公益社団法人 大阪市音楽団団体種類公益社団法人[1]
設立2013年12月
所在地大阪市住之江区緑木一丁目4番138号
起源大日本帝国陸軍第4師団軍楽隊
主要人物理事長 石井徹哉
活動地域大阪市を中心とした全国
活動内容吹奏楽の演奏事業、吹奏楽演奏者の指導・育成事業
従業員数37名(2013年12月現在)
ウェブサイトhttps://shion.jp
2014年4月活動開始
2014年3月までは大阪市直営事業
楽団創設は1923年
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Osaka Shion Wind Orchestra(オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)[2][3][4]は、日本のプロ吹奏楽団。略称はShion(しおん)。2015年3月16日に大阪市音楽団(おおさかしおんがくだん、通称:市音(しおん))から名称変更した[5][4][6]。
2014年4月から一般社団法人 大阪市音楽団、2018年4月からは公益社団法人 大阪市音楽団により運営されている。 大日本帝国陸軍第4師団軍楽隊を前身として、1923年(大正12年)に誕生した[7]日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団である[8]。2014年、一般社団法人による運営に移行(詳細後述)しプロの交響吹奏楽団となる。東京佼成ウインドオーケストラ、シエナ・ウインド・オーケストラと並ぶ、国内トップレベルの吹奏楽団との評価もある[9]。 永きにわたって、大阪市が市の直営事業(大阪市教育委員会事務局生涯学習部所轄)として運営しており、日本で唯一地方自治体が所管する専門吹奏楽団として知られていた。市直営時代は団員全員が「音楽士」の肩書きを持つ大阪市の専門職員(地方公務員)として採用され、公務として演奏活動に従事していた。主な活動は大阪市の公式行事での演奏の他、定期演奏会、市内の園児・児童を対象とした鑑賞会での演奏を行っている。また、外部からの依頼演奏として、選抜高等学校野球大会入場行進曲の録音(出場校に記念品として配布されるCD音源の作成)、全日本吹奏楽コンクール課題曲音源(参考演奏)の録音・録画、大相撲春場所千秋楽での式典演奏を請け負うほか、大阪市立中学校、高等学校および特別支援学校(中等部・高等部)を対象とした吹奏楽部の指導、自主制作CD「ニュー・ウィンド・レパートリー」の発売などを行い、吹奏楽の裾野の拡大に努めている。 団員の給与を含めた団の運営費の大半が大阪市からの支出であったことから、市政改革の一環として楽団の存廃が取り沙汰され、2014年4月からは社団法人に運営が移管された(詳細後述)。社団法人移管後も従前の活動の多くを継続している。
概要
歴史
第4師団軍楽隊
1888年2月28日 大阪鎮台に第三軍楽隊の配属が決定。
1888年3月6日 楽長以下51人編成の軍楽隊が着任。
1888年 軍制の改編により大阪鎮台は廃止され、第4師団となる。
1923年3月25日 山梨軍縮により第4師団軍楽隊廃隊。天王寺奏楽堂にて告別演奏会を行う。
大阪市音楽隊
1923年6月1日 第4師団軍楽隊の元隊員有志により「大阪市音楽隊」として創立。当時は会員制として運営し、大阪市の支出する補助金と演奏依頼による収入により経営していた。