PARCO劇場(2代目)
PARCO Theater
PARCO劇場がある渋谷PARCO]
PARCO劇場(初代)
PARCO Theater
情報
正式名称PARCO劇場
旧名称西武劇場、PARCO西武劇場
開館1973年5月23日
開館公演『MUSIC TODAY〜今日の音楽〜』
閉館2016年8月7日
最終公演『ラヴ・レターズ』
客席数458
用途コンサート、演劇
運営株式会社パルコ
所在地〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町15-1
渋谷パルコ PART1 9階
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PARCO劇場(パルコげきじょう、英語:PARCO Theater)は、東京都渋谷区宇田川町の渋谷パルコ8階にある劇場。 1973年5月23日に「西武劇場」として開場。オープニング記念公演は武満徹企画・構成の5日間にわたる「MUSIC TODAY 今日の音楽」。ピアニストのピーター・ゼルキン、高橋悠治らが出演した[1]。また1974年から1988年まで連年上演された細川俊之と木の実ナナの主演によるミュージカル『ショーガール』は、当時の若者に強く支持され、パルコの支持者増加につながった[2]。 1985年に現名称に改称。初代劇場は客席数458席と小規模ホールながら、三谷幸喜作品など、演劇を中心に人気作・話題作を数多く上演していた。2006年3月26日から同6月25日まで、アスベスト除去工事のため一時休館した。 渋谷パルコの建て替えに伴い、2016年8月7日を以て一時休館。最終公演は『ラヴ・レターズ』(8月1日 - 8月7日)[3]。 2020年1月24日に再オープンした[4]。新劇場は7?9階(エントランスは8階)に位置し、旧劇場の約1.5倍となる636席に規模を拡張した。従来どおり、劇場監督は置かず年間公演をパルコが100%自主プロデュースする[5]。 新生PARCO劇場のこけら落とし公演は立川志の輔による『志の輔らくご ?PARCO劇場こけら落とし?』。公演冒頭では、志の輔が三番叟(さんばそう)を舞ったのちに落語に入った[5]。 続く「PARCO劇場オープニング・シリーズ」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、日程が変更または中止となった。第1弾の渡辺謙主演『ピサロ』は3月13日から4月30日に公演予定だったが、緊急事態宣言を受けて初日が延期となり、2度の休演を挟んで上演したのち、4月15日以降の公演が中止となった。5月13日から6月5日に上演予定だった第2弾の佐々木蔵之介主演『佐渡島他吉の生涯』は全公演中止となった[6]。7月1日から8月8日に上演予定だった第3弾、三谷幸喜作・演出、大泉洋主演の『大地』は、開幕を10日間遅らせ、脚本と舞台装置を変更して「Social Distancing Version」と銘打ち、販売済みであったチケットを払い戻し、販売客席を半分に減らして上演された。また、各土日公演の有料ライブ配信が行われた[7]。 東日本旅客鉄道(JR東日本)、東急電鉄東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京地下鉄半蔵門線・銀座線・副都心線の渋谷駅下車。ハチ公口から徒歩で約5分。
沿革
8階にある劇場(2020年2月20日撮影)
交通
脚注^ 公演情報
^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.199 - 200
^ “パルコ劇場 43年の歴史にいったん幕…渡辺謙&南果歩で有終の美”
^ “PARCO劇場こけら落とし! PARCO STAGE -パルコステージ-”. PARCO劇場. 2020年2月14日閲覧。
^ a b “パルコ劇場、渋谷に再オープンへ オープニングシリーズ出演者らそろい踏み”. シブヤ経済新聞. (2020年1月16日). https://www.shibukei.com/headline/14762/ 2020年5月31日閲覧。
^ “パルコ・プロデュース「ピサロ」「佐渡島他吉の生涯」が公演中止に”. ステージナタリー (2020年4月8日). 2020年9月16日閲覧。
^ “三谷幸喜三作品三連発公演『大地(Social Distancing Version)』が閉幕 三谷、出演の大泉洋よりコメントが到着”. SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (2020年8月23日). 2020年9月16日閲覧。
参考文献
由井常彦編 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』 リブロポート、1991年。 ISBN 4845706253
外部リンク
PARCO劇場
PARCO劇場 (@parcotheater) - X(旧Twitter)
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