ONE PIECE
ジャンル冒険・海賊・ファンタジー・バトル・少年向けアニメ
アニメ
原作尾田栄一郎
シリーズディレクター#スタッフ参照
シリーズ構成武上純希→上坂浩彦→米村正二
キャラクターデザイン小泉昇→久田和也→松田翠
音楽田中公平、浜口史郎
製作フジテレビ、東映アニメーション
放送局フジテレビ系列→フジテレビ他
放送枠水曜19:00アニメ枠
→日曜19:30アニメ枠
→日曜19:00アニメ枠
→日曜9時アニメ枠
放送期間1999年10月20日 -
その他第207話(2004年10月31日)
よりハイビジョン制作
アニメ:THE ONE PIECE
原作尾田栄一郎
アニメーション制作WIT STUDIO
配信サイトNetflix
配信期間-
役名
モンキー・D・ルフィ
ロロノア・ゾロ
ナミ
ウソップ
サンジ
トニートニー・チョッパー
ニコ・ロビン
フランキー
ブルック
ジンベエ声優名
田中真弓
中井和哉
岡村明美
山口勝平
平田広明
大谷育江
山口由里子
矢尾一樹
チョー
宝亀克寿
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『ONE PIECE』(ワンピース)は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』を原作とする日本のテレビアニメ。1999年10月20日よりフジテレビ系列で放送されている[1]。登場人物とそれを演じる声優についてはONE PIECEの登場人物一覧を参照 フジテレビ系列のアニメ番組では、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』に次ぐ長寿作品となっている。2024年現在、東映アニメーションが制作したアニメ作品としては最も長く続いている。2007年には、当時最も長期間放送されていた『ドラゴンボールZ』(6年10か月・291話)や最もエピソード数が多かった『一休さん』(6年9か月・296話)の記録を塗り替え、2009年には単体アニメで初めて放送期間が10年を突破、2021年には放送1000話に到達した[2]。東映アニメーションの長期放映作品が、ストーリーの進行や設定のリセットに合わせて番組名を変更しながら放送を続けることが多いのに対し(例:ドラゴンボール→ドラゴンボールZなど)、本作はタイトルが変更されることなく単体のアニメ作品として放送され続けている[注 1]。 原作に存在する残虐なシーンやお色気シーンはカット・変更がなされることがあり[注 2]、それ以外にも場面やセリフ、時系列といった細かい部分での相違点がいくつか見られる。
作品解説
映像形式
放送開始当初からステレオ放送であり、デジタル製作アニメである。また、切り替え式字幕放送を実施している[注 3]。
2004年10月31日放送の第207話からは、地上デジタル放送に対応したデジタルハイビジョン映像で制作されている(フジテレビ制作のテレビアニメでは初)。
2008年11月30日放送の第379話までは、アナログ放送、資金面でデジタル機器が不足しているテレビ静岡などの一部遅れネット局のデジタル放送、VHS、7thシーズンから11thシーズンまでのレンタルDVD、7thシーズンのセルDVD(Log Collection収録版も同様)において、映像の左右をカットしている。フジテレビ、および同時ネット局であるサガテレビのアナログ放送[注 4]では上下に多少の黒帯があり、完全な4:3ではない(ただしブラウン管テレビなど機種によってはほとんど見えない場合もある)。このため、第207話から第228話までの16:9版は地上デジタル放送の本放送のみでしか視聴できなかった(映像ソフト版の7thシーズン第4巻では本来のアスペクト比4:3の第205・206話と16:9の第207話が同時収録されている。それに伴い画面サイズの統一を図ったかは不明だが、当初は16:9で収録される予定であった)。その後、番外編「麦わらのルフィ親分捕物帖」ではセルDVDのみ16:9で収録され、TVシリーズもウォーターセブン編より16:9での収録が始まった。なお、2008年12月7日に放送された第380話より、アナログ放送ではレターボックスでの放送に移行した。レンタルDVDでは380話以降も依然として4:3での収録が続いていたが、12thシーズンの1巻(408話)より16:9での収録となった。
北米やフランスなど海外では、日本での放送から日にちをおかず字幕つきの日本語音声で放送する「ニアサイマル放送」が実施されている[3][4]。
放送枠
放送初期の1999年10月から2001年3月までの水曜19時枠は、『Dr.スランプ アラレちゃん』や『ドラゴンボール』シリーズといった鳥山明原作のアニメが約18年間に渡って放送されていた枠で、日曜19時30分枠に移動するまで、約20年間本作を含め東映アニメーション制作のアニメが放送されていた。日曜19時枠のアニメが放送枠を移動したのは、1967年4月に開始して同年7月に日曜18:30に移動した『マッハGoGoGo』以来、39年振りのことだった。また、それより前の2005年1月には日曜19:30から日曜19:00に移動したが、過去に『あかねちゃん』や『GTO』のように別の放送枠から日曜19:30に移動するアニメはあったものの、その逆は唯一となっている。
これまでに水曜19:00→日曜19:30→日曜19:00→日曜9:30と3回放送時間が変更されているが、その理由はいずれも当時間帯におけるアニメ枠の廃止(アニメからバラエティーへの置き換え)によるものである。
2006年10月以降の枠はローカルセールス枠のため、関東地方以外の各地域では遅れ放送や打ち切りとなった。これでフジテレビ系列のゴールデンタイムのアニメ枠は一部を除いて廃止[注 5]となり、後にレギュラー枠としてのゴールデンタイムのアニメの放送は完全に消滅した[注 6]。