PHCホールディングス株式会社
PHC Holdings Corporation種類株式会社
機関設計監査役設置会社
市場情報東証プライム 6523
PHC株式会社
PHC Corporation本店
種類株式会社
略称PHC
本社所在地 日本
〒100-8403
東京都千代田区有楽町一丁目13番2号 第一生命日比谷ファースト15階
本店所在地〒791-0395
愛媛県東温市南方2131番地1
設立1969年11月21日
(松下寿電子工業株式会社)
業種電気機器
法人番号4500001007246
事業内容各種ヘルスケア機器の開発・製造・販売及び関連サービス事業(医療機器、ヘルスケアIT、ライフサイエンス)
代表者中村伸朗(代表取締役社長)
資本金79億0700万円
(2023年3月31日現在)[1]
売上高1097億40百万円(2023年3月期)[1]
経常利益243億83百万円(2023年3月期)[1]
純利益165億21百万円(2023年3月期)[1]
純資産486億27百万円(2023年3月期)[1]
総資産1734億87百万円(2023年3月期)[1]
決算期3月
主要株主PHCホールディングス株式会社
関係する人物稲井隆義
外部リンクhttps://www.phchd.com/jp/phc
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PHCホールディングス株式会社(英: PHC Holdings Corporation)は、グローバルに展開するヘルスケア企業である。略称はPHCHD。医療機器、ヘルスケアIT、ライフサイエンスの3事業において、開発、製造、販売、サービスを行っている。 日本の大手医療機器メーカーの一つである。世界的には小さいものの、血糖値センサーや電子カルテなどに強みを持つ。特に超低温冷凍庫(超低温フリーザー)はサーモフィッシャーサイエンティフィックに次ぐ世界2位(国内1位)のシェアを持つ。この超低温冷凍庫は2020年以降のコロナ禍でも医療機関でのワクチン保管用に大活躍した。 四国に拠点を置く、元・パナソニックグループの旧・松下寿電子工業(現・PHC本店、愛媛県東温市)を源流に持つ。それに加え、パナソニックが2011年に買収・解体した三洋電機グループのうち、旧・東京三洋電機に所在した業務用冷蔵庫部門(現・PHC群馬工場、群馬県邑楽郡大泉町)を承継する(なお、パナソニックが同時に承継した旧・東京三洋電機の業務用空調部門はパナソニックAP空調・冷設機器株式会社となり、また旧・東京三洋電機の家庭用冷蔵庫部門はハイアールグループに売却されアクア株式会社となった)。松下寿は、元々パナソニックグループ傘下の頃より独立性が強く、2014年にパナソニックグループを離れて以後は巨額の買収を繰り返して事業を拡大している。 PHCホールディングス株式会社の完全子会社であるPHC株式会社(英: PHC Corporation)は、2005年3月31日までは、松下寿電子工業株式会社(まつしたことぶきでんしこうぎょう、英: Matsushita-Kotobuki Electronics Co., Ltd.)、2005年4月からはパナソニック四国エレクトロニクス株式会社(パナソニックしこくエレクトロニクス、英: Panasonic Shikoku Electronics Co., Ltd.)、2010年10月からはパナソニック ヘルスケア株式会社(英: Panasonic Healthcare Co., Ltd.)という商号だった。 2014年3月31日にパナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社(英: Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd.)が設立された。2018年4月に、パナソニック ヘルスケア株式会社及びパナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社は、それぞれPHC株式会社、PHCホールディングス株式会社へと商号変更した。 2021年10月14日、東京証券取引所市場第一部に上場している(2022年4月4日、東京証券取引所プライム市場へ移行)。 松下幸之助に育てられ、松下グループ(現・パナソニックグループ)内で「四国の天皇」とも呼ばれた稲井隆義(@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}赤外線電気コタツの考案者[要出典]・後に松下電器産業株式会社副社長)が四国で創業した会社である。グループ内での稲井の発言力の強さもあり、独自指向が強い企業であったため、1975年には家庭用ビデオ規格VX方式の立ち上げに走ったほどであった。 PC/AT互換機が国内で広く一般に認知された1990年代には、ソニー・ミツミ電機と並んで外部記憶装置メーカーの御三家の一角を占めていた。Creative Labs.のSound Blasterに同社のCD-ROMドライブインターフェースが搭載されていた。
概要
歴史
松下寿電子工業