このチャンネルは従前のNHK衛星放送と異なり、偏波面の円旋回が“右回り”ではなく“左回り”(放送業界用語では「左旋」という)であり、なおかつBS-IF周波数が従前よりも高くなっている。この為、視聴するには家庭内のアンテナ配線を、総務省が定めた新たな技術基準に対応するものへと全面的に取り変える必要がある。
視聴には8K放送対応のチューナーを搭載した受信機が必要で、従来のテレビではもちろん4Kテレビでも視聴することはできない[4]。対応機器はシャープ、ソニー、LGエレクトロニクスが生産している。
対応機器body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}
アクオス(シャープ)
AX1ライン (8T-C80AX1/C70AX1/C60AX1)[5]
CX1ライン (8T-C70CX1/C60CX1)[6]
DW1ライン (8T-C70DW1/C60DW1)[7]
DX1ライン (8T-C85DX1/C75DX1/C65DX1)[8]
8Kチューナー 8S-C00AW1[9](LC-70X500と併せて使用[10])
ブラビア(ソニー)
Z9H (KJ-85Z9H)[11]
LGエレクトロニクス
ZXシリーズ (OLED88ZXPJA/OLED77ZXPJA)[12]
Z1シリーズ (OLED88Z1PJA/OLED77Z1PJA)[13]
Z2シリーズ (OLED88Z2PJA)[14]
Z3シリーズ (OLED88Z3PJA)[15]
NANO99シリーズ (75NANO99JNA/65NANO99JNA)[16]
NANO95シリーズ (55NANO95JNA)[17]
NANO96シリーズ (65NANO96JPA/55NANO96JPA)[18]
QNED99シリーズ (86QNED99JPA)[19]
沿革2018年から2020年3月まで使用された初代旧ロゴ
2016年8月1日、地デジ難視聴対策放送を行っていたBS-17チャンネルでNHKが単独でスーパーハイビジョン試験放送を開始。4Kと8Kの混成であったが、一般家庭で視聴できないため、NHKは全国の放送局などに受信設備を設け、一般公開していた。このため放送時間は基本的に日中に限られていた。
同じ年の12月1日以降はA-PAB(放送サービス高度化推進協会)も試験実施主体に加わり、両者のコンテンツを交互に編成して放送していた。
この試験放送は本放送移行準備のため2018年7月23日に終了[20]。その後は本放送開始に向け準備を進め、BS-17チャンネルはNHKが3分の1のスロットをBS4K用に使い、残る3分の2の計80スロットについては地上波民放系BS2社の4K放送用に割り当てられた。そしてこのBS8K用には、新たに左旋円偏波を使うBS-14チャンネルが丸々割り当てられた。
BSデジタル放送開始18周年・地上波デジタル放送開始15周年にあたる2018年12月1日の10時、CSを利用する会社も含めた民間事業者と共に本放送を始めた[21]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ NHKではBS8Kのみで放送。地上波での放送は制作局で実施。
^ 開局からしばらくは「8Kベストウインドー」という番組で表記。
出典^ “NHK to Bring World’s First 8K Broadcasting Service” (英語). ABU. https://www.abu.org.my/Latest_News-@-NHK_to_Bring_Worlds_First_8K_Broadcasting_Service.aspx?doing_wp_cron=1586941239.6015200614929199218750 2018年12月1日閲覧。
^ 放送法第15条及び関連する第20条第1項第二号の規定
^ “NHKで民放制作のテレビ番組が放送へ。BS8Kで - PHILE WEB”. 音元出版. (2020年12月9日). https://www.phileweb.com/news/d-av/202012/09/51731.html 2021年7月22日閲覧。
^ BS8K視聴方法|BS放送 - NHK
^ “8Kテレビ時代の幕開け、シャープAQUOS 8K 11月発売。70型100万円、80型200万円”. AV Watch. 2018年10月15日閲覧。
^ “シャープ、AQUOS 8Kフラッグシップ「CX1」。新パネル、8Kチューナ内蔵&録画対応”. AV Watch. 2020年4月6日閲覧。
^ “シャープ、YouTubeの8K動画再生に対応したAQUOS 8K「DW1」”. AV Watch. 2021年4月22日閲覧。
^ “シャープ、mini LED採用の新世代8Kテレビ「AQUOS XLED」発表”. AV Watch. 2021年10月26日閲覧。
^ “「AQUOS 8Kチューナー」約25万円で発売。HDMI×4接続”. AV Watch. 2018年10月15日閲覧。
^ “シャープ、世界初「8Kチューナー」11月下旬発売。HDMI×4で「AQUOS 8K」と接続”. AV Watch. 2018年9月12日閲覧。
^ “ソニー初の8Kチューナ搭載テレビ「Z9H」。技術結集で“史上最高ブラビア””. AV Watch. 2020年2月7日閲覧。
^ “LG、世界最大88型で8Kチューナ内蔵「ZXシリーズ」。8K TV初の77型も”. AV Watch. 2020年4月28日閲覧。
^ “LG、HDMI2.1対応の8K有機ELテレビ「Z1」。受注生産で77型280万円から”. AV Watch. 2021年8月18日閲覧。
^ “LG、88型8K有機ELテレビ受注開始。8Kチューナ内蔵で約383万円”. AV Watch. 2022年7月29日閲覧。
^ “高輝度evoパネルになった8K有機ELテレビ。88型約396万円”. AV Watch. 2023年6月7日閲覧。
^ “LG初のBS8Kチューナ搭載液晶テレビ「NANO99」。65型で63万円から”. AV Watch. 2020年4月28日閲覧。
^ “LG、約30万円で最小55型「手の届く8Kテレビ」”. AV Watch. 2020年11月26日閲覧。
^ “55型8Kで約32万円、“手の届く”LG液晶「NANO96」。65型約39万円”. AV Watch. 2021年8月18日閲覧。
^ “LG、ミニLED×量子ドット搭載のフラッグシップ液晶「QNED99/90」”. AV Watch. 2021年5月17日閲覧。
^ A-PABの4K8K BS試験放送終了 ? 12月1日に向けて周知広報本格化
^ 4K・8K放送はじまる - NHK放送史
関連項目
NHK衛星放送番組一覧
NHK BS
NHK BSプレミアム4K
4K 8Kテレビ放送
スーパーハイビジョン
外部リンク
NHK BS放送|NHK
NHK BS4K・BS8K|NHK - ウェイバックマシン(2018年11月25日アーカイブ分)
NHK BS8K - ウェイバックマシン(2019年1月7日アーカイブ分)
NHK BS8K - TMDb
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