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NEWS23X(クロス)
ジャンル報道番組
出演者膳場貴子
松原耕二
青木裕子
枡田絵理奈
萩原豊
播摩卓士
出水麻衣
蓮見孝之
ほか
(出演者を参照)
オープニング下記参照。
エンディング同上
製作
プロデューサー南部雅弘 /
稲岡洋樹(総合編集長)
制作TBSテレビ(JNN)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2010年3月29日 - 2013年3月29日
放送時間【月曜 - 木曜】22:54 - 23:45
【金曜】23:30 - 翌0:15
放送枠TBSテレビ系列深夜ニュース枠
放送分【月曜 - 木曜】51分、【金曜】45分
公式サイト
番組年表
前作NEWS23(2008年3月31日 - 2010年3月26日)
続編NEWS23→news23(2013年4月1日 - 現在)
特記事項:
全編でJNN排他協定適用。
初回から4日間は22:54 - 23:54に放送。
月曜 - 木曜の正式な放送開始時刻は22:56.15、金曜は23:32.15。
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『NEWS23X』(ニュース・ツー[注 1] スリー クロス)は、2010年(平成22年)3月29日から2013年3月29日までTBSテレビをはじめとしたJNN系列各局にて平日(祝日含む)23時台に生放送されていた報道番組である。『NEWS23クロス』とも表記される。ハイビジョン制作。 TBSは2009年春の大改編にてスタートした『総力報道!THE NEWS』と、『NEWS23』の直後に日替わり25分番組で構成していた『吉崎金門海峡(ゴールデン・ゲート 金曜日は除く)』が2010年3月26日で終了することに伴い、『NEWS23』に2009年3月まで行ってきた特集コーナーを再度設置の上で番組名を改題し、51分(金曜日は45分)番組にリニューアルすることを、2010年2月5日に発表した。新番組扱いではあるものの、事実上は『NEWS23』の続編に当たる(ただし、一部のテレビ番組雑誌ではNEWS23の後に最終回を示す(終)のマークが表記されていた)。『NEWS23』時代ではレギュラーに2名以上外部登用があったが[注 2]、本番組では膳場を除いてTBS内部からの登用となった。 「大人っぽい“真っ当な”ニュース」を番組のコンセプトとしており、さまざまなニュースや人の交差点、いろいろな分野、領域へとクロスオーバーしていくという思いから「X(クロス)」という言葉が番組名に加えられている。 メインキャスターには『NEWS23』より続投の元NHKアナウンサーの膳場貴子に加え、『筑紫哲也 NEWS23』立ち上げ時のディレクターであり、その後、『JNNニュースコール』『JNNニュースの森』キャスター、JNNニューヨーク支局長などを歴任したTBS報道局プロデューサー(当時)の松原耕二が起用された。特集コーナーにあたる「クロスアジェンダ」は報道局社会部警視庁担当、JNNロンドン支局長などを歴任した報道局外信部記者の萩原豊
概要
『NEWS23』時代は音楽関連の特集などを除き放送音声がモノラル放送(モノステレオ放送)だったが、本番組では全編でステレオ放送が実施されていた[注 3]。
金曜日は36分遅れで放送を開始している。リニューアル前は番組ロゴの文字配置が異なる別バージョンのオープニングを用いていたほか、出演者など月曜日 - 木曜日とは一部異なる部分があった[注 4](後述)。
『NEWS23』時代と同様に、年末年始やスポーツ中継などで番組が休止される場合には、代替番組として10分程度の『JNN NEWS』が放送される。
2012年3月23日の放送をもって、膳場以外のキャスターが降板し、番組とセットのリニューアルが行われた。同時に、新たにフィールドキャスターとして蓮見孝之、スポーツキャスターとして出水麻衣、コメンテーターとしてワシントン支局長などを歴任したTBS解説委員の播摩卓士がそれぞれレギュラー出演している。
