Outer_Wilds
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The Outer Worlds」あるいは「アウターワールド」とは異なります。

Outer Wilds
ジャンルSF 一人称視点 アクションアドベンチャー
対応機種.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

Microsoft Windows

Xbox One

PlayStation 4

Nintendo Switch

開発元Mobius Digital
発売元アンナプルナ・インタラクティブ
プロデューサー

マシ・オカ

Avimaan Syam

Sarah Scialli

ディレクターAlex Beachum
デザイナー

Alex Beachum

Loan Verneau

シナリオKelsey Beachum
プログラマー

Logan ver Hoef

Jeffrey Yu

音楽Andrew Prahlow
美術Wesley Martin
人数シングルプレイヤー
発売日

Microsoft Windows

2019年5月28日(EGS

2020年6月18日(Steam

Xbox One

2019年5月29日

PlayStation 4

2019年10月15日

PlayStation 5 / Xbox Series X/S

2022年9月15日

Nintendo Switch

2023年12月8日配信予定

対象年齢CERO:A(全年齢対象)
エンジンUnity
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『Outer Wilds』(アウターワイルズ)は、メビウス・デジタル が開発しアンナプルナ・インタラクティブより2019年に発売されたSFアクションアドベンチャーゲーム。対応機種はMicrosoft WindowsXbox OnePlayStation 4PlayStation 5Xbox Series X/S[1]Nintendo Switch

インディーゲームでありながら、英国アカデミー賞ゲーム部門ベストゲーム賞などの世界的なゲーム・オブ・ザ・イヤー)を獲得した[2][3]

物語の舞台は太陽系に似た架空の星系。ただし、物語が始まって約20分経過すると、太陽超新星爆発して星系が滅亡してしまう。プレイヤーは謎のタイムループ能力によってを繰り返しながら、宇宙飛行士として星系を探検し、ループの原因、そして星系に隠された壮大な秘密を解き明かしていく。
システム

プレイヤーは名無しの新米宇宙飛行士として、初飛行を目前に控えた夜に物語が始まる。最初にチュートリアルが用意されており、このチュートリアルの終了とともに爆発のカウントダウンが始まる。

チュートリアルでは、母星住民との会話や天文台の展示品を通じて、宇宙船ジェットパックの操作方法や世界設定が説明される。ただし、断片的にしか説明されないため、具体的な操作方法や世界設定は、プレイヤーが死を繰り返しながら自力で把握していくことになる。

物語が始まって22分が経過するか、もしくはプレイヤーが死亡すると、世界全体がリセットされて開始地点に戻る。これを繰り返して徐々に世界を探検していく。所持品や解錠した扉などもすべてリセットされるが、探検によって得られた知識だけはゲーム内の情報端末に自動記録(オートセーブ)される。知識がある程度貯まると、最終的に何をすれば良いのかがおのずから分かる。

星系は全体がシームレスなオープンワールドで、サイズが現実の星系に比べて縮尺デフォルメされている。そのため、1分程度で惑星間を航行したり、徒歩数分で惑星の北極から南極まで縦断したりできる。そのようなオープンワールドのなかで、惑星の公転重力といった物理演算がリアルタイムに行われている。

物語の開始地点は木立のなかの焚き火で、ゲームカバーにも描かれているように、その焚き火が本作の象徴になっている。同様の焚き火は先遣の宇宙飛行士たちによって他の惑星にも設置されており、そこでは彼らと歓談したり、マシュマロを焼いて食べたりできる。また、先遣の宇宙飛行士たちは、各々がバンジョーハーモニカなどの楽器をビーコン代わりに演奏しており、その演奏が本作のゲームミュージックの基調になっている。
開発.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}コンセプトアート(宇宙飛行士たち)アルファ版スクリーンショット

開発ドキュメンタリー動画(約1時間、クリア後向け)が公開されている[4][5]

Outer Wildsの開発は、本作のクリエイティブ・ディレクターを務めるAlex Beachumが、南カリフォルニア大学映画芸術学部インタラクティブメディア・ゲーム学科(英語版)に在学中の2012年に始めた、修士論文[6]を兼ねた学生プロジェクトにさかのぼる[4][7]。このプロジェクトは、「先進的なゲームを開発する」という課題に対してのプロジェクトだった[7]

Beachumがこのとき考案したゲームのアイデアは、映画『アポロ13』や『2001年宇宙の旅』で描かれているような、人為の及ばない宇宙という環境に対する「探検精神」を、ゲームの形で表現するというものだった[7]。さらにそれを表現する上で、「行き先」の意識をプレイヤーにもたせながらも、行き先を指示しないオープンワールドゲームを作る、というアイデアだった[7]。そのようなアイデアのヒントになったのは、『ゼルダの伝説 風のタクト』のNPCたち(とりわけ写真家のゲンゾー)による、異郷の地について語り方、すなわちプレイヤーが自発的にその地を探検したいと思えるような語り方だった[4][7]。なお、Outer Wildsとゼルダの伝説シリーズとの関連性に関しては、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のループシステムとの類似性も指摘されている[7][8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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