NHK_BSプレミアム
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この項目では、2023年11月までの2Kチャンネルについて説明しています。2023年12月以降の4Kチャンネルについては「NHK BSプレミアム4K」をご覧ください。

NHK BSプレミアム


基本情報
略称(愛称)BSプレミアム
BS-P
BSP
NHK BSP
運営(番組供給)事業者日本放送協会
旧チャンネル名NHK衛星第2テレビジョン(アナログ)
NHKデジタル衛星第2テレビジョン(BS102)
NHKデジタル衛星ハイビジョン(BS103)
(再編前のベースとなった系統)
放送(配信)開始2011年4月1日
放送(配信)終了2023年11月30日
アナログ放送(BS、放送終了)
放送事業者日本放送協会
チャンネル番号BS-11ch
放送開始2011年4月1日
放送終了2011年7月24日
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者日本放送協会
チャンネル番号Ch.103(HD)、104(臨時)
独立データ放送Ch.700、701、707
リモコンキーID3
物理チャンネルBS-15ch→BS-3ch
放送開始2011年4月1日
放送終了2023年11月30日
その他(再送信・配信)
公式サイト
特記事項:
BSデジタル放送103chの廃止(停波)日は未定。番組放送終了後(2023年12月1日以降)はチャンネル名を変更し、停波に関する告知後述の災害対応に活用。番組系統はNHK BSNHK BSプレミアム4Kに継承。
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NHK BSプレミアムは、2011年4月1日から2023年11月30日まで、日本放送協会(NHK)が放送していた衛星基幹放送の一種別のテレビジョン放送国内放送である。

略称はBSP。リモコンキーIDは「3」。

2023年12月1日以降のBS103チャンネル(BS103ch)についてもあわせて記述する。
概要[ソースを編集]
誕生までの経緯[ソースを編集]

1984年5月、1チャンネルで試験放送が開始されたNHK衛星放送は、1986年12月以降、アナログ地上波放送の難視聴対策を目的として、2チャンネルで放送された。当初は旧衛星第1テレビ放送(BS1)総合テレビ、旧衛星第2テレビ放送(BS2)が教育テレビの同時・時差放送だったが、1987年7月から衛星放送の編成見直しに伴い、旧BS1が独自の編成となったため、旧BS2は総合・教育の混合編成を軸としていた。

その後、1989年6月の本放送開始以後は、チャンネルの分担を明確なものにするためニュースとスポーツは旧BS1、エンターテインメント(映画・演劇・音楽他)・文化番組は旧BS2が請け負うという形を取った。その後2000年12月から、ハイビジョン推進協会からチャンネルを引き継いだNHKハイビジョン放送(BShi)が開局。当初はハイビジョン普及のために地上波やBS1・2との同時・または時差放送を含め総合編成としたが、2007年1月以後は主に文化・エンターテインメントの番組を中心にした編成とした[注釈 1]

2008年総務省2011年7月のデジタル放送完全統合化を念頭に置いた「NHKの衛星放送の保有チャンネル数のあり方に関する研究会」の議論を受けて、衛星放送の再整理・統合を行う方針を決め、BS2とBShiを統合する方針を固める。これを受けて2010年はBS2とBShiの連携で文化・エンターテインメント番組の強化を図り統合へ向けた準備を展開。2011年3月31日24時の放送終了を以て旧BS2とBShiの放送は「廃止」となった。

そして、2011年4月1日6時の放送開始「BSプレミアムキックオフスペシャル」のオープニング特番から旧BShiのBS103を引き継いで、新しい衛星ハイビジョンチャンネル「NHK BSプレミアム」として「新開局」を果たした。BSプレミアムは旧BS2・BShiで行った文化・エンターテインメント番組をより強化し連続テレビ小説大河ドラマの先行時差放送を除き、原則としてBSのオリジナルコンテンツを多数放送していく。ロゴマークはプレミアム(Premium)の頭文字"P"をモチーフにしており、「BS1」と同じくHappy and Happyの甲谷一が制作した[1]
特色[ソースを編集]

歴代のキャッチコピーは、「見るべきテレビが、ある。」[注釈 2]、「BSで逢いましょう。」[注釈 3]、「BSプレミアムはBS3チャンネル」[注釈 4]、「あなたはダレ推し?私はBS押し!」[注釈 5]、「[BS]押すと、贅沢な時間が始まります。」[注釈 6]、「その毎日に、[BS]押しましょ。」[注釈 7]などが使用された。

NHKの放送波で「プレミアム」の名称が付くチャンネルはそのほかにも、在外日本人向けの「NHKワールド・プレミアム」がある。BSプレミアムとの直接的な関係はなかったが、BSプレミアムの一部番組はワールド・プレミアムでも放送された。

旧3波体制時にはBS2でも行っていた報道番組は、その役割を新BS1に集約したため、BSプレミアムでは原則放送されなかった。ただし国内の大規模災害(巨大地震津波等)発生時や、Jアラートによる国民保護情報が発表された場合など、緊急有事が生じた場合は適宜、総合テレビのニュースのサイマル放送に切り替わった(全波全中)。また、速報テロップは原則として地震情報(太平洋・インド洋での大規模地震も含む)と緊急地震速報のみで表示を行い、「NHKニュース速報」の速報テロップ表示は、2013年8月30日から運用された特別警報の速報テロップのみ表示され、それ以外の一般ニュースの速報テロップは、原則として行われなかった[注釈 8]

BSシネマの一部作品など、画面アスペクト比4:3の番組が放送される際、4:3テレビを使用している場合は、自動的に4:3サイズに拡大される画角情報が付加された。
BS再々編へ[ソースを編集]

2019年12月13日総務省の有識者検討会において、NHKが2K衛星放送のBS1とBSプレミアムを1つのチャンネルに統合し、BSは4K8Kと併せた3チャンネル体制を目指す方針が明らかになった[2][3][4]。その後、2021 - 2023年度の経営計画において、2023年度までにBS1・BSプレミアムの2波を1波へ統合・削減する方針が改めて示された[5]

このころからBSプレミアムとBS4Kのサイマル放送時間帯が徐々に増えていった。また2021年時点での新規の番組は平日はクラシック倶楽部連続テレビ小説の先行放送、19時 - 23時までの番組(ワイルドライフヒューマニエンス英雄たちの選択コズミックフロントなどだがこれらも「?選」とした再放送が月1度程度入る)程度で、残りの約19時間は再放送やアーカイブス番組が中心であった。2022年度以降もBSプレミアム・4Kの一体型制作番組をさらに強化しつつ、映像アーカイブの4K化をさらに推進[6]する方針となった。

2022年10月11日、NHKは上記経営計画の修正案[7]の中でBS再編について、より具体的なスケジュールを公表。BSプレミアムを2024年3月末をめどに停波し、それに先駆けて11月30日深夜で通常番組の放送を終了(事実上の閉局)する方針を明らかにした[8]。一方で当時のNHK会長・前田晃伸は2022年12月6日の定例記者会見で「BSプレミアムが無くなると単純に誤解される方もあるようだが、そうではない」とし、BSプレミアムで先行放送される連続テレビ小説大河ドラマなどの人気番組は新2Kチャンネルでも放送される考えを示した[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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