Oberin
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Oberin(オベリン)は、Macintoshで動作する無料の多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMORPG)である。
特徴

Macintoshでのみ動作する唯一のMMORPGであり、Mac OS 9およびMac OS Xが対応している。ニューオーリンズ在住のコンピュータプログラマー、Glenn Seemannが開発・運営を行っている。ゲーム内容はウルティマオンラインに類似している。

ゲームはファンタジーとして普遍的な、中世ヨーロッパ世界をモチーフとした剣と魔法の世界である。

日本語には全く対応しておらず、ゲームを始めるにあたっては英語の知識が必須であるが、日本人プレイヤーも多く、翻訳などの作業もなされているためハードルはそれほど高くない。ただし、重要な会話は英語でのみなされることがほとんどであり、英語が不自由であると他のプレイヤーとの意思疎通が難しい面もある。日本では公開ベータ版が稼働を始めた2001年1月頃からプレイヤーが増え始め、Mac People(アスキー社)が2001年8月15日号で紹介を行ったためプレイヤーが増加した。

2002年11月に稼働を一時停止し、2003年に再開。その後も不安定な稼働が続き、2005年4月2日より公開ベータ版が稼働。

しかし2008年10月2日、サーバーとして使用していたMacが老朽化のためダウンしてしまい、全面的な稼働停止状態に陥った。その時点では新たにサーバ用としてマックを購入しようにも資金が足りず、GM JinkerのHP ⇒[1]からユーザーに寄付もしくはオリジナルデザインのTシャツやマグカップ(タイトルロゴやGaper、Dragon等のプリントがされている)の販売による資金集めを行って危機を脱した。ダウンした際にプレイヤーたちの全データが消去されてしまうかもしれないと危惧されていたが全データはそのまま保存されておりその後無事に救出された。

その後2008年10月11日、無事にJinkerは新たなサーバを得て稼働は再開された。
開発

アメリカ人Glenn Seemannが大部分を一人で開発し、Crescent Vision Interactive社が運営を行っている。Crescent Vision Interactive社の David Bourgも開発に携わっていると考えられ、2005年現在クレジットされている開発者名はcGlenn Seemann & David Bourg” と表記されている。

開発者のGlennは個人的な興味で開発・運営を行っているらしく、今後も無料で運営を継続する見込みである。現在、OberinのサーバはGlennの自宅サーバで稼働しているものと考えられており、多人数がログインすることで動作速度が極度に低下するなど、回線のトラブルが絶えない。2005年8月には巨大ハリケーン・カトリーナの影響でGlennの自宅が被害を受け、サーバが停止するという事態も起きた。

開発後の改良はフランス人のStefan(ハンドルネーム)が担当していたが、2006年に突如失踪を遂げたが、後に復帰している。
システム概略

ゲームシステムは操作系に関してはマウスによるカーソルクリックでのキャラクタ移動やスキル指定と、キーボードを用いたショートカットや会話に大別される。ゲーム画面は世界やキャラクタを表示するメイン画面と、操作キャラのスキル、装備やステイタス、カレンダーなどの各種情報をリアルタイムで表示する各ウィンドウを任意の場所に表示/配置する事が出来るようになっている。キャラクタの能力/成長に関しては独自のスキルシステムを採用し、該当するスキル(Skill、技能)を使用することでレベルが上昇する。開始当初ではほとんどのスキルが1であるため何をやってもかなりの確率で失敗するが、レベルが上がることによりスキルの成功率が上昇する。スキルには生活スキルと職業スキルがあり、生活スキルはどの職業も同じ物を持ち、使用/成長させる事が出来る。
画面構成

ゲーム内の全ての情報はそれぞれカテゴリに分けられたウィンドウに表示される。表示できるウィンドウは以下の通り。

メインウィンドウ:ゲーム世界を表示するウィンドウ。自分や他のプレイヤーキャラ、敵モンスターは名前(自キャラは緑、他は白)とHPメーター、会話内容が表示される。また左下にはシステムメッセージ(自キャラの操作やステイタス変化など)が表示される(6行まで)。

所持品ウィンドウ:自キャラが保持しているアイテムを表示するウィンドウ。装備アイテムもここに表示される(装備すると赤文字で表示される)。

メッセージウィンドウ:システムメッセージや会話内容等を表示する。システムメッセージは青文字、会話内容は黒文字、スキルレベル上昇のメッセージは赤文字で表示される。

ステータスウィンドウ:キャラクタのクラスレベル、腕力、HP、精神力、MP、防御値(ArmerClass)、所持品重量などのステータス状態がリアルタイムで表示される。

スキルウィンドウ:自キャラのスキルが表示されるウィンドウ。スキルレベルが右端に表示される。使用するタイプのスキルには左端に緑色のチェックマークがついている。魔法スキルや生活スキル等はクリックする事で更に使用する魔法や生産できるアイテム等を表示するウィンドウが表示される。

装備ウィンドウ:自キャラが装備しているアイテムを表示するウィンドウ。頭部(帽子やヘルメット)、首(ネックレス)、胴体(服や鎧)、腕部(Arm鎧)、腰部(ベルト)、脚部(Leg鎧)、靴(Boots)、右手(武器)、左手(盾:Pole Weapon装備時は非表示)、右手(指輪)、左手(指輪)に装備しているアイテムのアイコンが表示される。武器防具のアイコンには耐久度数(所持品ウィンドウでは装備品名の後に"(+10)"と数値で表示)がリアルタイム(耐久度数は戦闘によって減少)で表示される。

購入/売却ウィンドウ:店に入ると表示できるウィンドウ。購入ウィンドウはその店で購入できるアイテム、売却ウィンドウはその店で売却できる自キャラの所持品が表示される。購入/売却できるアイテムは店毎によって異なる。