2013年3月29日をもって『NEWS23X』としての放送は終了。翌週の4月1日からは2010年3月以来3年ぶりに『NEWS23』に戻されることになった。また、月曜日 - 木曜日の放送時間が8分拡大される。播摩以外の出演者は続投し、新たにアンカーとして岸井成格(月曜日 - 木曜日)、スポーツ・スペシャルキャスターとして高橋尚子が加わる[1][2]。 オープニング後の本編では、画面左上に半透過の番組ロゴかコーナーロゴ(後述)を表示しているが、リニューアル前のキャスターが挨拶する場面では「JNN」のロゴマークを表示していた。このことから、この番組がJNN排他協定がかかるものであることを表しており、『NEWS23』時代とは異なり協定が番組全編に適用されている。 『NEWS23』末期に設けられていたローカル枠も本番組では設定されておらず、ローカルニュースを放送する局はこの番組の直後など別時間帯の番組として設定している。 期間キャスターコメンテーター
JNN排他協定について
出演者
メインキャスター
膳場貴子(TBS局契約アナウンサー・元NHKアナウンサー、2010年3月29日 - 2013年3月29日)
2006年9月25日に『筑紫哲也 NEWS23』サブキャスターとして就任して以来、本番組も続投。2012年3月26日より『NEWS23』の末期以来2年ぶりに単独メインとなる。
松原耕二(TBS報道局ニュース部スペシャリスト部長、2010年3月29日 - 2012年3月23日)
番組立ち上げ時はTBS報道局プロデューサー。2010年7月1日より上記の肩書きとなった。
特集キャスター
萩原豊
不定期出演。かつて、『筑紫哲也 NEWS23』の特集企画の1つであった「それから」の下村健一(元TBSアナウンサー)に近いポジションでの出演・特集企画の担当となるが、大きなニュースがある場合には現場からの生中継で出演するなどフィールドキャスターの役割を担うこともあった。
スポーツキャスター
すべて当時TBSアナウンサー。膳場が取材や休暇等でスタジオにいない場合は番組全体の進行は松原が担当し、サブ的な役割を担当する他、ニュース原稿の読み上げも担当する。また、本来の担当キャスターが休暇等で不在の場合は原則として、もう一人のキャスターが代理出演するが、青木の休暇時は枡田以外のTBSアナウンサーが代理出演することもある。
青木裕子(月曜日 - 木曜日、2010年3月29日 - 2012年3月22日)
青木がスポーツキャスターを担当するのは『J-SPO』に出演していた2008年9月以来1年半ぶり。
スポーツ担当としては2012年3月22日が最後であるが、松原・枡田と共に番組降板の挨拶を行うため、翌日(同年3月23日)のエンディングにも駆け付けた。
枡田絵理奈(金曜日、2010年4月2日 - 2012年3月23日)
2011年3月まで『スーパーサッカーJ』、2012年3月まで週末の『S☆1』を兼務。
リニューアル後の出演者
コメンテーター
播摩卓士(TBS解説委員、2012年3月26日 - 2013年3月29日)
基本的にスポーツコーナーには出演しないが、膳場が不在時はスポーツコーナーも出演しコメントをつける。
スポーツキャスター兼サブキャスター
出水麻衣(TBSアナウンサー、同上)
実質的には2009年3月以来3年ぶりに『NEWS23』シリーズに復帰する。なお、2010年9月14日は青木裕子の代理として出演したことがある。
膳場が休暇または取材で不在の時はメイン代行となる。
蓮見がスタジオに出演するようになってからはスポーツのみを担当することが多い。
フィールドキャスター → フィールドキャスター兼サブキャスター
蓮見孝之(同上)
2012年9月までは膳場不在時を除いて、原則VTR出演のみだった。
2012年10月からは膳場がスタジオにいる場合でも、スタジオに出演するようになり、同時にサブキャスターを兼任するようになった。
ナレーター
石井康嗣
幸田夏穂
湯浅真由美
森尾ナオアキ(2010年3月29日 - 不明)
古野顕一(SPORTS X)
大木民夫
坪井章子
青野武ほか
