NHK総合テレビジョン
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[注 30]

総合テレビのマルチ編成はメインチャンネル(011)、サブチャンネル(012)とも標準画質BS1三重テレビなどのようにメインチャンネルが、チバテレのようにサブチャンネルもハイビジョン画質にはなっていない。

総合テレビのマルチ編成は、BS1BS日テレWOWOWサンテレビジョンとは異なり色ボタンでは、選局できない。

全編4:3で収録した一部の番組および一部の番組案内スポット(両サイドにグレーのサイドパネルがついているもの)では4:3テレビ使用時の場合、自動的に4:3に映像が拡大される画角情報を付けていた。これは教育テレビでも同様であった。ただし、勢力の強い低気圧や台風関連の情報などL字画面を表示する場合はその間だけ4:3の映像拡大はされない(レターボックスのまま)。2010年代中頃以降は4:3収録番組を放送する場合は画角情報ではなくサイドパネルを付けて放送している(一部を除きサイドパネル部分に「番組名・初回放送年」を表示)

双方向番組に参加する際、事前に「かんたん登録」で名前(1人分のみ)・住所・電話番号を受信機に登録する必要があった。これはBShi、教育テレビのデータ放送でも設定可能だが、BShi・総合・教育のいずれかのチャンネルで1度登録すれば、NHK衛星波・地上波の双方向番組のすべてに参加できる(いずれかのチャンネルで1度登録すれば修正がない限り別のチャンネルで新たに登録する必要はない)。なお、「かんたん登録」はデータ放送の大幅なリニューアルに伴い総合テレビ・教育テレビでは2011年3月27日、デジタル衛星ハイビジョン同年3月31日で終了し、同年4月1日以降は登録した情報が自動的に消去される。

デジタル放送開始に伴い、県域テレビ放送が皆無だった茨城県での県域放送を開始。2012年4月1日から新たに栃木県群馬県で県域放送が開始された。しかし、南関東4都県については、新たに親局の送信施設設置が必要となることや、現在でも「首都圏」としての一体的需要があることなどから、デジタル化完了後に改めて実施の是非を検討するとの表現にとどまった。「NHK放送センター#関東・甲信越における県域放送の扱い」も参照
移行期間における独自編成

2003年12月1日から順次開始されている地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)を活かし、全国放送のほぼすべての番組がハイビジョン方式で制作・放送されている。標準画質マルチ放送は最大3チャンネル取れるが、NHK総合では現在011と012(あるいは031と032)のみで行われており、013(033)は使用されていない[注 31]。なお、2005年12月までデジタル放送では以下のように独自の差し替え番組があった。

日曜11:00 - 11:45 「地球!ふしぎ大自然」(先行放送)2005年9月で終了(アナログ放送では「日曜スタジオパーク」と「食彩浪漫」)

日曜13:05 - 13:50 「大河ドラマ」(先行放送)2005年12月で終了(なお、2004年1月から2005年3月までは、13:00 - 13:45の放送だった。アナログ放送では「笑いがいちばん」と「ふだん着の温泉」と「みんなのうた」)

土曜14:00 - 14:45 「NHK歌謡コンサート」(再放送)2005年9月で再放送終了(アナログ放送では「土曜スタジオパーク」)

近畿圏では2010年4月より夕方時間帯で地上デジタル放送告知番組の差し替えを行っていた。

月曜?金曜16:50?16:55「にっぽん木造駅舎の旅」(アナログの総合テレビでは「目指せ!地デジ芸人 ウーイェイ」(全20回、同じ内容を繰り返し放送)[注 32]

現在はスポーツ中継(NHKプロ野球大リーグ他)で不定期に行う程度になっている(この場合、所定時間終了後の延長は012(または032)で行われるが、電波の運用管理の都合上、概ね次の定時番組が開始されるまではフィラー映像散歩他)を流す場合がある)。
放送形態

午前4:00を起点とする24時間放送(原則として毎月第1・3日曜深夜=月曜未明の深夜は各局任意で放送休止、ないしは減力放送を行う地域あり)。ただし、ジャンクションの放送については2018 - 20年度前期は平日は3:48、土曜日・日曜日は4:13に、2020年度後期と2021年度は平日は4:33(土・日は変更なし)、2022年度から日曜のみ変更なしの4:13、他は3:58に行われている。

放送設備点検が行われる日の休止告知については、2000年6月までは全国一斉だったため、東京の放送センターから放送されていたが、2000年7月以後各局任意(減力放送を含む)となってからは、局により、事前収録した素材・録音(東京など)、ないしは当日の宿直アナウンサーが生放送(大阪など多くの地方局)でアナウンスしたものが放送され、東京では減力を行う場合でも国歌演奏・国旗掲揚→調整猫・犬を挟んで出力減力(一部中継局休止)に切り替えて、次の番組を放送していた。この場合、2003年以後デジタル放送は完全に放送休止し、アナログは親局など多くで減力放送、一部郊外の中継局が休止となった事例もある。

2022年4月以後はいづれも東京で製作した東京スカイツリーの夜景空撮を撮影した事前収録素材を使用しており、2023年3月までは当該地域のみ、東京からの裏送り(東京が休止であれば同時放送)、またはその映像素材を録画して当該放送局から放送していたが、2023年4月以後は、休止の発生する都道府県が1つでもあれば東京からの映像素材をそのまま流し「一部の地域の総合テレビを休止します」とのアナウンスを放送している。

24時間放送に移行する前は、オイルショック発生の時期の放送時間短縮のころはブルーバックで放送終了告知、1983年度までは視聴者から寄せられた写真をバックに「夜もふけました。戸締り・火の元をもう一度お確かめください」という字幕をプリントしたものをかぶせて放送していたものがあった。1989年度までは24時以前の定時終了である場合、1990年度以後は24時以後であっても放送終了時にブルーバックによる放送終了のアナウンス→君が代演奏と国旗掲揚が放送されていた。1989年度までは24時をまたいだ場合は君が代・国旗が省略され、放送終了のアナウンスのみが行われていた[49]

多くの送信所はNHK-FM放送と送信施設を共有する箇所が多いので、放送休止はテレビとFMで併せることが多く、アナログ時代はそれが顕著に行われていた。デジタル完全移行後、同時休止しない日も度々発生している。

※なお、2004年より放送されている大相撲本場所(奇数月)の実況ダイジェスト「大相撲・幕内の全取組」の放送日に放送休止、あるいは減力放送がなされる場合は2005年9月までは4:00、同11月からは3:50までに休止・または減力を切り上げたことがあった(ただし、オープニング映像の国歌演奏・国旗掲揚、またはジャンクションは2021年度までは起点時間に流しており、局によっては起点時間まで放送休止となる場合もあった)が、2010年3月場所で未明の再放送が廃止されており、相撲期間中の休止切り上げは事実上なくなったが、2014年秋場所以後、本放送の時間が3:40から4:05に繰り下げられたため、再びメンテナンス休止・減力を3:40で切り上げる局(この場合でもオープニングの国歌演奏・国旗掲揚、ないしはジャンクションは起点前の4:13に行う)が発生している。


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