PENTAX
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2003年 - デジタル一眼レフカメラ「PENTAX *istD」発売。

2004年 - 「PENTAX オプティオ」新シリーズ発売。

2006年 - ボディ内手振れ補正機能搭載のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX Kシリーズ」(K100D、K10D)発売。
11月30日発売のK10D(手ぶれ補正・CCDゴミ取り機能搭載、防塵・防滴ボディ)は、当初10月下旬発売予定であったが、予想を大幅に上回る発注が殺到し出荷数量確保のために発売が1ヶ月延期された。

2007年 - 超音波モーター内蔵レンズに対応し、独自のゴミ除去機構を採用した「PENTAX K100D Super」と、“カメラグランプリ 2007”受賞記念特別仕様のK10D「PENTAX K10D グランプリパッケージ」発売。

2008年 -

スタンダードクラスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K200D」とミドルクラスの一眼レフカメラ「PENTAX K20D」を発売。2009年には本体並びにバッテリーグリップをチタンカラーにした「PENTAX K20D チタンカラープレミアムキット」を発売。

APS-Cサイズの撮像素子搭載デジタル一眼レフカメラとして世界最小となる「K-m」発売。2009年にカラーバリエーションモデル「K-m white」と「K-m olive」を台数限定で発売。


2009年 -

金属製コンパクトボディとPENTAX 初の動画撮影機能を搭載したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-7」発売。2010年に限定1000台のカラーバリエーションモデル「K-7 Limited Silver」を発売。

カメラとしては世界初の、100タイプのカラーバリエーションモデルを展開する「PENTAX K-x」発売。Web限定でコレジャナイロボタワーレコードとのコラボ製品を限定発売。


2010年 -

同社初の中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」を発売。2011年にボディ外装に漆塗装を施した「645D japan」を受注発売。

同様受注生産により120パターンの色が選べる「PENTAX k-r」を発売。Web限定でコレジャナイロボやリラックマとのコラボ製品を限定発売。

K-7の機能強化版である「PENTAX K-5」を発売。2011年に限定1500台のカラーバリエーションモデル「K-5 Limited Silver」を発売。


2011年 - レンズ交換式デジタルカメラ(ミラーレス一眼カメラ)で世界最小最軽量となる「PENTAX Q」発売。

2012年 -

K-5のブラッシュアップ版として、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-5U」「PENTAX K-5Us」発売。「PENTAX K-5 IIs」は、モアレや擬色の対策として装備されていた、高周波遮断用ローパスフィルターを廃することで、解像度を優先したモデルとなっている。

防塵防滴、耐寒-10度や視野率約100%のファインダーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K30」発売。

Kマウントを採用したレンズ交換式デジタル一眼カメラ(ミラーレス一眼カメラ)「PENTAX K-01」発売。

100種類のボディカラーの組み合わせがオーダーできるデジタル一眼カメラ「PENTAX Q10」発売。


2013年 -

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボレーションモデルの「PENTAX Q10」発売。

ローパスレスのAPS-Cセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR」を発売。

エントリー機としては初となる防塵防滴、耐寒-10度や視野率約100%のファインダーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K50」発売。

「PENTAX Q10」の上位機種となる1/1.7型の裏面照射型CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼カメラ「PENTAX Q7」発売。

Kシリーズの最上位モデルとして、ローパスフィルターレスながら光学ローパスフィルターと同等のモアレ軽減効果が得られる世界初の「ローパスセレクター」を搭載した「PENTAX K-3」を発売。併せて、特別にセットされるバッテリーグリップとカメラ本体・レンズをシルバーとした限定2000台のカラーモデル「K-3 Premium Silver Edition」も発売。

