NHK教育テレビジョン
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大半によっては、「(地方局名)教育(デジタル)テレビジョン」の表記と呼称されている[41]

2019年度までのNHK放送センター(関東地方)・大阪放送局など大半の地域は卵型に水色バックでコールサイン表記(全国共通のフォーマット)。

テレビ放送開始当初から、少なくとも1980年代前半までは、全国各放送局共通で、モノクロの1枚画が使われ、ブーメランを2枚重ねたような絵に白文字でコールサイン(JO○○)その横に黒でTV、更にその下に白文字で各放送局の親局のチャンネル番号[注 81]と、黒で当時のNHKロゴ、更にその下に(○○教育テレビジョン)と表示されていた。これは総合テレビジョン、および開局当初の衛星放送でも共通だった。

また、ワンセグの試験放送が行われていた時期にはデジタル教育に限り「(一部地域では)携帯端末向けサービスの試験電波発射中」[42]との字幕も添えられていた。


北海道内の7放送局…北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一括表示(デジタルは全国共通のフォーマットに北海道の図形と道内7放送局のコールサインを一括表示)。そのため、函館・旭川・帯広・釧路・北見・室蘭の各放送局も総合テレビとは違い、札幌局送出のものをそのまま流している。

山形放送局…文翔館をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。

福島放送局…草競馬の映像。

松江放送局…教室のイラストで黒板にコールサイン。

長崎放送局…基本フォーマットのままで、長崎局(JOAC-TV 1(ch))と佐世保局(現佐世保支局)(JOAZ-TV 2(ch))の2段重ねで表記していた。

大分放送局…温泉に入ったサルの映像をバックにコールサイン。

宮崎放送局…海岸とフェニックスのイラストをバックにコールサイン。

鹿児島放送局…局舎をバックにコールサイン。

これらのコールサイン画面はNHKのロゴマーク変更に伴って2020年度から廃止され、全国で統一したデザインとなった(デザインそのものは総合・教育で共通だが、色は緑になっている)。

その他

基本的に、「NHKニュース速報」テロップ[注 82]は表示されない。ただし、極めて重大性の高いニュースの場合は「NHKニュース速報」を表示することもあり[注 83]、高校野球、大相撲中継(総合テレビの特設ニュースに伴う代替放送)など、一部の番組では津波注意報も含めてテロップが表示されることがある。以前は「地震情報」テロップも震度4以上の地震があった場合や緊急地震速報が出された場合を除いて表示は行っていなかったが、現在は他の放送波と同様に表示を行う。ただし、BSBS103chBSプレミアム4KBS8Kと同様全国規模のみの表示となる。2011年3月11日発生の東日本大震災の特設ニュース開始以降は安否情報・生活関連情報・定時番組放送中を問わず、「NHKニュース速報」も「地震情報」もしばらくの間表示されていた。なお、緊急地震速報[注 84]のテロップとスポーツ中継延長などによる番組の放送時刻変更および休止のテロップ表示は行われており、2013年8月30日からは気象警報についてもテロップ表示がされるようになった[43]。また、2021年1月現在、速報テロップはスーパーインポーズによる表示となっており、文字スーパーによる表示は行われていない[注 85]

一部のテレビやビデオ、DVDプレーヤー、テレビが視聴できるパソコンなどでは、アナログ放送で実施された正午の時報を利用して時刻調整する機能を備えたものも出ていた[注 86]。しかし、2003年に開局したデジタル放送では原理上エンコード/デコードに伴う遅延が不可避であるため時報が行われず[注 87]2011年7月23日(アナログ放送最終日の前日[注 88])で時報の放送自体が終了となった。

手話ニュース』において天気予報を伝える予報画面は総合テレビのものと同じであるが、総合テレビはアニメーション表示であるが、Eテレでは静止画にて表示されている。一方株式市場で大きな変動があった際に現在の株価を放送する場合はアニメーションとなる。映像はこれも総合テレビと同じで画質は総合テレビと比べると少し荒い。画質は放送設備のハイビジョン対応により大幅に改善されている。

1990年(平成2年)、日本テレビ系列の『EXテレビ OSAKA』(読売テレビ制作)の火曜日の企画で「視聴率調査機のある約2600世帯の方だけに送る限定番組」なるものが放映され、司会の上岡龍太郎は「今から1分間NHK教育テレビにチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHKは総合・教育とも午前0時で放送終了[注 90]で、当時はメンテナンスのための砂嵐[注 91](地域によってはテストパターン)しか放送されていないにもかかわらず、ビデオリサーチで2パーセント、ニールセンで5.9パーセントの瞬間視聴率を記録した。これは放送当日付けのNHK教育の番組[注 92]のものよりも高い数値を記録し、ビデオリサーチから読売テレビに抗議がくるハプニングがあったが、日本民間放送連盟からテレビ娯楽番組最優秀賞を受賞した。

ハイビジョン製作番組が増加した2003年(平成15年)ごろから、NTSCでは画像サイズ[注 93]の調整時に一瞬映像が乱れることがあり、その対策として番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年(平成22年)7月5日以後、レターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されつつあるが、若干の番組が4:3放送を継続しているため一部の時間帯で見られる。また、ワンセグでは通常のEテレの番組とワンセグ2独自編成の番組の境目にも数秒程度フェイドアウト状態となる番組もある。

Eテレ時代の一部番組案内では、スポットおよび次回予告の最後の5秒間で「ETV」の文字が3段階で「Eテレ」の文字に変化するパターンのID映像がある。通常バージョンのほか、3段階で「Eテレ」の文字に変化する度に紅葉の絵柄が変わる秋バージョン、文字に雪が付いた冬バージョン、「T」が「テ」に変化する際、はじき出されたバケツがちょうど雪だるまにかぶる雪だるまバージョンなどもある。

2009年(平成21年)春から主に日中を中心にレターボックス16:9の番組を主として地デジ移行促進の字幕ロール(原則番組開始時)の表示を開始。2010年(平成22年)9月から地デジコールセンターの受付時間帯(月-金曜9時-21時、休日・年末年始9時-18時)はロール字幕+地デジコールセンターの電話番号の固定表示(画面下)を行う[注 94]2011年平成23年)1月24日以後、地デジコールセンターの電話番号の表示時間を放送・電波送出時間中の終日表示にする[注 95]

ワンセグでは、2010年(平成22年)2月上旬まで一部の番組を除き、ウォーターマークを表示していたが、現在は終日非表示となっている。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 各地方放送局の放送開始日は「#ネットワーク」を参照。
^ 東京局再送信であるが法令上は日本全国同一エリア。
^ 2011年以前はウォーターマーク・受信機アイコンに表示されていたが、2020年以降のNHKプラス・ウォーターマーク・受信機アイコンでは表示されている。
^ マルチ編成の場合は主番組のみ。
^ 学習指導要領に基づく学校教育放送、語学番組
^ 高校野球中継は1980年(中継することになったきっかけは箕島対星稜延長18回の項目を参照)から。本筋こそスポーツ番組だが、クラブ活動という学校教育風景を扱った教育番組としての性格も兼ねているため。学校対抗試合以外のスポーツ中継はあまり放送されておらず、総合テレビからの振り替えで用いられている程度に留まる。
^ 特に2011年以降
^ ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。また、朝日新聞デジタルでは30.6%としている[4]


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