この項目では、スマートフォンについて説明しています。L'Arc?en?Cielの楽曲については「NEXUS 4/SHINE」をご覧ください。
Nexus 4
製造LGエレクトロニクス
発売日2012年11月13日
(アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリア)
12月中旬
(香港)
2013年3月27日
(ブラジル)
2013年8月30日(日本)
概要
OSAndroid 4.2 → 5.1
CPUQualcomm
Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz(クアッドコア)
MDM9615M(モデム部)
音声通信方式GSM/EDGE/GPRS (850, 900, 1800, 1900 MHz)
データ通信方式3G UMTS/HSPA+/DC-HSPA+ (850, 900, 1700, 1900, 2100 MHz)
Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n)
形状ストレート
サイズ133.9 × 68.7 × 9.1 mm
質量139 g
連続通話時間15.3時間
連続待受時間390時間
バッテリー2100mAh(取り外し不可)
内部メモリRAM:2GB
Storage:8GB/16GB[1]
外部メモリなし
電子決済機能NFC
赤外線通信機能なし
BluetoothBluetooth 4.0
備考SIMフリー
メインディスプレイ
方式IPS Plus
解像度1280×768
(WXGA・320ppi)
サイズ4.7インチ
表示色数16,777,216色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式800万画素CMOS
機能AF
360度パノラマ撮影
サブカメラ
画素数・方式130万画素CMOS
カラーバリエーション
ブラック
ホワイト
■テンプレート / ■ノート
■ウィキプロジェクト
Nexus 4(ネクサス フォー)は、LGエレクトロニクスとGoogleによって共同開発された、第3世代移動通信システム対応のAndroidスマートフォンである。Nexusシリーズのひとつ。製品番号はLG-E960。 LGエレクトロニクス製の端末としては初となるNexusシリーズの端末で、同社のフラッグシップモデルであるOptimus Gがベースとなっている。 Optimus Gと異なりLTEには非対応である。ただし本機種の内部にはLTE用の通信チップが内蔵されている[2]。 Android 4.2までは日本の技適マークが表記されていなかったが、Android 4.3で表記されるようになった。なお、日本国内で発売される際にはAndroid 4.3にアップデートされた状態で発売された。 2014年時点では、Android 4.4までアップデート対応している。Android 5.0に関してはリリース時点で、Nexus 4のアップデート保証期間を過ぎているが、特別にAndroid 5.0へのアップデートが提供される予定となっている[3]。 ちなみに、この機種はNexusブランドを冠しているためLGエレクトロニクスのスマートフォンブランドであるOptimusシリーズには含まれない。 Nexus 4の外観は、湾曲したメタリックなプラスチックのベゼル付きのガラスベースの構造を用いている。エッジスワイプのジェスチャーの向上のため、ガラスはスクリーンの端に向かって少しずつカーブしている。デバイスの背面のガラスパネルはドットのパターンがエッチングされ、"ホログラフィック"エフェクトになっている。 内部的には、Nexus 4は、その多くをLG Optimus Gのハードウェアと共有している。1.5 GHzのクアッドコア、Snapdragon S4 Proプロセッサに2GBのRAMを組み合わせ、8または16GBの内部ストレージを提供している。また、Nexus 4は、4.7インチの720p IPSディスプレイを用いており、ソニーのBSDセンサを使う8メガのリアカメラと1.3メガのフロントカメラを持つ。 また、Nexus 4は、公式にはLTEを採用していないが、radioハードウェアはLTEをサポートしており、隠されたベースバンドの設定がLTEを有効にするために使うことができる。しかしながら、このサポートはAWSのBand 4に限られており、デバイスはLTEの利用が可能だと公式には認められていない。Googleは結局、LTEのサポートを可能にする能力をソフトウェアアップデートで無効化した[4]。 Nexus 4は、ストックバージョンのAndroid 4.2とともに出荷されている。このバージョンは"より甘くなったJelly Bean"とブランディングされたもので、Android 4.1に新機能を加えた漸次的なアップデートである。ウィジエットはロック画面に配置できるようになり、画面側面からスワイプすることでアクセス可能となった。また、"クイック設定"メニューが、2本指で画面上部からドラッグすることによって通知エリアからアクセス可能となった。さらに、このアップデートはMiracastメディアストリーミングのサポートを含んでいる[5]。 2013年7月、Nexus 4は、Android 4.3のアップデートを受け取り始めた。このアップデートでは、アプリごとのプライバシーコントロールやダイアル画面での自動補完、新しいDRMのAPIなどの新機能が含まれた[6]。 同年11月、Nexus 4は、Android 4.4のアップデートを、ファクトリーイメージのリリースを通じて受け取り始めた。このアップデートでは、"HDR+"カメラ撮影モードや、ネイティブの印刷機能などが含まれる。しかしながら、このアップデートにはNexus 5に含まれる"Google Now Launcher"は含まれておらず、これは2014年2月にGoogle Playを通じて利用可能となった[7]。 2014年11月、Nexus 4は、Android 5.0のアップデートを受け取り、その後、2015年の5月にAndroid 5.1.1までアップデートされた。このリリースのあと、GoogleはNexus 4をサポートされているデバイスに含めなくなったが、これはNexus 4が今後公式のアップデートを受け取ることがないことを意味する[8]。
概要
スペック
ハードウェア
ソフトウェア
歴史
2012年10月29日 - Googleより発表。
2012年11月13日 - Google Playにて発売[9]。
2013年2月26日 - スペイン・バルセロナの携帯電話展示会「MWC 2013」において日本市場への販売が予告された[10]。
2013年7月24日(現地時間) - Android 4.3へアップデート開始。
2013年8月27日 - 日本国内での発売を発表[11]。
2013年8月30日 - 日本国内での発売開始。ただし量販店での取り扱いのみとなり、Google Playでの購入は不可。
2013年11月20日(現地時間) - Android 4.4へアップデート開始。
2014年4月4日 - 日本通信とイオンと協業して『イオンのスマートフォン』として発売[12]。
2014年11月13日(現地時間) - Android 5.0へアップデート開始。
2015年4月 - Android 5.1へアップデート開始。
関連項目
Google Nexus
Galaxy Nexus - 事実上の先代機種。韓国サムスン電子製。
Nexus 5 - 本機の後継機種。
LGエレクトロニクス
Optimus G - 本機種のベースとなった端末。Optimusシリーズ。
L-01E
LGL21
脚注^ 日本市場向けは16GBのみ
^ ⇒Nexus 4 Teardown - Page 3 - iFixit
^ ⇒Android: Be together. Not the same.
^ “ ⇒Google Announces The Nexus 5 and Android 4.4 Details”. Anandtech. 2013年11月1日閲覧。
^ Ion, Florence (2012年11月7日). “Review: Android 4.2 is a sweeter-tasting Jelly Bean”
^ “Android 4.3 Jelly Bean official: shipping with new Nexus 7, available OTA for select devices today
^ Brian Klug (2013年11月14日). “ ⇒Android 4.4 Factory Images Now Available for Nexus 4, 7 (2012 and 2013), and 10”. AnandTech. 2013年11月19日閲覧。
^ “Check and update your Android version”. Google Support. 2016年6月29日閲覧。