New_World_(L'Arc?en?Cielの曲)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}L'Arc?en?Ciel > ディスコグラフィ > New World (L'Arc?en?Cielの曲)

「New World」
L'Arc?en?Cielシングル
初出アルバム『AWAKE
B面花葬 平成十七年
リリース2005年4月6日(CD、配信)
2019年12月11日(定額配信)
規格マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンルロック
時間17分26秒
レーベルKi/oon Records
作詞・作曲hyde, yukihiro
プロデュースL'Arc?en?Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク


ゴールド(CD[1]

ゴールド(シングルトラック[2]
※ いずれも日本レコード協会認定
チャート最高順位


週間1位(オリコン

2005年4月度月間3位(オリコン)

2005年度年間51位(オリコン)

登場回数9回(オリコン)

L'Arc?en?Ciel シングル 年表

Killing Me
(2005年)New World
(2005年)叙情詩
(2005年)

『AWAKE』 収録曲

New World
(1)LOST HEAVEN
(2)

ミュージックビデオ
L'Arc?en?Ciel「New World」-Music Clip- - YouTube

テンプレートを表示

「New World」(ニュー ワールド)は、日本ロックバンドL'Arc?en?Cielの26作目のシングル2005年4月6日発売。発売元はKi/oon Records
解説

前作「Killing Me」以来約3ヶ月ぶりとなるL'Arc?en?Cielの2005年第2弾シングル。本作のレコーディングは、2004年の一連のライヴツアーを終えた同年9月から制作が開始されたアルバム『AWAKE』の録音作業の期間中に行われている。

本作の表題曲「New World」は、ブレイクビーツを採り入れたストレートな8ビートのギターロック。表題曲の作詞は、従来担当しているhydeではなくyukihiroが手掛けており、hyde以外が作詞した楽曲がL'Arc?en?Cielのシングル表題曲になるのは、本作が初めてのこととなった。また、作曲もyukihiroがメインで担当している。なお、yukihiroに作曲クレジットが付いた楽曲が、L'Arc?en?Cielのシングル表題曲になることも初のことである。yukihiroは今回、これまでに自身が手掛けてきた「Cradle」や「get out from the shell -asian version-」といった楽曲などとは異なる志向で作曲を行っており、表題曲はストレートな8ビートのロックナンバーに仕上げられている。yukihiroが作ったデモ音源を聴いた印象について、hydeは「彼にもそういう(ポップな)血が流れてるっていう。そしてそういう曲を自分で作ってくるって―― 当然いろんな音楽を聴くのは知ってるけど、自分で作ってくるっていうのは、すごく、うん、嬉しかった[3]」と感想を述べている。また、kenも「すげぇ!yukihiroが明るい曲書いたよ!?って(笑)。でもそれがうれしかったですね[4]」と述べている。さらに、tetsuyaは「キラー・チューンを用意してるってことだったんで、すごい楽しみにしてたんですけど。本当にキラー・チューンでした。今までのyukihiroの曲の中では、明らかに新しいなとは思いました[5]」とこの曲の印象についてコメントしている。

また、表題曲は本作発売の約5日前の2005年4月1日から同年7月23日までの間、日本テレビ系列で放送されたプロ野球中継番組『1球の緊張感 THE LIVE 2005』の上半期テーマソングに使用されている。ちなみに本作のリリースプロモーションとして、2005年4月2日に実施された読売ジャイアンツ広島東洋カープ戦のテレビ中継に、hydeとkenがゲスト出演している。

表題曲のミュージック・ビデオは、2007年12月5日に発表したクリップ集『CHRONICLE 3』に初収録されている。また、2019年12月11日に、公式YouTubeアーティストチャンネルにおいて映像の無料公開が開始されている。なお、この映像のディレクターは前作「Killing Me」ならびに前々作「自由への招待」のミュージック・ビデオを手掛けた野田智雄が務めている。

フィジカルの初回限定仕様は、ピクチャーディスク仕様となっている。

本作は発売初週となる2005年4月18日付のオリコン週間シングルチャートで、前作「Killing Me」に続く6作連続通算15作目の首位を獲得している[6]
収録曲CD#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「New World」(L'Arc?en?Ciel)
yukihiroyukihiro, hydeL'Arc?en?Ciel, Hajime Okano4:09
2.「花葬 平成十七年」(P'UNK?EN?CIEL)hydekenHYDE P'UNK4:34
3.「New World (hydeless version)」(L'Arc?en?Ciel) yukihiro, hydeL'Arc?en?Ciel, Hajime Okano4:08
4.「花葬 平成十七年 (TETSU P'UNKless version)」(P'UNK?EN?CIEL) kenHYDE P'UNK4:35
合計時間:17:26

楽曲解説
New World / L'Arc?en?Ciel

作詞:
yukihiro / 英語訳詞: Anis / 作曲: yukihiro, hyde / 編曲: L'Arc?en?Ciel & Hajime Okano
日本テレビプロ野球中継番組『1球の緊張感 THE LIVE 2005』上半期テーマソング。ブレイクビーツを採り入れたストレートな8ビートのギターロック。作詞・作曲を手掛けたyukihiroは、この曲の制作イメージについて「8ビートの速い曲っていうのは僕、避けてたんですよ。ずっとそれだけは避けてた。自分がやってきたバンドにおいても、そういう曲がメインになるバンドが多かったんで。自分はそういうのばっかりがメインじゃつまんないなあと思ってた部分があったから、こういうテンポの8ビートの曲は避けてたんですね。でもなんか、やりようによってはカッコいい曲ができるんじゃないかなあっていうのもあったかな…何だろう、今のラルクで、こういうギターのリフで持って行く8ビートの曲、装飾なしの曲っていうのをやってみたかったって感じですね[7]」と述べている。こういった志向に至ったのは、yukihiro曰く、レーベルメイトであるASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲を聴いたことがきっかけだったという[8]。本作発売当時に受けたインタビューにおいて、yukihiroは「アジカン、カッコいいなと思って。(中略)ああいう曲、書けねえかなと思って。ポップで自由な曲、という意味ですけど[8]」と語っている。この曲の制作過程では、作曲者であるyukihiroの意見を踏まえ、yukihiroが手掛けたサビ部分のメロディをhydeが根本から変更している。hydeがサビ、yukihiroがそれ以外を手掛けたことにより、L'Arc?en?Cielの楽曲としては初めてyukihiroとhydeの合作クレジットとなった[注 1]。ちなみにhydeが作り直したサビは、yukihiroが制作した当初のサビと比べてキーが異常に高く、hydeは「もうビックリするぐらいキーが高くて、自分で自分の首を絞めたっていう(笑)[9]」とコメントしている。また、この曲では、yukihiroが演奏する生のドラムリズムを刻む一方、ブレイクビーツが随所に採り入れられている。この曲のリズムアプローチについて、yukihiroは「ブレイクビーツを入れるということを最初から決めてたんで、それをカッコ良く聴かせるには打ち込みと生ドラムの共存が必要だろうなと思って[10]」「最初にブレイクビーツ―― 打ち込みのほうのリズムを作ったんですけど、その時からもう生ドラムを考えながらやってました[10]」と語っている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:75 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef