NGT48
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秋元康は、姉妹グループの増加によりグループの1期生に人気が集まるという傾向が表立ったため、NGT48には新しいタイプの応募者が多く現れ、全国から応募者が集まると予想していて[14]、実際に新潟県外からの応募が7割を超え[26]、結果的にメンバーとなった新潟県出身者は半数以下の12名で、地元出身者の比率は低かった[27]。なお、新潟県出身のメンバーは“自分が住む町の出身メンバーに共感を抱かせる”という目的で、出身市町村名まで公表している[26]。第1期生オーディションの選考においては東北北陸など意識的に東日本の出身者を中心に構成しており[注釈 5]、今村によれば「『東日本』のグループとして幅広い地域から共感を得ることを期待している」[26]

しかしながら後述の事件の影響により2019年以降は地元企業や自治体からの支援が複数打ち切られ[28]NHK新潟新潟日報では事件の検証報道、問題点の指摘が行われている[28]
ロゴマークイメージカラーの由来となった新幹線の朱鷺の絵

グループのロゴマークは、県鳥の朱鷺(とき)をイメージしており、   白の背景に   赤の「NGT48」の文字と右と下に赤いエッジを配したものが使用されている[29]。初代劇場支配人の今村悦朗によると、当初イメージカラーは白であった[30]。その後、新潟を訪れた際に見た新幹線E4系に描かれていた朱鷺の印象からこのカラーに決定した[29]。白は新潟の米や雪景色、赤は情熱をイメージしている[29]
AKB48や他の姉妹グループとの比較

AKB48や他の姉妹グループは、各劇場が所在する地域名
[注釈 6]がグループ名の由来になっているが、NGT48は県名・市名が由来となっている[9]

当初より「AKB48 Now on Google+」のプロジェクトに参加していない。

グループ立ち上げ時のメンバー26名の平均年齢は16.7歳と、日本国内で活動している姉妹グループと比較して若干高齢であった[3][31][注釈 7]

略歴
2015年

1月25日、
TOKYO DOME CITY HALLで行われた『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト1035 2015』において、NGT48の結成とNGT48劇場支配人としてSKE48劇場支配人の今村悦朗が異動し、就任することが発表される[1]

3月26日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48春の単独コンサート?ジキソー未だ修行中!?』において、北原里英がNGT48のキャプテンとして移籍することと柏木由紀が兼任することが発表される[34]

4月10日、1期生の募集を開始[29]

5月10日、有明コロシアムで行われた『第2回AKB48グループドラフト会議』において、ともにバイトAKBの出身である西潟茉莉奈荻野由佳の2名を指名[35]

5月24日、専用劇場が新潟市中央区万代にある商業施設『ラブラ2』4階内にオープンすることが発表される[36]

7月25日、1期生オーディションの最終審査が行われ、22人が合格[37]

7月30日、新潟ふるさと名物商品PR大使に就任[38]

8月21日、1期生お披露目イベントが新潟市歴史博物館(みなとぴあ)で開催される[3][4]

10月2日、初の冠ラジオ番組『NGT48のみんな神対応!! ラジオあくしゅ会!!』(FM-NIIGATA)が放送開始[39]

10月8日、栗山米菓グループの商品「ばかうけ」PR大使に就任[40]

10月11日、韓国釜山で行われる第12回アジア・ソング・フェスティバルに、日本の代表として参加[41]

12月1日、初の冠テレビ番組『ココだけNGT48』(NCV ニコニコケーブルテレビ)が放送開始[42]

12月28日、2016年1月10日の専用劇場開業を記念し、劇場支配人の今村が東京・秋葉原のAKB48劇場から徒歩と自転車のみで354 km離れたNGT48劇場を目指すプロジェクト『繋げ!AKB48劇場の魂を! NGT48今村の東京→新潟 日本縦断354km行脚!』を行うことを発表[43][44]。12月30日にスタートし、劇場オープン前日の1月9日に到着[43][45]

2016年

1月10日、NGT48劇場オープン
[5][46]。1期生12名、ドラフト2期生2名および北原、柏木の16名によりチームNIIIが結成され、『PARTYが始まるよ』公演を最初の演目として行う[46]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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