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NHK静岡放送局
NHK静岡放送会館
所在地〒422-8076
静岡市駿河区八幡1丁目6-1
公式サイト
総合テレビ
開局日1957年6月1日
放送対象地域静岡県
コールサインJOPK-DTV
親局静岡 20ch (キーID 1)
Eテレ
放送対象地域全国放送
(名古屋放送局管轄)
コールサインJOPB-DTV
親局静岡 13ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日1931年3月21日
放送対象地域静岡県
コールサインJOPK
親局静岡 882kHz
ラジオ第2
放送対象地域全国放送
コールサインJOPB
親局静岡 639kHz
FM
放送対象地域静岡県
コールサインJOPK-FM
親局静岡 88.8MHz
主な中継局
デジタルテレビ
熱海:総合 33ch 教育 13ch
伊豆長岡:総合 20ch 教育 13ch
三島:総合 24ch 教育 16ch
富士宮:総合 24ch 教育 14ch
島田:総合 16ch 教育 14ch
藤枝:総合 20ch 教育 13ch
浜松:総合 20ch 教育 13ch
ラジオ
熱海:FM84.2MHz 第1 1161kHz
御殿場:FM 83.8MHz 第1 1026kHz
伊豆長岡:FM 85.3MHz
芝川(富士宮):FM 84.9MHz 第1 88.2MHz(FM)
島田:FM 83.0MHz
浜松:FM 82.1MHz 第1 576kHz 第2 1521kHz
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NHK静岡放送局(NHKしずおかほうそうきょく)は、静岡県静岡市駿河区にある日本放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている[注 1][注 2]。
マスコットキャラクターとして「しずくん」を採用している。 組織としては中部(東海・北陸)となり、基本的に名古屋放送局の管轄下となっている。静岡県が関東と中京に挟まれている地域特性上、独自番組や東京発の「管中」「ローカル」番組の一部(管中番組時代の『小さな旅』や『特報首都圏』など)をネットすることもあり、拠点局とある程度距離を置き、東京管内とのつながりも維持する傾向がある。ただし、関東甲信越の番組を静岡でネットする場合、東京からの直受けではなく、一度名古屋を経由して受ける特殊なネット方法となっている[注 3]。また、ごくまれに管内他局が名古屋からのニュース・気象情報を放送しているなか、静岡だけ県内ニュース・気象情報に差し替えることもあるが、2017年以降はそのような放送体制は見られなくなった。しかしその後、2019年以降は大型連休や夏季の一部の平日で、管内他局が名古屋からのニュースや気象情報を放送しているなか、静岡だけ県内ニュース・気象情報に差し替える日も見られた[注 4]。尚、2022年度以降は、大型連休・お盆期間[注 5]などは県内ニュースなどを縮小・休止して、代わりに「おはよう東海・北陸」や「ニュース845東海・北陸」を放送している。 報道取材用として、ハイビジョン対応の取材ヘリコプターを静岡ヘリポートに常駐させている[注 6]。開局当初のラジオ送信所のアンテナ 4代目となる放送会館は2018年3月12日から正式に運用が開始された。ここでは新局舎のスタジオ概要についてのみ述べる(「第1213回経営委員会資料」より引用。スタジオ面積は平米を坪に換算)。建設・移転までの経緯及び局舎の概要については後述。 旧局舎(放送会館)は、静岡局としては3代目の建物となり、1963年3月1日から2018年3月11日まで55年間に亘り運用されていた。 旧局舎内のスタジオは次の3つ。 旧局舎では内部の改装は幾度となく行われていたが、建物自体は全国のNHK放送局の中でも古い部類に入り、築年数が2018年3月の新局舎への移転時点で55年を迎えていた。他地域の老朽化した放送局(放送会館)が順次建て替えを行う中にあって、静岡局については実際に新局舎建設・移転となるまで紆余曲折を経ている。 新局舎建設については、数年来の不祥事に起因する一連の経費削減策の影響を受け、一旦白紙に戻った。しかしその後改めて移転計画が出されており、葵区の紺屋町・七間町など[注 9]への移転が取り沙汰されたこともあったが、2010年12月に都市ガス供給会社の静岡ガスの所有地(静岡市駿河区八幡一丁目)(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度58分26.5秒 東経138度23分40.2秒 / 北緯34.974028度 東経138.394500度 / 34.974028; 138.394500 (NHK静岡放送局局舎移転候補地) そして、2017年9月に新放送会館が竣工、2018年3月12日より運用を開始した[5][6]。新静岡放送会館の整備にあたってNHKは、「いかなる災害時にも対応できる放送機能の強化」「緊急報道等情報発信の体制強化とマネジメント機能強化」「県民や地域住民に親しまれる放送局」の3点をコンセプトにあげている[7]。また、設計業者選定にあたって公募型設計プロポーザルを行うと発表された[8]。なお、旧静岡放送会館の跡地はセキスイハイム東海に売却した[9]。 また、放送機材については特にここ数年、他の地方局より先行して整備が図られている。これは東海地震などを念頭に、災害報道に特に力を入れるべき局との位置づけがなされているためであり、前述の取材用ヘリコプター常駐もその一環である。
