NieA_7
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NieA_7
アニメ
原作gK
監督佐藤卓哉
脚本佐藤卓哉
キャラクターデザイン安倍吉俊(オリジナル)
柳田義明(アニメーション)、田中雄一(サブ)
音楽大輪好男
アニメーション制作トライアングルスタッフ
製作NieA製作委員会
放送局WOWOW
放送期間2000年4月26日 - 7月19日
話数全13話
漫画:ニア アンダーセブン
作者安倍吉俊、gK
出版社角川書店
掲載誌月刊エースネクスト
レーベル角川コミックス・エース・エクストラ
角川コミックス・エース
発表号1999年10月号 - 2001年1月号
巻数全2巻
話数全14話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『NieA_7』(ニア アンダーセブン)は、佐藤卓哉監督2000年制作のテレビアニメ、及び安倍吉俊とgK共著による漫画作品である。漫画版は、雑誌月刊エースネクスト』(角川書店)にて、1999年10月号から2001年1月号まで連載された
概要

アニメーションはWOWOWで2000年4月26日から同年7月19日にかけてノンスクランブル放送された。放送日は水曜日、放送時間は午後6時30分から同6時58分までの28分間。全13話。漫画は全14話、単行本で全2巻。

大量の異星人移民として移住してきた未来の日本を舞台に、地球人と異星人の少女2人の奇妙な交流を描いている。お互い逸れ者としてしか生きられない少女2人が共鳴と反発を繰り返す生活を描いた物語。

一部に陰鬱な描写もあるが、基本的にはコメディであり、安倍曰く「まゆ子とニアのやりとりと日常的な小さなエピソードの積み重ねが本質」だという。

アニメの次回予告は、毎回内容は一切紹介されず、頭にターバンを巻いたインド人風の男性がインドに関する豆知識を紹介するというものになっている。
設定

時代設定は近未来だが、舞台となる「東京都荏ノ嶋区・荏の花地区」には古い銭湯や商店街があり、レトロな町並みが広がる。それはいまだ見たことのない新しい世界ではなく、かつての日本の風景である。「郷愁の対象としての未来」という設定である。

作品の中で異星人達は、地球人によって階層が設定されている。主人公のニアは、最下層の「_7」(アンダーセブン)に位置する。位の高い異星人はしばしばニアを侮蔑する。最下層の者には戸籍すら与えられず、行政からも度外視される。さらに最下層の者達は社会から孤立し、スラムを作り定住する。移民を巡る問題を皮肉たっぷりに、シビアに描いている。

この作品における「宇宙人」は、同じ言語を喋り、外見もほぼ同一で、地球人に対して危害を加えたりはしない友好的な存在として描かれている。それでも地球人は、この他者に対して違和感を捨てられないという描写がしばしばなされ、「異質な他者とのコミュニケーション」という深刻な問題も描いている。

舞台となる荏の花地区にはクレーターと呼ばれる窪地がある。そこには低ランクの宇宙人が集住するスラムのような場所があり、一種の被差別地域となっている。特に宇宙人が大量に入植したと思われる巨大な「宇宙船」が沖にあり、クレーターと呼ばれる誰も近寄らないような場所もある。コンビニエンスストアの1軒もない場所であり、他の地域に住む人間たちも荏の花には近づかない様子。

この世界の日本には「宇宙人」と呼ばれる人間(地球人)とは違った知的生命体が社会に相当数いる。しかし、宇宙人といってもどうやらかなり人間化されているらしく、宇宙人同士でも日本語で会話し、宇宙のどこから、なぜ地球にやってきたのかすらわからないという有様である。沖合いには巨大な“宇宙船”なるものが存在し、そこから宇宙人は地球に入植したと思われるが、その真相は誰にもわからない。また、個人的に宇宙船でやってきた者もいるようであり、そのときに使用された小型宇宙船は人間の一部にも人気があり、コレクションしている者もいるらしい。

大学には「宇宙人学部」なる学部も存在し、宇宙人自体はかなり社会的地位を認められている。しかしながら一部には宇宙人が大量にやってきたことで失職したものもいるらしく、社会はシビアな“移民問題”を抱えている。

宇宙人の容姿も人間とさほどかわらない。特徴としては耳が人間よりも鋭角で垂れている。また一部は頬に親指大の斑点を持つ。ほとんどの宇宙人は頭の上にアンテナを持っており、妨害電波や有料チャンネル、時には海外の電波も受信できるようである。しかし「アンダー7」のランクである主人公のニアはランクが低いためアンテナを持たない。アンテナを持たない者は宇宙人社会において被差別対象となるが、アンテナを使用することはほとんど無いらしく、また取り外しも可能なため人間にはほとんど意味のない器官に思われている。また、毛髪は人間よりバラエティに飛んでおり様々な色がある。

