ONE_LOVE_(GLAYのアルバム)
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『ONE LOVE』
GLAYスタジオ・アルバム
リリース2001年11月28日
録音2000年末 - 2001年10月7日[1]
ジャンルロック
J-POP
時間72分28秒
レーベルポニーキャニオン
プロデュース佐久間正英
チャート最高順位


週間1位(オリコン

2001年12月度月間1位(オリコン)

2002年度年間19位(オリコン)

登場回数12回(オリコン)

ゴールドディスク

ダブル・プラチナ(日本レコード協会

GLAY アルバム 年表

DRIVE-GLAY complete BEST
2000年)ONE LOVE
2001年UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY
2002年


『ONE LOVE』収録のシングル

MERMAID
リリース: 2000年7月19日

GLOBAL COMMUNICATION
リリース: 2001年4月25日

STAY TUNED
リリース: 2001年7月4日

ひとひらの自由
リリース: 2001年9月19日

ミュージックビデオ
「嫉妬(KURID/PHANTOM mix)」 - YouTube
「Fighting Spirit」 - YouTube
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『ONE LOVE』(ワン ラブ)は日本のロックバンドGLAYのメジャー6作目のオリジナル・アルバム、及び本作の収録曲の1つ。

2001年11月28日ポニーキャニオンよりリリースされた。
解説

2000年末から、ニューヨークにて録音された楽曲を収録[1]。一部楽曲では、dj hondaとのコラボレーションによって制作された。エンジニアは、ブラー等を手がけたジョン・スミス(「MERMAID」のみ、他のGLAY作品も手がけているマイケル・ツィマリング)。

今作の制作に当たって、「GLAYの音楽性をもう1度見つめ直してみたかった。」と語っており[2]、アルバムのテーマは特に決めず、メンバーが一番やりたいこと、言いたいこと、1個1個(の曲)が濃くて自分の生き様見たいなものを集めてやりたいと考えて制作していたと言う[1]。その結果、いつもより倍くらいの曲数が集まったため、当初は2枚組で発売する話もあったが[1]、結果的にはCD1枚に全18曲73分となり、GLAYのオリジナルアルバムの中でも、収録数・時間と共に、過去最多最長の内容となった。また、各楽曲も1曲ごとに世界観が異なっている[1]

今作はTAKUROの他にも、HISASHIJIROが作詞作曲を手がけた楽曲がそれぞれ2曲ずつ収録されており、HISASHIの曲がアルバムに収録されたのは、本作品が初となる。特にHISASHIはソング・ライターとしても新しい側面を見せており[1]、アルバム全体としても「HISASHIのギター・アプローチが自分が思い描いていたものと全然違うものになって返ってきていて、とても驚いた。」とJIROが述べ[1]、また、音楽評論家田家秀樹も「音のキャラクターということで言えば、これまでのGLAYのアルバムの中でも傑出している。」と評価している[1]。HISASHI曰く、「以前はシーケンサーの音とかが鳴っていないと自分の存在を音で表現できないような意識があったが、今作はそれを取り除き、空間があって楽器があれば音を出せるような曲を目指し、言いたいことをメロディーに乗せるシンプルな作業を心がけた。」と語っている[1]

本作のリリースに当たって、「嫉妬 (KURID/PHANTOM mix)」「Fighting Spirit」のプロモーション・ビデオが制作された[1]。映画「インディー・ジョーンズ」のような秘宝探し冒険ファンタジーのストーリー・ビデオで、「Fighting Spirit」が前編、「嫉妬」が後編となっている[1]

タイトル名の由来は、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件を受けたからとされている[1]。また、HISASHIはこのテロを受けて、「このアルバムは完成しないかもしれない。」と思ったことがあったと語っている[1]

ジャケットに映っているプロペラ機は、航空科学博物館YS-11に装飾を施したものである。

本作からわずか10ヶ月後にリリースされた『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』とは兄弟作となっており、本作がバンドサウンド、ロック寄りの楽曲中心だったのに対し、『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』はより情緒的な楽曲をまとめたものとなっている[3]
収録曲
ALL STANDARD IS YOUTAKUROが今作で思い入れのある作品と語るオープニング曲。静かに刻まれるトラックに突如
ギター・サウンドが響く、ロック・バラード調の楽曲。9・11テロ後に完成した作品でもあるため、TERU曰く「あの事件を受けた気持ちは詰め込まれていると思う」と述べている[1]。GLAYがパーソナリティーを務めていたラジオ番組において、TERUとTAKUROによる生演奏のアコースティックバージョンが披露された事がある。

WET DREAM2000年にロング・タームで行なわれたアリーナ・ツアー時に、その原型が演奏・披露されていた曲。ふんだんに盛り込まれている歌詞を早口で唄う。WET DREAMとは夢精を意味する。

嫉妬 (KURID/PHANTOM mix)前曲からサウンド上で繋がった形で再生される。過去HISASHIの楽曲にアレンジャーとして参加した草間敬がアレンジの一端を担っている。アルバム曲ながら、ドラマ風のPVも制作され、『VIDEO GLAY 5』に収録された。ライフ「GLAY LIFE MASTER CARD」CMソング。また、「Fighting Spirit」のPVが、本作の前編となっている。本アルバム発売時のラジオにおいてTAKUROは「この曲は『口唇』『誘惑』に続く“漢字2文字シリーズ”としてシングル候補に挙げたが、メンバーから総ボツを食らった」と話している。タイトルに「KURID/PHANTOM mix」と表記されているが、既出曲ではない。また「GLAY DOME TOUR 2001-2002 ONE LOVE」では、HISASHIがテルミンにエフェクターを接続して演奏している。

HIGHWAY NO.5作詞・曲はJIRO。同年スタートしたドーム・ツアーにおいては、趣向を凝らした演出で披露された。

Fighting Spiritサントリー「ダイエット(生)」CMソング。歌詞の最後の一節はTAKUROがYUKIと電話した際のYUKIの言葉が元となっている。また、アルバムのタイトルにする案もあったようである。PVが制作され、もう一つの「嫉妬」のPVは、本作の後編となっている。2001年11月29日ミュージックステーションでTV初披露されたが、この日TAKUROが敬愛するビートルズジョージ・ハリスンが他界した。演奏前にハリスンに対してコメントし、演奏時TAKUROはリッケンバッカー 335を使用。

ひとひらの自由 (Johnny the peace mix)同年、限定生産・発売された24thシングルのアルバムバージョン。

THINK ABOUT MY DAUGHTER曲調こそ速い、歌詞は自身の娘の成長を見守る親の視点で綴られている。当時TAKUROは独身であり、この曲の歌詞について「武田鉄矢っぽい」と冗談交じりに評していた。2000年の「GLAY ARENA TOUR 2000“HEAVY GAUGE”」で先行で披露されており、その時のタイトルは「LONELY」だった[2]

VIVA VIVA VIVA2000年には曲の原型が出来ており、「GLAY ARENA TOUR 2000“HEAVY GAUGE”」でのメンバー紹介及び2001年に開催されたGLAY EXPOにおいて、先行演奏・披露された楽曲。


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