概要
現在は使われていないが鉄塔は健在(谷津山)ラジオ塔。静岡市葵区音羽町・清水山(きよみずやま)公園
局舎について
現局舎
汎用スタジオ(約45坪)- テレビ用。主に夕方のローカルニュース中心に運用。
ニューススタジオ(約30坪)- 定時ニュース用。
ラジオスタジオ
この他、一般視聴者向け施設として「ハートプラザ」(約60坪)も設置され、テレビやラジオの公開収録にも使用される予定という。
旧局舎概要
第1スタジオ - 汎用であるが、実際には夕方のローカルニュース中心に運用[注 7]
第2スタジオ - 定時ニュース用[注 8]
第3スタジオ - ラジオ用
旧局舎から新局舎へ
1963年から2018年まで使用された旧放送会館(2007年6月撮影)
沿革
1931年(昭和6年)
1月12日 静岡放送局に本免許交付(呼出符号:JOPK 周波数:778kc 出力:500W)。
3月21日 社団法人日本放送協会静岡放送局(呼出符号:JOPK)開局(全国13番目)。局舎を静岡市(葵区)柚木に、送信所を谷津山山頂に置く。
1946年(昭和21年)9月1日 ラジオ第2(JOPB)放送開始。
1950年(昭和25年)6月1日 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
1954年(昭和29年)9月1日 放送局を静岡市(葵区)追手町の静岡県民会館内に移転。
1957年(昭和32年)6月1日 アナログ総合テレビ、5chで放送開始。日本平送信所から送信。
1959年(昭和34年)
4月1日 ラジオ送信所を静岡市高松(現・駿河区宮竹二丁目)に移転し送信開始。
5月1日 アナログ総合テレビのチャンネルを9chに変更する。
1962年(昭和37年)1月8日 アナログ教育テレビ放送開始。
1963年(昭和38年)
3月1日 静岡市(葵区)西草深町に旧局舎が完成し移転。
12月16日 総合テレビのカラー放送を開始。[10]
1964年(昭和39年)4月1日
教育テレビのカラー放送を開始。[11]
FM放送を開始(当初は実用化試験局として運用開始[12]、1969年3月1日に本放送へ移行[13])。
1983年(昭和58年)6月6日 総合テレビ、音声多重放送を開始。[14]
1986年(昭和61年)3月21日 開局55周年。
1991年(平成3年)3月21日 教育テレビで音声多重放送を開始する。
2001年(平成13年)3月21日 開局70周年。「静岡放送局 70年のあゆみ」発行
2005年(平成17年)6月1日 11:00(JST)静岡本局・浜松中継局同時に地上デジタル放送開始。開始記念番組を、同時に地上デジタル放送を開始した静岡放送と共同制作し、両局で放送。
2006年(平成18年)4月2日 デジタル総合テレビのレギュラー編成としては全国初のマルチ編成を開始(『ゆうどきネットワーク』(011)と『ゆうどきネットワーク東海・北陸』(012))。
2007年(平成19年)3月9日 改編に伴い夕方のレギュラーマルチ編成終了。同年4月からは夕方5時台のローカル枠が全て名古屋発となる(『ゆうどきネットワーク』は名古屋発の気象情報以外は東京からの分をそのまま放送)。
2011年(平成23年)7月24日 正午をもってアナログ放送終了。24時の完全停波をもってアナログテレビ送信所廃局。
2018年(平成30年)3月12日 放送会館を静岡市葵区西草深町から駿河区八幡一丁目に移転[15]。
2019年(令和元年)6月10日 この日放送の「たっぷり静岡」で、9月に開幕する「ラグビーワールドカップ2019」を共同で放送する静岡第一テレビとの合同企画『SCRUM PROJECT』の開催を発表、news every.しずおかとの同時中継などコラボ企画を行った[16]。
2020年(令和2年)2月10日 NHKラジオ第1放送をFM波で送信する富士宮ラジオ放送所が開局[17]。
2021年(令和3年) - 主調整室(マスター)の機材更新により、静岡放送局送出番組でもウォーターマーク「NHK G」「NHK E」が表示されるようになった。
2023年(令和5年)
4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部等)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。