1回シャッターで360度の全天球イメージが撮影できる「RICOH THETA」を発売。


2014年 -

有効画素数約5140万画素を実現した中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」発売。

広角から超望遠まで1台で対応できる光学52倍ズームを搭載したデジタルカメラ「PENTAX XG-1」発売。

ボディ前面に合皮素材を採用したデジタル一眼カメラ「PENTAX Q-S1」発売。

電源レバー・モードダイヤル・OKボタン・グリップ部にLEDの「ボディライト」を内蔵したほか、最上位モデルの「K-3」に搭載されている「ローパスセレクター」も搭載したスタンダードタイプのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S1」を発売。


2015年 -

K-3の後継機種として手ぶれ補正4.5段分、超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」、GPS内蔵と新たな機能を追加した「PENTAX K-3II」を発売。

GRの後継機種としてWi-FiとNFC機能を搭載した「GR II」を発売。


2016年 -

防水・耐衝撃ハイスペックアクションカメラ「RICOH WG-M2」を発売。

PENTAX 初の35mmフルサイズデジタルカメラであり、5軸5段分の手ぶれ補正、透過型ファインダー内表示、スマートファンクション(ダイヤル)、フレキシブルチルト式液晶モニターを搭載した「PENTAX K-1」を発売。

高度なノイズ処理をするアクセラレーターユニット、像面位相差とコントラストのハイブリッドオートフォーカス、スタンダードクラスとしては初の「リアル・レゾリューション・システム」を搭載した「PENTAX K-70」を発売。


2017年 -

APS-Cサイズで超高精細画像とISO819200の超高感度撮影を実現し、5軸5段分の手ぶれ補正、任意機能割り当て可としたスマートファンクションを搭載し、スナップ撮影にも適した小型設計に交換式グリップと上下チルト式3.0型液晶モニター、さらに優れた耐環境性能を両立した「PENTAX KP」を発売。

リコーイメージングスクエア大阪を、大阪天満橋のOMMビルに移転。スクエア新宿、スクエア銀座同様に日曜営業とするなど機能拡張して9月9日よりリニューアルオープン。


2018年 -

35ミリフルサイズデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-1」の後継、「PENTAX K-1 Mark II」を発売。最高ISO感度819200や、手持ちでのリアル・レゾリューション・システムを実現した。また、「PENTAX K-1」を「PENTAX K-1 Mark II」に改造するアップグレードサービスも実施された。


2019年 -

GR IIの後継機種としてレンズ、イメージセンサー、画像処理エンジン等の主要デバイス全てを一新し、手ぶれ補正機構"SR"やハイブリッドAF、タッチ液晶などを搭載した「GR III」を発売。

デジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」に特別色の塗装とカスタムパーツを装着した特別モデル「PENTAX KP J limited」を発表。全国を巡るイベント「PENTAX KP J limited Japan Tour 2019」や特別イベント「PENTAX KP J limited NIGHT」を実施。



2020年 -

カメラ業界の大多数がミラーレスカメラへのシフトを急速に進める中、「一眼レフの未来を創る」として"PENTAX STATEMENT"と題するブランドビジョンを発表し、今後も光学ファインダーを大切にしていく姿勢を表明した。


2021年 -

APS-Cフラグシップとして約2573万画素の超高精細画像とISO1600000の超高感度撮影を実現し、5軸5.5段分の手ぶれ補正を搭載した「PENTAX K-3 Mark III 」を発売。


