OpenCanvas
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openCanvas開発元株式会社PGN
初版2000年 (24年前) (2000)

最新版ver.7.0.25 / 2019年10月15日 (2019-10-15)
対応OSMicrosoft Windows(RT非対応)
対応言語日本語 / 英語 / 韓国語 / 中国語
種別ペイントソフト
ライセンスプロプライエタリ
公式サイト ⇒http://www.portalgraphics.net/oc/
テンプレートを表示

openCanvas(オープンキャンバス)は、株式会社PGNによって開発されたWindows専用グラフィックソフトウェアペイントソフト)で、わんぱくペイントの後継[1]
歴史
2000年7月20日
無償のペイントツールとして、画像投稿サイト「portalgraphics」と同時に公開された。
2001年6月29日
openCanvas 2をリリース。このバージョン以降、有償となる。レイヤー機能とイベント再生機能の強化と選択範囲、アンドゥ・リドゥ、印刷の機能が追加された
[2]
2001年10月31日
フリーウェアとして提供していたopenCanvas 1.1(バージョン1系)が諸事情により公開終了。
2003年8月6日
openCanvas 3がリリース。同時に全ての機能が使えるopenCanvas 3 Plusが新たに加わり販売された。
2004年12月8日
openCanvas 4、openCanvas 4 Plusがリリース[3]。2005年8月5日にはopenCanvas 4、openCanvas 4 Plus(両バージョン4.06)の英語版をリリース。
2006年9月26日
openCanvas 4.5、openCanvas 4.5 Plusがリリース。openCanvas 4(Plus含む)から4.5へのバージョンアップは無償で行われた。2011年12月31日でサポート終了となった[4]。2007年5月18日、openCanvas 4.5、openCanvas 4.5 Plus(両バージョン4.5.09e)の英語版をリリース。
2010年12月22日
openCanvas 5がリリース。イラストレーター藤ちょこによるメインビジュアルを採用。2011年4月4日にはopenCanvas 5(バージョン5.05)の英語版もリリース。
2012年6月8日
openCanvas 5.5がリリース。openCanvas 5から5.5へのバージョンアップは無償で行われ、同年7月2日にはopenCanvas 5.5の英語版がリリース。2015年7月1日にサポートが終了[4]
2014年1月22日
初となるopenCanvas 5.5 Steam Editionをリリース[5]
2014年7月3日
openCanvas 6がリリース。同年6月26日、openCanvas 6の英語版をリリース。64ビット版が加わり、TabletPC APIの筆圧に対応、レイヤーマスク機能、ブラシエンジンが新しくなる。
2014年7月31日
既にサポートが終了しているopenCanvas 2からopenCanvas 4.5(Plus含む)のダウンロードが終了[4]
2014年9月5日
初となるopenCanvas 6 パッケージ版が発売[6]
2014年9月17日
openCanvas 6 Steam Editionがリリース。手続きが必要となるが、openCanvas 5.5 Steam Editionを所有しているユーザーには無償でアップグレードできるとアナウンスされた[7]
2017年9月21日
openCanvas 7 Steam Editionがリリース[8]
2018年5月17日
openCanvas 7 パッケージ版・ダウンロード版がリリース[9]
概要および特徴

フルカラーであり、充実したフィルター[要曖昧さ回避]機能、レイヤー機能、パース機能、テキスト機能ツールを搭載し細やかな調整を行えるほか、長けたペンタブレット感知機能を持ち、様々な表現を実用することが可能なペイントツールである。openCanvas 4からはブラシ機能、新ペン先機能が搭載され、更なる細かい調整が可能となった。openCanvas 3以前のペン機能も、「旧ペン機能」として使用可能である。絵の回転機能ではイラストを描く際に好きな角度に画像を動かして描ける。

openCanvas 3 Plus、openCanvas 4 PlusまたはopenCanvas 5以降のバージョンではAdobe Photoshopの標準画像フォーマット、PSDファイルの読み込み・保存に対応しているため、openCanvasとは別のソフトで加工したり、あるいはその逆の工程を行うことも可能である。「#Plus」も参照
イベントファイルとイラスト投稿サイト

openCanvasでは描画手順を保存できるイベントファイル機能を持っており、これをopenCanvasで開くことにより描画手順を確認することができる。また同社が運営しているSNS、ポタグラにイベントファイルを投稿することで他のユーザーと描画手順を動画で共有する事ができる。ポタグラはイラスト投稿、それに対する評価やコメントなどに特化したSNSであった。

ポタグラは2000年7月20日にサービスが開始し、2009年8月28日にリニューアルオープン、そして2016年7月27日にサービスが終了した[10]。openCanvasを所有していなくてもサイト自体利用することは可能で、イラスト投稿にあたって、openCanvasが直接または間接的に利用してることが必要となる[11]

またOEM版のCGillustでも同じ機能を持っており、ポタグラにイベントファイル、イラストの投稿も可能となっている。

ポタグラのサービス終了同日にopenCanvas 6.1.00がリリース。イベントファイルの再生途中をGIFアニメーションに書き出す機能が追加された[12]
エディションとOEM
OEM
COMIC ART CG illust(略称:
CGillust
発売元はデリーター株式会社(DELETER. INC.)。OEMであることをオフィシャルサイトのユーザーサポートページにて明記している。機能差はないが、CGillustバージョン3からイベントファイルの拡張子が異なる[13]
Plus

バージョン3と4にはPlus版が存在していた。Plus版は全ての機能が使え、ノーマル版は機能が制限(トーン、PSDファイルの読み込み・保存の機能など)されている。

2009年8月10日にopenCanvas 4.5 ノーマル版の販売終了以降のopenCanvasではこれらを分けること無く全ての機能が使えている。
Steam

openCanvas 5.5からはValve Corporationが運営するSteamストアでも販売され、Steam Editionと表記されたが機能差はない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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