OpenSolaris
OpenSolaris 2009.06 x86 LiveCD GNOMEのスクリーンショット
OSの系統Unix系, System V,Solaris
開発状況開発終了、Illumosが後継
ソースモデルオープンソース
最新安定版2009.06 / 2009年6月1日 (14年前) (2009-06-01)
最新開発版snv_134 (build 134) / 2010年3月8日 (14年前) (2010-03-08)
プラットフォームSPARC, x86(x64を含む), PowerPC, ARM
カーネル種別モノリシックカーネル
既定のUIJava Desktop System
ライセンスCDDL
ウェブサイト ⇒http://www.opensolaris.org/
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OpenSolaris(オープンソラリス)はSolaris Operating Environmentテクノロジーを基本とした、サン・マイクロシステムズが始めたオープンソースプロジェクト、およびプロジェクトからリリースされるオペレーティングシステム (OS) の呼称である。以後区別のため、前者を「OpenSolarisプロジェクト」、後者を「OpenSolaris」と呼称する。 OpenSolarisプロジェクトは「Solaris」のオープンソース開発を目的とし、主にSolaris(SunOS)のユーザや開発者を対象として、ユーザグループ、ユーザコミュニティが世界各地で活動している。 しかしながら、2010年8月13日に、「OpenSolaris is officially now dead.」との表現がある、オラクル内部で回覧された文書を元にした情報が出まわり、混乱が生じた。後にオラクルはオープンソース化自体は維持するものの、いわゆるナイトリーコードの公開を取りやめることを明らかにしている。 2010年9月14日にOpenSolarisのフォークとしてOpenIndianaプロジェクトの設立が発表された。OpenIndianaの目的はOpenSolarisの後継となり、Solaris互換のフリーなOSを開発することである[1]。またほぼ同時期にSolaris(厳密にはSunOSカーネルと関連ユーティリティティ、すなわちOS/Net)の完全オープンソース化を目指したIllumosプロジェクトが始動している。OpenIndianaは将来的にこの成果物を使用する。 OpenIndianaはオラクルの支援は得ていない。これはRed Hat Enterprise LinuxとCentOSの関係と相似する(OpenIndiana自身のFAQでもそう述べている)。同プロジェクトいわく、"Fork"ではなく"Spork"(先割れスプーン)とのことである。 なお、紛らわしいのであるが、「Indiana」はOpenSolarisの開発名でもある。これが2010年後半の混乱に拍車をかける結果にもつながっている。
経緯
年表
2005年1月25日、OpenSolarisプロジェクト設立。サン・マイクロシステムズは自社が持つ1670件の特許をオープンソース化することを発表。
2005年2月、サン・マイクロシステムズがDTraceのソースコードを公開。
2005年6月14日、サン・マイクロシステムズがSolaris10のソースコードを公開。
2005年11月16日、ファイルシステム「ZFS」のソースコードを公開[2]。
2005年12月13日、サン・マイクロシステムズがBrandZ
OSI承認のCDDL(Common Development and Distribution License)を用いている。これはサン・マイクロシステムズが特許訴訟対策を考慮してMPL(Mozilla Public License)を修正したオープンソースライセンスである。
脚注^ a b ⇒Press Release - OpenIndiana - OpenIndiana Wiki
^ サン・マイクロシステムズ、ファイルシステム「ZFS」のソースコードを公開
表
話
編
歴
サン・マイクロシステムズ
同社はオラクルにより2010年に買収された。
人物
アンディ・ベクトルシャイム
ジェームズ・ゴスリン
ジョナサン・シュワルツ
スコット・マクネリ
ビノッド・コースラ
ビル・ジョイ
ハードウェア
ワークステーション、
サーバ
Sun-1
Sun-2
Sun-3
Sun386i
Sun-4
SPARCstation
Ultra(英語版)
Enterprise(英語版)
Sun Blade(英語版)
Sun Fire