預け品ウィンドウ:銀行(Bank)に預けてあるアイテムを表示するウィンドウ。Bankの敷地内に入る事で表示できる。アイテム名の左端に下向きの赤矢印があり、クリックすると預けてあるそのアイテムの全個数を取り出せる。optionキーを押しながらだと取り出す数量を指定できる。

マップウィンドウ:自キャラ周辺のマップが表示される。ダンジョン内は表示されない。

カレンダーウィンドウ:現在のOberin暦と月の満ち欠けがリアルタイムで表示される。

ペットウィンドウ:Tamingで手なずけたモンスターの状態を表示するウィンドウ。

パーティウィンドウ:他人のキャラクタとパーティを組んだ際にそのメンバーを表示するウィンドウ。

なお、それぞれのウィンドウはプレイヤーがデスクトップ上の任意の場所に表示/配置が出来る。
操作

キャラクタの移動はマウスで行きたい位置へクリックする事でその地点へキャラクタが移動する。クリックしたままであればその方向へ移動し続ける。また、テンキーでも移動が出来る
[1]

所持品ウィンドウに表示されているアイテム名をクリックする事で装備アイテムは装備、使用アイテムは使用する事が出来る。アイテム名の左端の赤い左向き矢印をクリックすると足下に落とす(Drop)。その右の赤い右向き矢印は他のキャラにアイテムを渡す。矢印をクリックし、渡したいキャラをクリックする事で渡せる。銀行内でDropすればアイテムを預けられる。

アイテム移動(落とす/渡す)の際、optionキーを押しながら赤矢印をクリックすると数量を指定できる。また、commandキーを押しながらであれば持っている全数量に指定される。

Skillウィンドウに表示されているスキルをクリックする事でスキルを使用する事が出来る。使用できるスキルは左端に緑色のチェックマークがついている。

メインウィンドウの下端に文字を入力するエリアがあり、キーボードで文字入力しreturnでキャラクタの上に文字が表示され誰が喋ったメッセージかが分かる。

職業スキル

職業スキルは言い換えれば戦闘に直接関わるスキルであり、各クラスによって上限や習得の可否が決まっている。例を挙げると、魔術師でどれだけ剣を振り回そうと、一生上達することはない(武器を使うことは出来る)。戦士が魔法を使えないのと同じである(こちらは使うことすら出来ないが)。スキルは基本的に一度使って成功すれば1成功ポイント(Success Point)を入手でき、レベル2以上の動作を行えば2成功ポイントが入手出来るが、戦闘スキル(Dagger, Swordsmanship, Mace Fighting, Pole Fighting, Archery, Wrestling)は7回使用して1成功ポイント、瞑想スキル(Meditation)は4回使用して1成功ポイントと設定されている。Petを手なずける(Taming)スキルはPetの攻撃回数や敵を倒した回数によると思われるが、明らかになっていない。成功ポイントとレベルアップの関係は、レベル1から2が100成功ポイント、3以上が(2の(次に上がるレベル数-3)乗×100)成功ポイントとなっている。
生活スキル

生活スキルはLumberjacking(木材伐採)、Woodcrafting(木材工作)、Mining(採掘)、Blacksmithing(鍛冶)、Fishing(釣り)、Cooking(料理)、Tinkering(細工)、Taloring(裁縫)など全てのキャラクタが利用するスキル。何らかのアイテムを採取/生成できたら成功ポイントを1ポイント獲得。レベルが上がるに従って採取/生成できるアイテムが増え、採取/生成の成功率が上昇する。レベルアップに必要な成功ポイントは職業スキルの場合と同じ。

Wood Crafting、Blacksmithingスキルで武器/防具を生成できるが、ある武器/防具を生成できるようになるレベルの更に倍のレベルに達した際にはGM(Grand Master)級の武器/防具を生成できるようになる(例:レベル4になった時にはレベル2で作れるようになった物がGM級として生成できるようになる)。GM級の武器/防具は無冠時の物よりも攻撃力・防御力・耐久力などが格段に高くなる。
クラス

ゲーム開始にあたり、以下の職業(Class)を選ばなくてはならない。職業とはFighter(戦士)、Ranger(野伏)、Rogue(盗賊)、Wizard(魔術師)、Cleric(僧侶)、Druid(魔獣使い)である。各職業には習得出来る職業スキルとその上限が決まっているが、その中でも主要な3つのスキルが設定されており、主要スキル(プライマリスキル)と呼ばれる。この主要スキルに基づいて職業レベルが設定されるため、これら主要スキルをより多く使いこなすことが強力なプレイヤーとなる条件である。
装備品

武器や防具は一般的なファンタジーRPGとしてよく見られるものである。魔法の武器や魔法の防具なども存在するが宝箱から手に入れる、人から買う、偶然拾うなどの手段でしか手に入らないことが多い。武器や鎧は戦闘により徐々に摩耗し、攻撃力・防御力も低下する。補修(Repair)しないと最後には壊れてしまう。魔法の武器、毒を付加してある武器は補修できない。補修の必要性は高頻度であり、戦士クラスは武器・防具を購入して使用するよりも自分で作れる(Blacksmith[2])ようになってから戦いを始めた方が経済的効率性が良い。耐久度が落ちて新品に買い替えるより、修復するだけなら金も素材もかからないからである。日本の一般的なRPGにあるような「武器屋で大金を支払えば性能のいい武器・防具を購入できる」ことはほとんどない。
魔法

魔法はマナポイント(Mana Point)という精神力と、試薬(Reagent)を消費することで行使することができる。マナポイントは限られているので、魔法を連発するにはレベルアップが必要である。試薬は大体のものは魔法ショップで購入出来るが、一部のものは非売品であり、拾ったり、人から購入したり、敵を倒して入手するなどの手段が必要である。


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