OBEX (OBject EXchange) は、IrOBEXとも呼ばれ、デバイス間のバイナリオブジェクトの交換を容易にする通信プロトコルである。 OBEXはIrDAの規格の一つであるが、Bluetooth Special Interest Group
概要
クライアントがサーバに接続するときに信頼性の高い転送を行う点と、接続した後にオブジェクトの要求・提供を行う点において、OBEXはHTTPに似ている。しかし、いくつかの重要な点が異なっている。
転送 - HTTPは通常、TCP/IPポートの上でレイヤが作られる。OBEXは通常、IrDAデバイス上のIrLAP
OBEXは多くの上位レイヤにおける「Profile」の元となった。
IrDA
Point and Shoot profile
Infrared Financial Messaging (IrFM) profile
Bluetooth SIG
Generic Object Exchange Profile
Object Push Profile (phone to phone transfers)
File Transfer Profile (phone to PC transfers)
Synchronization Profile
Basic Imaging Profile
Basic Printing Profile
OMA
SyncML binding
サポートされたデバイス
ほとんどの携帯電話
Palm III以降のすべてのPalm
2003年以降に発売されたほとんどのPDA
関連項目
IrDA
TransferJet
外部リンク
⇒Infrared Data Association OBEXの最新の仕様書が有料で配布されている。
⇒OpenOBEX OBEXのオープンソースの実装。