また、宇宙人には「ランク」と呼ばれる一種のカーストが存在し、特に主人公まゆ子の住む荏の花近辺の宇宙人は低ランクのものが多く、一種のスラムである。しかしながらこれは固定化されたものではなく、何か社会的貢献を行うとランクが上昇する場合があるらしい。ランクを誰がどこでどのように決めているかは不透明である。
ストーリー

地方の高校を卒業したまゆ子は、予備校に通うために上京した。しかし、下宿先の銭湯の自分の部屋には、すでに先客が待っていた。異星人の少女のニアである。まゆ子はこの異星人との共同生活を、不本意ながら開始する。

苦学生のまゆ子は身勝手な同居人の存在に苛立ちつつも、何とか2人の生活を必死で維持しようとする。優しい地球人や、決して悪者ではないが一癖ある破天荒な異星人達に囲まれて、2人の日々はいつも賑やかに騒々しく過ぎて行く。

ある日、ニアは突如まゆ子の元から消える。悪友を失ったまゆ子は困惑を隠せない。しばらくしてニアは帰って来る。異星人の宇宙船から電波が発信されて、それに呼び出されたらしいが、真相はよく分からない。行く場所は結局どこにも無かった。
登場人物
ニア
- 宮村優子本作の主人公。最下層「_7」の宇宙人。一般的な宇宙人には付いているアンテナが無いため、地球人は勿論のこと宇宙人からも爪弾きにされている。まゆ子の部屋の押し入れにいつの間にか入り込み、そのまま居候している。
茅ヶ崎 まゆ子(ちがさき まゆこ)
声 - 川澄綾子/川瀬奈津弥(子供時代)本作のもう一人の主人公。岐阜県出身の貧乏な浪人生。ただし幼い頃は荏の花に住んでいた(亡くなった父親が現下宿の「荏の花湯」のオーナーだったらしい)らしく、岐阜県民としては言葉や習俗がかなり怪しい。成績優秀でテストの点数は全国でもトップクラスだが、不器用な性格で、予備校での友達は少ない。銭湯「荏の花湯」に下宿し、浴室清掃などを手伝っている。新聞配達と洋食屋「かるちえ」でウェイトレス(ほぼ出前持ち)のバイトもしているが、給与は遅配気味。普段は大人しいが、いつも腹を空かせており、食べ物のことになると荒っぽくなる。閉店直前の店の見切り品や特売品、源蔵の差し入れの米、「かるちえ」の賄い料理などで何とか食い繋いでいる。
小松 ちあ紀(こまつ ちあき)
声 - 折笠富美子まゆ子と同じ予備校の浪人生。重度の宇宙人オタク・PCオタクであり、独自にサイトを運営するほど没頭。常にノートパソコンを持ち歩いており、宇宙人に関して気になることがあればその場でサイト更新を行なう。勉強そっちのけのため、成績は今一つ。眼鏡っ娘で逆ナイロールの眼鏡が特徴。
樋山 言実(ひやま ことみ)
声 - 落合るみまゆ子の下宿先「荏の花湯」の現オーナー。大学卒業後、前オーナー(まゆ子の父)の死で常連だった「荏の花湯」が無くなると知り、買収して自らオーナーになったというほど愛着を持っている。都心部の会社OLをしながら掛け持ちで「荏の花湯」を経営しているが、経営はかなり苦しい。集客のためにイベントも行なっているが、コストがかかりすぎて赤字を出すこともある。
荏ノ嶋 モモ(えのしま モモ)
声 - 市川千恵子「荏の花湯」の運営を任されている物静かなおばあさん。普段は番台に立っていることが多い。
吉岡 稔持(よしおか ねんじ)
声 - 菅生隆之通称「ヨシネン」。「荏の花湯」のボイラー係であるが、オーナーの言実がOLとの掛け持ちであり、運営しているモモも高齢のため、実際の運営面にも関与しているらしい。職人気質で、口調は江戸弁。火を見ると暴走気味になる。言実とは彼女が女子大生の頃から面識があり、思いを寄せている。
わかば
声 - 小桜エツ子「荏の花湯」で飼われている猫。
狩田 修平(かるた しゅうへい)
声 - 郷田ほづみまゆ子のバイト先である洋食屋「かるちえ」の店主。


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