2022年 -

APS-Cスタンダードクラスで実質的にK-70の後継機となる「PENTAX KF」を発売。


2023年 -

PENTAX K-3 Mark IIIをベースにした、モノクロ撮影専用の一眼レフカメラ。「K-3 Mark III Monochrome」を発売。

「PENTAX WG-90」を発売。WGのブランドロゴがRICOHからPENTAXに戻り、変更された。

事業再編(2002年10月?2016年1月)2002年10月1日に社名を旭光学工業株式会社からペンタックス株式会社(PENTAX Corporation)に改称[2]2004年、本体およびその子会社における眼鏡レンズ販売事業を、セイコーオプティカルプロダクツ株式会社(SOP)に移管。合わせてSOPに出資比率20%の資本参加、役員1名を派遣した。2005年10月、韓国のハンファテックウィンと一眼レフカメラの共同開発で提携し、2006年10月、サムスン初となるデジタル一眼レフカメラGX-10を発売した[3]
ペンタックスとHOYAとの合併・経営統合
2006年12月21日、ペンタックス株式会社とHOYA株式会社との合併が発表され、2007年10月をめどにHOYAに吸収合併される形で「HOYAペンタックスHD株式会社」になる予定であった。しかしペンタックス側はカメラ事業売却の懸念により過半数の取締役が合併に反対。2007年4月9日、浦野文男社長ら推進派役員が退任し合併を白紙撤回した。これに対しHOYAは、株式公開買付(TOB)によるペンタックスの買収・子会社化を発表した。5月11日、統合反対派の経営陣は単独での業績拡大を目指した中期経営計画を発表したが大株主の賛同を得られず株式市場の評価も低かったことから、5月22日、HOYAへTOB受諾を伝えた。これを受けHOYAは7月3日から8月6日までTOBを実施し、発行株式の90.59%を944億8200万円で取得した。ペンタックスは、8月14日HOYAの子会社になり、11月30日東証一部上場廃止となった。子会社となった後も両社間で統合協議を進め、新社名は「HOYA株式会社」だが、「PENTAX」ブランドは統合後も維持することで合意。2008年3月31日にHOYAを存続会社として合併、HOYA内の複数の事業部となる。1年以上に及んだ経営統合問題は、最初の計画をほぼ踏襲する形で決着することとなった。そして、HOYA体制下では国内の工場を閉鎖、測量機器事業(現TIアサヒ株式会社)を台湾儀器行に売却。
リコーによるデジタルカメラ事業の買収と完全子会社化
2011年7月1日、HOYAはペンタックスのうちイメージング・システム事業(デジタルカメラ・双眼鏡等の光機部門)を分離し、それを譲渡する契約を株式会社リコーと締結する。同年7月29日、HOYA株式会社の100%持株子会社として新会社「ペンタックスイメージング株式会社」を設立。本店所在地は、PENTAX イメージング・システム事業部の所在地である板橋区前野町。なお、デジタルカメラモジュール、DVD用ピックアップレンズ、内視鏡、人工骨、音声合成ソフトウェアの事業についてはHOYAが引き続き「PENTAX Medical」ブランドにて展開する。同年10月1日この新会社の株式をリコーが買い取り、事業譲渡が完了。「ペンタックスイメージング株式会社」を「ペンタックスリコーイメージング株式会社」に社名変更するとともにリコーの完全子会社となった[4]。事業譲渡後もHOYAは残るメディカル事業(医療用内視鏡、人工骨)で、TIアサヒ株式会社は測量機器で「PENTAX」ブランドを使用する[5]。2012年4月1日、「RICOH」および「PENTAX」の双方のブランドのコンシューマー向けカメラ事業が、ペンタックスリコーイメージング株式会社に集約された[6]。このため、PENTAXブランドのCMやリコーブランドのパンフレット、ホームページなどでは「PENTAX A RICOH COMPANY」とクレジットされるようになる。2013年8月1日、コンシューマー向けカメラ事業の集約に目途がついたため、社名を「ペンタックスリコーイメージング株式会社」から「リコーイメージング株式会社」に変更。これに伴い、PENTAX・RICOH両ブランドのデジタルカメラのCM、パンフレット、ホームページのクレジットも親会社のリコーと同じく「RICOH imagine. change.」に改められた。2015年11月26日、本社の移転を発表[7]。2016年1月25日付で、本社がこれまでの東京都板橋区前野町2-35-7から、東京都大田区中馬込1-3-6 リコー大森事業所内に移る[8]
製品

製品の詳細は以下の記事を参照されたし。
カメラ製品

PENTAXのカメラ製品一覧


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