スポーツキャスターがスポーツ関係のニュースのナレーションも入れる項目もある。
スポット出演
ゲストコメンテーター
石川達紘(弁護士、元東京地検特捜部長)
杉尾秀哉(TBS解説・専門記者室長)
立花隆(ジャーナリスト)
藤原帰一(東京大学大学院教授)
山室惠(弁護士、元裁判官)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
ほか
スポーツコメンテーター[注 5]
野村克也(東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督[注 6])
桑田真澄(元読売ジャイアンツ投手、メジャーリーグの解説担当として出演)
小倉隆史(サッカー解説者、日本代表の試合当日などに出演。サッカーワールドカップ 南アフリカ大会期間中は現地からのレポートを担当)
柱谷哲二(サッカー解説者・元サッカー日本代表、サッカーワールドカップ 南アフリカ大会期間中、解説担当として出演)
特集
綾瀬はるか(女優、後述の特別企画に出演)
気象解説
森田正光(気象予報士、『NEWS23』の末期には天気予報を担当)
台風など異常気象発生時に出演することがある。なお、当番組の天気予報はメインキャスターの膳場が担当している。
主要出演者の変遷
メインスポーツサブその他
月曜 - 木曜金曜
2010.3.292011.3.25松原耕二膳場貴子1青木裕子枡田絵理奈(不在)萩原豊
2011.3.282012.3.23(不在)
2012.3.262012.9.28膳場貴子出水麻衣蓮見孝之3播摩卓士
2012.10.12013.3.29出水麻衣出水麻衣
蓮見孝之
天気予報は、放送開始から終了まで膳場が担当。
上記の末期キャスター陣は全員、後身番組『NEWS23』(第2期)も続投。
1 前身番組『NEWS23』(第1期)から続投。
2 「特集キャスター」を担当。不定期で出演。
3 「フィールドキャスター」を担当。2012年9月まで不定期でスタジオに出演。
全て日本時間(JST)で表す。 コーナー名の「X」は番組名同様「クロス」と読む。
放送時間
月曜 - 木曜 22:54 - 23:45(51分)
金曜 23:30 - 翌0:15(45分)
また、20:54枠の『JNNフラッシュニュース』の中で当番組のスタジオからの生予告(メインキャスターの膳場が担当)を放送していた。
主なコーナー・シリーズ企画
特集コーナー
政治・経済・社会問題を掘り下げる。当初は「クロスアジェンダ」のタイトルで通常は月曜日 - 木曜日に放送されており、萩原が進行及びVTRの補足解説を行っていた(萩原不在時は膳場・松原が進行役を担っていた)。なお、日によっては特集コーナーが存在しても「クロスアジェンダ」のタイトルが付かないこともあった。現在はシリーズで特集が組まれる場合にシリーズタイトルがつけられている。また、当日昼の『ひるおび!』内「JNNニュース」では当日放送予定の特集の見どころをまとめた予告VTRが放送されている。
クロスTODAY→23X TODAY
『NEWS23』シリーズにおける「NEWS ラウンドアップ」→「NEWS INDEX」→「TODAY」→「flash23」の系譜を引き継ぐフラッシュニュースコーナー。膳場とナレーターの石井が交互に読み上げる。2012年春のリニューアルから「23X TODAY」に改題している。コーナー冒頭のタイトル画面では、バックに東京(銀座・秋葉原・浅草・原宿・渋谷のいずれも曜日順)の人が行き交う風景をミニチュアライズ(模型のように見えるエフェクト)処理した映像を使用している。
SPORTS X→23X SPORTS
スポーツコーナー。スポーツキャスターが進行を務める。リニューアル前は、毎回、青木または枡田の顔をアップにする演出が取られていた(ただし野村や桑田がいる場合は彼らとのツーショットになることが多い)。内包コーナーとしては国内プロ野球の結果を扱う「CLOSEUP GAME X」、メジャーリーグの結果を扱う「TODAY'S MLB」があり、国内プロ野球の試合がないことが多い月曜日には後者を拡大した「MONDAY MLB」が放送されていた。