最近ではWindowsにおいてもC言語によってODBCを直接利用することは少なくなっており、Visual Basic (VB)などでは、COMとしてVBから直接扱えるADO (ActiveX Data Objects)の下部レイヤーの選択肢の1つとして利用される事が多い。(ADOは、ODBCに代わりOLE DBと呼ばれるプロバイダを選択することでデータベース固有の接続方法を抽象化するが、既存のODBCとの接続のためのラップである「OLE DB Provider for ODBC」を使うこともできる。)
しかし、一方で、SQL Server 2014以降ではOLE DBは今後更新されず、汎用的な接続方法としてはODBCに回帰する方向性も示されている。[5][6]
.NET FrameworkではADOと同じような考え方であるが、マネージド環境となるため、これらのプロバイダは一新されている。ただし、従来のOLE DBも使えるため、OLE DBを経由したODBCへのアクセスは今日でも利用可能ではある。SQL Serverは当然としてオラクルなどの大手RDBMSベンダは.NET Framework用のプロバイダ、もしくはOLE DBプロバイダを提供しており、あえてODBCを経由しなければならないケースは少ないと考えられる。
Javaでは、かつてはJDBCが扱うデータベースドライバとしてType1ドライバ(JDBC-ODBCブリッジ)としてJDBCの下層の物理ドライバに使われており、まだJavaに対応していないデータベースに接続する場合などの手段として使われる場合もあったが、今日では多くのデータベースがJDBCドライバを出しており、ODBCを経由させる必要性はほとんどなくなった[注 1]。
このため、JDBC-ODBCブリッジはJava7では非推奨となり、Java8では標準から削除された。[7]
外部リンク
⇒Microsoft Universal Data Access
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