NHK教育テレビジョン
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その後は通常通り『Eテレ2355』を放送した後、29日0:00から語学講座を1時間ずつ、NHK高校講座ライブラリーを30分間ずつ繰り下げ[注 76]。繰り下げ終了後ミニ番組で埋め合わせをし、W杯ラウンド16・ブラジルチリの都合でウィンブルドン選手権を3:15から5:00まで放送。

6月29日 - 30日通常放送終了時の30日2:40までは変更が無いものの、そのあと3:15までの35分間を別の番組で穴埋めし、ウィンブルドン選手権を30日3:15から5:00に放送。総合テレビではW杯ラウンド16・スペインポルトガルを中継。

7月2日 - 3日『視点・論点』を休み、22:50から政見放送のため総合テレビで放送できなくなったW杯準々決勝第1試合ブラジルオランダの試合を23:55まで放送。その後芸術劇場を55分遅れの23:55から3日2:40まで放送。その後ミニ番組による埋め合わせをした後、W杯準々決勝第2試合・ウルグアイガーナの都合でウィンブルドン選手権を3日3:15から5:00まで放送。

7月11日 - 12日総合テレビは終夜(翌日の10時頃まで)参院選開票速報のため中継できなかったFIFAワールドカップ決勝戦を教育テレビ(12日2:00放送開始)へ振替。11日付(12日の)午前1時までは通常の定時放送とし、1時から2時までは埋め合わせとして11日午前9時から総合テレビで放送[注 77]した「W杯デイリーハイライト・3位決定戦」を再放送。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)等での対応

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)により、現在の10配電力会社制度[注 78]が確立して以降では初めて、予め発表を行った上で時間を区切って電力供給を止める、「計画停電」が実施されることになった。

これに伴いNHKは地球温暖化対策での停波計画5年間の取り組みの延長線上として電力節減に協力するため、3月14日午後、翌15日から19日(放送日付上は3月14日 - 3月18日深夜)までの5日間午前0時から5時間、教育テレビと非常措置としてこれをサイマル放送しているBS2の放送を休止し、システム上停波が難しいBS2とは異なり教育テレビについてはアナログ放送のみならず全てのデジタル放送送信機についても電源を落とす措置を行うことを決めた。新聞番組表EPGの24時以後の欄には「放送お休みのお知らせ…今回の地震にともなう節電に協力するため、深0:00 - 5:00まで放送をお休みします。」[注 79]と表記されていた。

20日(19日深夜)以降については状況を見ながら継続するかどうかを判断するとしていたが、通常放送に戻したため結局は行っていない。なお、通常編成に戻った後も、東北地方では引き続き、総合テレビで震災関連情報を放送したが、総合テレビで「国会中継」など、震災関連情報を放送出来ない場合、教育テレビで放送した。この場合、デジタル放送では、マルチ編成を行う[注 80]場合があった。
海外の提携局

イギリス BBC Two

韓国 韓国教育放送公社

各局のID「日本放送協会の放送形態#ID表示」も参照

大半によっては、「(地方局名)教育(デジタル)テレビジョン」の表記と呼称されている[41]

2019年度までのNHK放送センター(関東地方)・大阪放送局など大半の地域は卵型に水色バックでコールサイン表記(全国共通のフォーマット)。

テレビ放送開始当初から、少なくとも1980年代前半までは、全国各放送局共通で、モノクロの1枚画が使われ、ブーメランを2枚重ねたような絵に白文字でコールサイン(JO○○)その横に黒でTV、更にその下に白文字で各放送局の親局のチャンネル番号[注 81]と、黒で当時のNHKロゴ、更にその下に(○○教育テレビジョン)と表示されていた。これは総合テレビジョン、および開局当初の衛星放送でも共通だった。

また、ワンセグの試験放送が行われていた時期にはデジタル教育に限り「(一部地域では)携帯端末向けサービスの試験電波発射中」[42]との字幕も添えられていた。


北海道内の7放送局…北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一括表示(デジタルは全国共通のフォーマットに北海道の図形と道内7放送局のコールサインを一括表示)。そのため、函館・旭川・帯広・釧路・北見・室蘭の各放送局も総合テレビとは違い、札幌局送出のものをそのまま流している。

山形放送局…文翔館をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。

福島放送局…草競馬の映像。

松江放送局…教室のイラストで黒板にコールサイン。

長崎放送局…基本フォーマットのままで、長崎局(JOAC-TV 1(ch))と佐世保局(現佐世保支局)(JOAZ-TV 2(ch))の2段重ねで表記していた。

大分放送局…温泉に入ったサルの映像をバックにコールサイン。

宮崎放送局…海岸とフェニックスのイラストをバックにコールサイン。

鹿児島放送局…局舎をバックにコールサイン。

これらのコールサイン画面はNHKのロゴマーク変更に伴って2020年度から廃止され、全国で統一したデザインとなった(デザインそのものは総合・教育で共通だが、色は緑になっている)。

その他

基本的に、「NHKニュース速報」テロップ[注 82]は表示されない。ただし、極めて重大性の高いニュースの場合は「NHKニュース速報」を表示することもあり[注 83]、高校野球、大相撲中継(総合テレビの特設ニュースに伴う代替放送)など、一部の番組では津波注意報も含めてテロップが表示されることがある。以前は「地震情報」テロップも震度4以上の地震があった場合や緊急地震速報が出された場合を除いて表示は行っていなかったが、現在は他の放送波と同様に表示を行う。ただし、BSBS103chBSプレミアム4KBS8Kと同様全国規模のみの表示となる。2011年3月11日発生の東日本大震災の特設ニュース開始以降は安否情報・生活関連情報・定時番組放送中を問わず、「NHKニュース速報」も「地震情報」もしばらくの間表示されていた。なお、緊急地震速報[注 84]のテロップとスポーツ中継延長などによる番組の放送時刻変更および休止のテロップ表示は行われており、2013年8月30日からは気象警報についてもテロップ表示がされるようになった[43]。また、2021年1月現在、速報テロップはスーパーインポーズによる表示となっており、文字スーパーによる表示は行われていない[注 85]

一部のテレビやビデオ、DVDプレーヤー、テレビが視聴できるパソコンなどでは、アナログ放送で実施された正午の時報を利用して時刻調整する機能を備えたものも出ていた[注 86]。しかし、2003年に開局したデジタル放送では原理上エンコード/デコードに伴う遅延が不可避であるため時報が行われず[注 87]2011年7月23日(アナログ放送最終日の前日[注 88])で時報の放送自体が終了となった。

手話ニュース』において天気予報を伝える予報画面は総合テレビのものと同じであるが、総合テレビはアニメーション表示であるが、Eテレでは静止画にて表示されている。一方株式市場で大きな変動があった際に現在の株価を放送する場合はアニメーションとなる。映像はこれも総合テレビと同じで画質は総合テレビと比べると少し荒い。画質は放送設備のハイビジョン対応により大幅に改善されている。

1990年(平成2年)、日本テレビ系列の『EXテレビ OSAKA』(読売テレビ制作)の火曜日の企画で「視聴率調査機のある約2600世帯の方だけに送る限定番組」なるものが放映され、司会の上岡龍太郎は「今から1分間NHK教育テレビにチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHKは総合・教育とも午前0時で放送終了[注 90]で、当時はメンテナンスのための砂嵐[注 91](地域によってはテストパターン)しか放送されていないにもかかわらず、ビデオリサーチで2パーセント、ニールセンで5.9パーセントの瞬間視聴率を記録した。


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