NO_MORE_HEROES_2_DESPERATE_STRUGGLE
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ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル
No More Heroes 2: Desperate Struggleジャンル殺し屋アクションアドベンチャー
対応機種
Wii
Nintendo Switch
Microsoft WindowsSteam
開発元グラスホッパー・マニファクチュア
Engine Software(リマスター版)
発売元 マーベラスエンターテイメント
ユービーアイソフト[1]
ライジングスター・ゲームズ
プロデューサー和田康宏
木村祥朗
ディレクター市来信高
デザイナー藤川敬浩
須田知尋
シナリオ須田剛一
音楽高田雅史
福田淳
美術コザキユースケ
人数1人
メディア12cm光ディスク
発売日Wii
2010年1月26日[2]
2010年5月28日
2010年10月21日
Switch
2020年10月28日
Windows
2021年6月10日
対象年齢CERO:D(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)[3]
BBFC:15M[3]
OFLC:MA15+[3]
Nintendo Switch
CERO:Z(18才以上のみ対象)
コンテンツ
アイコン[CERO]:暴力、犯罪(Wii)
デバイスヌンチャク対応
クラシックコントローラ対応
売上本数11,373本[4]
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『ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル』(ノーモアヒーローズツー デスパレートストラグル)は、ゲームソフト開発会社のグラスホッパー・マニファクチュアが開発し、2010年10月21日に発売されたWii用のゲームソフト。前作同様、タイトルは日本語表記では★を挟める。2020年10月28日にはリマスター版『No More Heroes 2: Desperate Struggle』がNintendo Switchで前作と同時発売され[5]2021年6月10日にはSteamでも配信された。
概要

2007年に発売された同社開発の『ノーモア★ヒーローズ』の続編。今作は海外の先行発売となっており、開発元である日本では最も遅れて発売された。

前作の世界観を引き継ぎつつゲームシステムを見直し、より遊びやすい形に改良されている。前作ではアクションステージ以外は探索要素の強いオープンワールドゲーム風のゲームデザインであったが、今作ではそれを廃止したシンプルな形式となり、更にストーリー進行に必要なエントリー料も廃止したことでテンポ良くゲームを進められるようになった。

第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出された。

2019年には本作の後日談となる外伝作『Travis Strikes Again: No More Heroes』[6]が発売。機種はNintendo SwitchPlayStation 4Windows(Steam)。

更に2021年にはその続きとなる『ノーモア★ヒーローズ3』がNintendo Switch用ソフトとして発売され、翌2022年にはPlayStation 4、PlayStation 5Xbox OneXbox Series X/Sでも発売された。

前作『1』は移植版『英雄たちの楽園』に、次作『3』ではマルチプラットフォーム化の際に日本語音声が収録されているが、本作は英語音声しか無く、ナンバリングではシリーズで唯一日本語音声の無い作品となっている。
新要素
前作からの変更点

基本的なゲームシステムは前作と大きな変更は無いが、以下の点に前作との違いが見られる。

モーテルのトラヴィスの部屋は、メニュー形式ではなく、自由に歩きまわれるようになっている。

トラヴィスの部屋に本棚のメニューが追加されている。

新しいプロレス技の習得方法はビデオから雑誌に変更されている。

戦闘スタイルに二刀流が加わっている。

ステージ上の障害物の一部を破壊できるようになっている。

トラヴィス以外のキャラクターを操作することがある。

ビーム・カタナのバッテリーメーターの表示が小さくなっている。

ダークサイドモードの制限時間を表すトラの表示位置が画面右下になっている。

クローゼットメニューにリストバンド、シューズが追加されている。

ランキング戦のために費用をためる必要が無い(イベント選択で即戦闘へ)。

前作のようにサンタデストロイの街を探索することは出来ず、全てメニューを選んでの移動になる。

戦闘中、所持しているビーム・カタナを切り替えられる。

ジョブミッション(アルバイト)とトレーニングは一部を除いて
ファミコン時代を彷彿させるレトロゲームになっている。

収集アイテムがプロレスマスクのカードからビザールジェリー関連グッズに変更。但し、前作のようにズームして見る事はできない。

クラシックコントローラに対応。

復讐ミッション

何度かのランキング戦をクリアするごとに復讐ミッションと呼ばれるステージが計十回出現する。町に出て移動画面でリベンジミッションを選択するとバトルが始まる。

これは『ある人物を殺された復讐のためにトラヴィスに与えられたチャンス』とされているが、ゲーム中の扱い的にはサブシナリオのようなもので、ストーリー本編に直接は影響しない。そのためクリアしなくても本編の進行に問題は無い。前作の「殺しのミッション」のようなものだが、依頼を受けている訳ではないため、クリアしても報酬は無い。

基本的には制限時間内に特定の敵、または全ての敵の撃破でクリアとなり、全ミッションを完遂すると特典が得られる。
デスマッチモード

ある条件を満たすことでメインメニュー画面に新たにデスマッチモードが追加される。このモードではゲーム本編中のボス戦のクリアタイムを更新するもので、登場した全ての敵ランカーと戦うことが出来る。なおゲーム本編中では撃破時に背景に『死亡』と表示されるが、このモードでは『死亡』ではなく『撃破』と表示されるという違いがある。
限定版
初回限定版

本作は初回限定版としてキャラクターデザイン担当のコザキユースケの書き下ろしイラストを使用した限定ボックス「HOPPER's Edition」(ホッパーズエディション)が発売される。

この限定ボックスには以下の物が含まれる。

NO MORE HEROES 2 DESPERATE STRUGGLE(本編ソフト)

NO MORE HEROES 1.5(DVD)

オリジナルミニサウンドトラック

設定資料集「NO MORE MAGAZINE」

特典DVDであるNO MORE HEROES 1.5には、前作から今作に至るまでの三年間の空白を埋める須田剛一書き下ろしのオリジナルムービー、前作のダイジェスト映像、今作の日本語版のPVが収録されている。
初回購入特典

初回購入特典としてコザキ書下ろしによる、前作のシナリオを軸にしたオリジナルコミック「エロチカ★コミック」が付属する。また漫画本編のほか、ゲストイラストレーターによる書き下ろしイラストも収録。
日本版と海外版の相違点

海外版では激しい流血や人体欠損の残酷描写があるが、日本版は死んだ人間が灰のように崩れる演出となる。但し、前作よりも静かに霧散する形に変更されている。

前作以上に過激な残虐表現がストーリー中で描かれる関係上、日本版ではカメラワークの変更などによる表現の規制が多数存在する。

リマスター版の相違点

前作同様、北米版のリマスターをローカライズしたものであり、タイトルに日本語の『ノーモア★ヒーローズ2』の表記は無い。

表現も北米版準拠の無規制。

画質が向上し、60fps化による滑らかな挙動となった。


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