NNSアナウンス大賞(エヌエヌエスアナウンスたいしょう)は、日本テレビ放送網を始めとするNNS系列各局のアナウンサーの中で、毎年優秀なアナウンサーに対し与えられる賞である。 回数大賞最優秀新人賞その他
概要
1981年からNNS系列各局のアナウンサーの資質向上を目的に開始された。
大賞は、テレビ部門・ラジオ部門の2部門制で、各部門に1名ずつ与えられる。
ラジオ部門は、NNS系列のラテ兼営11局に、札幌テレビ放送の子会社であるSTVラジオと日本テレビの関連会社であるアール・エフ・ラジオ日本を含む13局が対象。
2006年度に、新人部門(入社3年以内のアナウンサーが対象)が新たに設けられた。
2008年度は、テレビ部門の選考が激戦だったため、特別に「最優秀パーソナリティ賞」を設置している。
授賞式は毎年3月頃に行われ、『北海道・東北』、『関東・中部』、『西日本』、『九州』の4ブロックからノミネートされた10人前後のアナウンサーの中から受賞者が発表される。ただし2020年(第41回)は、新型コロナウイルス感染症の流行の影響から審査スケジュールがずれ込み、11月の発表となった[1]。
最優秀賞は第1回で徳光和夫、第7回で大友寿郎(元青森放送特別顧問)が獲得。
地方系列局初の受賞は第2回で熊田克隆(元中京テレビ放送)が獲得。
近年の主な受賞者
テレビ部門ラジオ部門
第21回
(2000年)緒方喜子(中京テレビ放送)
第22回
(2001年)[2]保岡栄二(四国放送)佐藤正幸(福井放送)福岡竜馬(福岡放送)
第23回
(2002年)[3]松本志のぶ(日本テレビ放送網)重盛政史(福井放送)三宅宣行(熊本県民テレビ)特別賞:北日本放送アナウンサー
第24回
(2003年)[4]藤井利彦(中京テレビ放送)室田智美(札幌テレビ放送)
第25回
(2004年)[5]森中慎也(札幌テレビ放送)原口太平(青森放送)
第26回
(2005年)河村亮(日本テレビ放送網)谷口祐子(札幌テレビ放送)
第27回
(2006年)[6]平川健太郎(日本テレビ放送網)佐伯りさ(南海放送)松岡陽子(中京テレビ放送)特別新人賞:伊東幸子(青森放送)
第28回
(2007年)田村啓美(青森放送)橋詰佐織(高知放送)我妻絵美(中京テレビ放送)
第29回
(2008年)[7]小澤昭博(讀賣テレビ放送)細淵武揚(アール・エフ・ラジオ日本)内田拓志(テレビ新潟放送網)最優秀パーソナリティ賞:平井雅幸(テレビ岩手)
第30回
(2009年)[8]羽鳥慎一(日本テレビ放送網)谷戸礼子(福井放送)鹿内美沙(中京テレビ放送)特別賞:日本テレビ開局55年記念「アナウンサーコンチェルト」
第31回
(2010年)[9]熊谷明美(札幌テレビ放送)秋山博子(青森放送)加藤智也(宮城テレビ放送)
第32回
(2011年)[10]伊藤拓(宮城テレビ放送)青山友紀(山形放送)林マオ(讀賣テレビ放送)
第33回
(2012年)[11]藤井貴彦(日本テレビ放送網)小林幸明(アール・エフ・ラジオ日本)緒方太郎(福島中央テレビ)特別賞:
テレビ岩手・宮城テレビ放送・福島中央テレビ全アナウンサー
第34回
(2013年)[12]松井礼明(福岡放送)上野由加里(青森放送)中谷しのぶ(讀賣テレビ放送)最優秀パーソナリティー賞:恩田千佐子(中京テレビ放送)
第35回
(2014年)[13]吉田太一(中京テレビ放送)亀谷哲也(西日本放送)鈴木沙喜代(宮城テレビ放送)
第36回
(2015年)[14]急式裕美(札幌テレビ放送)岩本和弘(福井放送)佐野祐子(中京テレビ放送)
第37回
(2016年)[15]三浦隆志(讀賣テレビ放送)松下香織(山形放送)小山悠里(札幌テレビ放送)