NHK総合テレビジョン
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「総合テレビ」はこの項目へ転送されています。新潟県のフジテレビ系列の民間放送局については「NST新潟総合テレビ」をご覧ください。
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NHK総合テレビジョン

開局日1953年2月1日
映像方式480i(SD、マルチ編成をする場合、旧アナログ放送)
1080i(HD、デジタル放送、2004年)
日本
言語日本語
放送エリア日本全域
ストリーミング
NHKプラス総合 - NHKプラス
総合2 - NHKプラス

NHK東京デジタル総合

基本情報
略称(愛称)NHKテレビ、NHK総合、NHK G、GTV、Gテレ
運営(番組供給)事業者日本放送協会(NHK)
ジャンル地デジ難視対策衛星放送
放送内容地上デジタル放送サイマル放送(マルチ編成の場合は主番組のみ)
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者社団法人デジタル放送推進協会
チャンネル番号Ch.291
物理チャンネルBS-17ch
放送開始2010年3月11日
放送終了2015年3月31日終了
公式サイト
特記事項:
地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。
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NHK総合テレビジョン(エヌエイチケイそうごうテレビジョン)は、日本放送協会(NHK)による地上基幹放送の一種別のテレビジョン放送国内放送でもある。

通称はNHK総合[1][2]あるいは総合テレビ[3][4]。また、英語で総合という意味を表す"General"からNHK G、GTVなどとも表記される。前者は地上デジタルテレビ放送東京NHK放送センター)から送出される番組の放送時に、画面右上に表示されるウォーターマークなど[注 1]で使用され、後者は群馬テレビ群馬県前橋市所在、独立系)との混同を防ぐために協会内に限らないものの多くはNHKを冠す。

新聞雑誌などの番組表(いわゆるテレビ欄)や各種メディアでの表記は「NHK総合」「NHK総合テレビ」「NHKテレビ」「NHK」「NHK G」「NHK総合・(放送局名)」等と様々である。リモコンチャンネルボタン番号(デジタル放送ではリモコンキーID)から「1チャンネル」(東京、大阪広島など)または「3チャンネル」(名古屋北海道(札幌ほか)仙台福岡など)とも呼ばれる。
概要

東京にて1953年2月1日開局(以降の開局は#沿革参照)。本チャンネルは日本初のテレビチャンネルである。「総合テレビジョン」という通称名は、同じく地上波で放送されるNHK教育テレビジョン2011年からの通称:Eテレ)と対比して、総合編成を実施しているということから付けられたものである。

日本全国でほぼ統一された番組編成をするEテレに対して、総合テレビではそれに比べて各地域ごとに異なる番組編成がなされる。そのため、アナログ放送での広域放送は関東広域圏(16)のみで、その他の40道府県は県域放送がとられていた。デジタル放送では2004年に茨城県が、2012年に栃木県群馬県が県域放送に移行し、広域放送は南関東4都県のみとなった。

総合テレビの本放送開始当初、一般家庭へのテレビ普及には程遠く、テレビ番組として独自に制作をするには予算的にも厳しかったことから、NHKラジオの人気番組を本チャンネルで中継するということがしばしば行われていた[5]

総合テレビの関東地区における全日視聴率ビデオリサーチ社の調査)は、1963年から1986年までの24年間、各民放キー局を押しのけて、連続して1位を獲得していた[6][注 2]。しかし1987年フジテレビに全日視聴率1位を譲り、1988年1989年は奪還したが、1989年を最後にその座から遠ざかっている。

