2015年2月、Netflixは2016年末を目標とするグローバル展開の一環として、日本でのストリーミング配信サービスを開始することを発表[45][46]。それと同時に日本法人としてNetflix株式会社が設立され、ストリーミングおよびパートナーシップ最高責任者であるグレゴリー・K・ピーターズが同社代表に就任した[45][47]。6月にはフジテレビとのコンテンツ制作提携を発表し、同局の人気番組『テラスハウス』の新シーズンおよびオリジナル番組『アンダーウェア』の製作・配信を行うとした[43][48]。8月には大手通信キャリアであるソフトバンクと業務提携を行い、ソフトバンクのユーザーを対象に申込受付から料金請求までを一貫して提供するサービスを開始[49][50][51]。9月に、日本でのストリーミング配信サービスが開始された。
2017年8月に東京国際フォーラムで開かれたイベント「Netflixアニメスレート 2017」では、自社のアニメ作品への取り組みを紹介。プレゼンでは50社以上のスタジオと制作を進めている他、オリジナルも含む日本発のアニメ作品を2018年に配信していくことを発表した[52][53][54][55]。
2020年1月20日、Netflixはスタジオジブリの21作品[注釈 2]の配信権を獲得。アメリカ[注釈 3]と日本を除く世界191カ国で2月から4月にかけて順次配信すると発表した[注釈 4][57][58][59][60]。 2016年1月には、国際家電見本市コンシューマー・エレクトロニクス・ショーにおいて、新たに130カ国以上の国での展開を行い、全世界にストリーミング配信サービスを提供すると発表[61][62][63]。同年末には、会員がオフラインで選択した動画をダウンロードして視聴できる機能が追加された[64]。 2017年7月、同年度の第2四半期決算の発表と共に、全世界の会員数が1億人を突破したことを発表[65][66][67]。8月にはアメコミ原作者であるマーク・ミラーが代表を務める大手漫画出版社ミラーワールド
会員数の拡大
2020年1月、2019年12月末時点での世界全体の有料会員数が同年9月末時点より約876万人増の1億6709万人になった事が明らかになった[74]。 オリジナル作品においては、2015年2月に行われた第87回アカデミー賞において、俳優のレオナルド・ディカプリオが製作総指揮を務めたドキュメンタリー作品『ヴィルンガ』(オーランド・ヴォン・アインシーデル
オリジナル作品の受賞および軋轢
2017年2月には『ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-』(アインシーデル監督)が第89回アカデミー賞において短編ドキュメンタリー賞を受賞。