Netscape Navigator
Netscape Navigatorのスクリーンショット
開発元Mercurial Communications for AOL
最新版9.0.0.6 / 2008年2月20日
対応OSWindows、Mac OS X、Linux
プラットフォームクロスプラットフォーム
サポート状況終了、Firefox へ移行
種別ウェブブラウザ
公式サイトhttp://browser.netscape.com/
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Netscape Messenger開発元Mercurial Communications for AOL
最新評価版9.0 α1 / 2007年11月15日
対応OSWindows、Mac OS X、Linux
プラットフォームクロスプラットフォーム
サポート状況終了、Thunderbird へ移行
種別電子メールクライアント、ニュースリーダ
公式サイトhttp://mailnews.netscape.com/
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Netscapeシリーズ(ネットスケープ シリーズ)は、ジム・クラークとNCSA Mosaicの開発を抜けたマーク・アンドリーセン、ジェイミー・ザウィンスキー
(英語版)らによって開発されたネットスケープコミュニケーションズのウェブブラウザであるNetscape Navigator[注 1]を起源とするウェブブラウザシリーズである。日本では「ネスケ」や「NN」といった略称でも呼ばれた。2008年2月をもってサポートを終了した。Netscape Navigatorのバージョン4以降は、Netscape Navigator単体での配布以外に電子メールクライアント、ウェブページ作成ソフトなどをまとめたNetscape Communicatorとしても配布されるようになった。なお、Netscape Communicatorはバージョン6から名前がNetscapeに変更され、同時に旧版のNetscape Navigatorも名称をNavigatorに変更されている。またバージョン8では名称がNetscape Browserへと変更されたが、バージョン9では再びNetscape Navigatorとなった。ただし6や7、時折8も初期版の名称Netscape Navigatorで呼ぶユーザーが存在していた。
セキュリティーホールの修正は、修正パッチが配布されるInternet Explorerに対し、Netscape Navigatorはバージョンアップすることで対応していた。
変遷
バージョン1から4詳細は「Netscape Navigator (ネットスケープコミュニケーションズ)」を参照
Netscape Navigatorは、バージョン1.0から4.8までのウェブブラウザの名称である。最初のベータ版リリースは1994年。Netscapeの初期の開発者の多くが開発していたNCSA Mosaicの開発元である米国立スーパーコンピュータ応用研究所から法的な異議申し立てが届いてNetscape Navigatorと改名するまでは Mosaic Netscapeとしてリリースされていた。ウェブブラウザの改名と同時に会社名もモザイクコミュニケーションズ[1]からネットスケープコミュニケーションズ[2]に改名された。
Netscape Navigatorは非常に高機能で簡単に使えたため、まだベータ版であったにもかかわらずマーケットリーダーとなり短期間でシェアを獲得した。Netscape Navigatorの機能の数とシェアはバージョン1.0リリース後にもどんどん伸びつづけた。
バージョン2.0では、Netscape Mailという名称の電子メールクライアントが追加されたため、Netscapeは単なるウェブブラウザからインターネットスイートへの変貌を遂げた。この時点では、「Netscape Navigator」という名称は、ウェブブラウザ単体とインターネットスイートの両方を指し示す名称だった。また、それと同時期にAOLは、Internet ExplorerとともにNetscape Navigatorのバンドルを行いはじめた。