NHK紅白歌合戦』があることなど(後述)から、年間視聴率1位は総合テレビの番組というケースが多い。2001年まで総合テレビの番組が年間視聴率1位の座を譲ったことがなかった(紅白についても1997年まで年間視聴率1位の座を譲ったことがなかった)。2002年以降は年によっては民放番組(主に国際スポーツ中継日本戦)にその座を奪われるケースもある。
沿革2020年まで使用されていたロゴ各都道府県のNHK総合テレビ開局年
1939年
5月13日 - NHK東京放送会館の落成記念として、NHK放送技術研究所から初めてテレビジョンの電波を送出(コールサインJ2PQ、映像周波数4.5MHz、出力500W)[7]
1940年
4月13日 - 日本初のテレビドラマ夕餉前』が放送される[8]
1950年
2月2日 - 技研のテレビ実験局が東京は港区の愛宕山からVHF3ch、大阪は生駒山からVHF4ch、名古屋は当時の名古屋放送局屋上からVHF5chで送信開始(出力はいずれも1kW)[9]3月10日 - 東京・大阪・名古屋で週1日・3時間の定期的なテレビ実験放送開始[10][11]
1952年
10月1日 - 実験局をNHK東京放送会館に移転(出力3kW)、送出方式をNHK独自方式からNTSC方式に変更[12]11月14日 - 東京実験局を実用化試験局に移行[13]12月5日 - 実用化試験局が毎日放送となり、演奏所内幸町NHK東京放送会館に、送信所紀尾井町の千代田放送所(現・千代田放送会館)に置かれ、VHF3chから映像出力5kWで送信[13](事実上のサービス放送開始)。12月26日 - 東京テレビジョンに予備免許が交付される[13]
1953年
1月11日 - テレビジョン放送の開始に備え、NHK自前の東名阪マイクロ回線の運用開始。日本放送協会(NHK)のテレビ事業として公営放送を開始した。総合テレビ以外では民放での主体として、少し遅れて設立された日本テレビ放送網と共に、ラジオが主体であった第二次世界大戦前から戦後しばらくの間報道のあり方を変え、現在に至る日本国マスメディアの基本形を形成した。1月26日 - 東京テレビジョンに本免許[13]2月1日 - 14時、東京テレビジョン(呼出符号:JOAK-TV、現NHK放送センター本放送開始[14][15]。演奏所はNHK東京放送会館に、送信所は紀尾井町の千代田放送所(現・千代田放送会館)に置かれ、VHF3chで送信された。映像出力10kw。
1954年(昭和29年)
3月1日午前8時 - 大阪テレビジョン(呼出符号:JOBK-TV、現NHK大阪放送局)を開局。大阪は演奏所を馬場町の大阪放送会館に、送信所を生駒山に置き、試験放送時代と同じVHF4chで映像出力は10KWに増強し送信された。3月1日午前11時 - 名古屋テレビジョン(呼出符号:JOCK-TV、現NHK名古屋放送局)本放送開始。演奏所と送信所を当時名古屋市中区丸の内(現在の「名古屋市立丸の内中学校」の場所)にあった名古屋放送局敷地内に置き、試験放送時代と同じVHF5ch・映像出力5KWで送信された。3月1日午後2時 - 大阪局・名古屋局の開局記念特番を放送[16]。4月15日 - 電電公社(現在のNTTコミュニケーションズ)がテレビジョン放送の全国展開に対応するため、専用マイクロ回線の運用を開始。これに伴いNHK自前回線を廃止し、公社回線に移行。8月22日 - 名古屋テレビジョン、完成したばかりの名古屋テレビ塔に送信所を移し、映像出力を10kWに増力。
1956年
3月21日 - 仙台広島福岡の各放送局がテレビジョン本放送を開始。以降4年をかけて全国のネットワークをほぼ完成させる。11月1日- 名古屋テレビジョン、中部日本放送テレビジョン放送(呼出符号:JOAR-TV、VHF5ch)の同年12月1日放送開始に備え送信チャンネルを5chから3chに変更。
1957年
5月29日?12月23日 - 長野静岡金沢岡山松山小倉の各放送局がテレビジョン本放送を開始。10月7日 - 早朝放送開始。12月28日 - 東京テレビジョンでカラー実験放送開始。
1958年
11月29日 - 大阪テレビジョン、毎日放送テレビジョン放送(呼出符号:JOOR-TV、VHF4ch)開始に備え送信チャンネルを4chから2chに変更。
1959年
1月10日 - 教育放送専門のNHK教育テレビジョン(2011年6月以後の愛称「Eテレ」)開局。それとの区分のため、正式な名称を「NHK総合テレビジョン」に定める。4月6日 - 東京テレビジョン、放送エリアを関東全域に拡大するため、この年1月10日に開局した東京教育テレビジョン(呼出符号:JOAB-TV)と送信所を入れ替え。


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