Nintendo_Switch
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この項目では、Nintendo Switchシリーズ共通の内容、およびNintendo Switch本体について説明しています。

関連モデルについては「Nintendo Switchシリーズ」をご覧ください。

Nintendo Switchシリーズのオペレーティングシステムについては「Nintendo Switch (オペレーティングシステム)」をご覧ください。

Nintendo Switch

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上:グリップに取り付けたJoy‐Conと本体をドックに接続させた「TVモード」

下:本体の側面にJoy‐Conを接続させた「携帯モード」

メーカー任天堂
種別据置型ゲーム機
世代第9世代
発売日

2017年3月3日[1]

2017年12月1日[2][3]

2019年12月10日[4]

SoCNVIDIA TegraX1 カスタム[5]
CPUクアッドコア ARM Cortex-A57 + クアッドコア ARM Cortex-A53 @ 1.01 GHz
GPUNVIDIA GM20B(Maxwellベース)
ディスプレイ

6.2インチ液晶ディスプレイ:最大 1280×720ピクセル / 60fps

TVモード映像出力 : 最大 1920×1080ピクセル / 60fps

対応メディアゲームカード
対応ストレージ

Nintendo Switch Nintendo Switch Lite 32GB eMMCNintendo Switch(有機ELモデル) 64GB eMMC
コントローラ入力

Joy‐Con

Nintendo Switch Proコントローラー

ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ(Nintendo Switch本体にニンテンドーゲームキューブコントローラ接続ダップと有線接続)

オンラインサービスNintendo Switch Online[6]
売上台数
Nintendo Switch


2,003万台

3,512万台

2,467万台

9,083万台

Nintendo Switchシリーズ


3,177万台

5,103万台

3,415万台

1億3,246万台

(2023年9月末時点)[7][8]

最高売上ソフト

あつまれ どうぶつの森 /1,094万本(2023年9月末時点)[注 1]

マリオカート8 デラックス /5,701万本(2023年9月末時点)[14]

互換ハードウェアNintendo Switch Lite
Nintendo Switch(有機ELモデル)
前世代ハードウェアWii U
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Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)は、任天堂が開発を行い、2017年3月3日に発売した家庭用ゲーム機。日本でのキャッチコピーは、「カタチを変えてどこへでも」「いつでも、どこでも、誰とでも」(本体パッケージには「play anytime, anywhere, with anyone.」と英語で表記されている)。
概要詳細は「日本におけるゲーム機戦争」を参照

2015年3月17日、任天堂とDeNAの「資本・業務提携発表会」で、「全く新しいコンセプトのゲーム機」として「NX(開発コード名)」の開発を公表した。任天堂の4代目社長の岩田聡は「スマートデバイスでゲームビジネスを展開するのは、ゲーム専用機ビジネスへの情熱や展望を失ったのではない。スマートデバイスをどうやって活用するか決めたところで、今まで以上にゲーム専用機ビジネスに展望や情熱をもっている」とした[15]。「任天堂はゲーム専用機から撤退し、スマートフォン向けゲームに乗り換えるのではないか」という誤解が世間で生じさせないようにする為、NXの存在が公表されたという[16]

2016年10月20日の日本時間の午後11時より各国の任天堂の公式サイトなどを通じ、「Nintendo Switch」として正式に発表された[17][18]

2017年1月13日の日本時間の午後1時よりメディア・ビジネスパートナー向けの発表会として東京ビッグサイトにて開催された「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」では「任天堂の娯楽のDNAをしっかりと受け継ぎ、すべてを積み込んだ」と紹介され、Nintendo Switchは「任天堂が販売した歴代のゲーム機の特徴を受け継いでおり、まさに任天堂の集大成とも呼べるゲーム機となっている」と公表された。

2017年2月1日の任天堂の「2017年3月期 経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会」にて、Nintendo Switchを日本では希望小売価格29,980円で発売で、アメリカでは希望小売価格299.99ドルで発売としており、Wii Uとは異なり、基本的に赤字を出さない価格設定であるとした。

任天堂はNintendo Switchのコンセプトの「持ち出せる家庭用据置型ゲーム機」に「最初からついている左右一対の2つのJoy-Con」という特徴が加わることで、いつでも、どこでも、みんなで一緒に楽しむことができる新しいゲーム機、「既存の据置型ゲーム機の範疇には入らないゲーム機」としつつも、「携帯型ゲーム機としての利用もできる据置型ゲーム機」としている[17]

任天堂はNintendo Switchのソフトウェアラインナップを考える上で、発売から順次、間を開けることなく新しいゲームタイトルを提供することで、ゲームを継続的に遊んでもらい、話題を維持し、Nintendo Switchのセールスの勢いを維持する目的があると語った。

Nintendo of Americaの元社長のレジナルド・フィサメィは「Nintendo Switchは境界なくゲームを切り開き、ゲーマーが自分の好きなように自由にプレイすることが可能である」と紹介しており[19]、任天堂の5代目社長の君島達己は「NXはニンテンドー3DSWii Uの後継機ではない[20]」と発言していた。任天堂は過去にもニンテンドーDSを発表する際にゲームボーイアドバンスの後継機ではないと発言しており、「第三の柱」を志向していた[21][22]

君島達己によるとNXという開発コードは、Nintendo Switchの開発に深く関わっていた岩田聡が命名したという[23][24]。名前の由来は命名した当の岩田聡しか知らず、君島達己ら他の経営陣や社内の開発者らに語る機会もなく、本機の完成と発売を見ることなく他界してしまったため[補足 1]、誰もその由来を知らないという[23][24]。岩田は、2002年5月の社長就任直後から「据置型のテレビゲームが転換期に来ているのは確かだ。時代は変わり、どこへでも持ち歩ける携帯型が優位だ。据置型と携帯型の連合や融合を念頭に、新しい遊びの提案もやっていきたい。」と展望を語っていた[25]

Nintendo Switchの総合プロデューサーである小泉歓晃は、Nintendo Switchのテーマを「24時間、いつでもどこでも誰とでも、というテーマでやっている」と語っている[26]

Nintendo Switch本体には液晶ディスプレイとバッテリーを装備しており、Nintendo Switch専用のコントローラーである「Joy‐Con(ジョイコン)」を装着することで携帯型ゲーム機としても利用できる。Joy-Conには付属の「Joy-Conストラップ」を取り付けることにより、安全性を高めることもできる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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