期的に地図上に赤い円で示された範囲に爆撃が起こる。

デュオまたはスクワッドの場合は、HPが0となっても死ぬことはなく、気絶状態となる。気絶状態でも四つん這いでゆっくりと移動することはできる。プレイヤーは気絶状態の味方を起こすことができるが、近づいて10秒停止しなくてはいけない。気絶状態のまま一定時間が経過したり、さらにダメージを受けることや他の味方が全滅したりすることで死亡する。死亡後は、味方プレイヤーの視点でゲームを観戦することができる。順位はチームごとに決定される。プレイ中は生存プレイヤー数は常に表示されるものの、生存チーム数を見ることはできない。また、味方に対しての攻撃でもダメージは発生する。



制作の経緯

この節は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年4月)

2013年ごろ、アイルランド人でブラジルを拠点に写真家やデザイナーなどとして生活していたグリーンは『ARMA 2』のMODである『DayZ』に熱中し、これをもとに、2000年の日本映画『バトル・ロワイアル』に強い影響を受けた新たなMOD『DayZ: Battle Royale』を制作した。

『DayZ』が独立したゲームになったことでグリーンは『DayZ』への関心を失い、『ARMA 3』のMODとして制作を継続した。これがソニーオンラインエンタテインメント(現在のデイブレイクゲーム)の目に留まり、グリーンを同社の『H1Z1』の制作顧問として招聘してバトル・ロワイアルのアイデアを展開させた。2016年に『H1Z1』はバトル・ロワイアルモードの『H1Z1: King of the Kill』と、サバイバルモードの『H1Z1: Just Survive』という二つのゲームに分割されている。

ソニーオンラインエンタテインメントを退社後、グリーンは韓国のBluehole Ginno Gamesからの誘いを受けた。同社の前身であったGinno GamesはPC向けのMMOゲームを制作する会社で、モバイル向けゲーム大手のBlueholeに買収されていた。同社は国際的に展開できるゲームの開発を模索し、同時に開発にかける時間があまりないためゲームをアーリーアクセス(早期アクセス)方式でリリースすることを考えた。同社はグリーンに、『DayZ: Battle Royale』を独立したゲームにすることを提案した。話はとんとん拍子に進み、グリーンは韓国に移り、同国のゲーム企業でも前例のない外国人のクリエイティブ・ディレクターとして本作の開発に取り掛かることになった。


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