この項目では、L'Arc?en?Cielのシングルについて説明しています。
競走馬「ネオユニヴァース」については「ネオユニヴァース」をご覧ください。
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「NEO UNIVERSE/finale」
L'Arc?en?Ciel の シングル
初出アルバム『REAL』
A面NEO UNIVERSE
finale
B面hole
trick -new wave of japanese heavy metal mix-
リリース2000年1月19日(CD)
2011年6月22日(配信)
2019年12月11日(定額配信)
規格マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンルポップス
ロック
時間16分32秒
レーベルKi/oon Records
作詞・作曲hyde (作詞#1,#2)
ken (作曲#1)
tetsu (作曲#2)
yukihiro (作曲#3)
プロデュースL'Arc?en?Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク
ミリオン(CD[1])
ゴールド(シングルトラック, #1[2])
※ いずれも日本レコード協会認定
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
2000年1月度月間1位(オリコン)
2000年2月度月間6位(オリコン)
2000年度年間10位(オリコン)
登場回数12回(オリコン)
L'Arc?en?Ciel シングル 年表
LOVE FLIES
(1999年)NEO UNIVERSE/finale
(2000年)STAY AWAY
(2000年)
『REAL』 収録曲
THE NEPENTHES
(2)NEO UNIVERSE
(3)bravely
(4)
LOVE FLIES
(5)finale
(6)STAY AWAY
(7)
ミュージックビデオ
L'Arc?en?Ciel「NEO UNIVERSE」-Music Clip-
「NEO UNIVERSE/finale」(ネオ ユニヴァース/フィナーレ)は、日本のロックバンド、L'Arc?en?Cielの19作目のシングル。2000年1月19日発売。発売元はKi/oon Records。 前作「LOVE FLIES」以来約3ヶ月ぶりとなるシングル。1994年のメジャーデビュー以降ではバンド初となる両A面シングルとなっており、インディーズ時代を合わせると通算2作目のこととなった。また、本作は、メンバー4人それぞれが作詞又は作曲を担当した楽曲が収録されている唯一のシングル作品となっている[注 1]。 本作の表題曲「NEO UNIVERSE」は、打ち込みを多用したエレクトロ・ポップ要素の強い楽曲となっており、この当時にkenが作曲した作品としては、珍しく明るいポップスに仕上げられている。kenは1999年に発表したアルバム『ark』『ray』に関するインタビューの中で、「なんか周りから過剰に明るい曲を求められてるような空気を感じたとたんに、もう全然書けなくなって、明るい曲が[3]」と語っていたが、今回の制作では意識的に明るい曲を書くことにしたという。本作発売当時のインタビューで、kenは「明るい曲を書こう[4]」「メジャーのコードから始まる曲をつくろう[5]」と考えていたと明かしている。歌詞は、2000年という新たな時代を迎えるにあたり、hyde曰く「未来に向けての現実と夢をことばにした[5]」という。なお、この曲は、本作発売の約2週間前の2000年1月1日から、女優の一色紗英が出演する資生堂の口紅ブランド「ピエヌ」CMソングに使用されている。余談だが、フォークデュオのゆずのメンバー、北川悠仁は「L'Arc?en?Cielの楽曲で好きな曲」としてこの曲をあげている[6]。 もう一つの表題曲である「finale」は、ブリストル独特のダークなサウンドを盛り込み、暗く儚い印象を抱かせるメロディアスなバラードに仕上げられている。なお、この曲は、本作発売の3日後の2000年1月22日に公開された、仲間由紀恵主演の東宝配給映画『リング0 バースデイ』主題歌に使用されている。ちなみに、作詞を担当したhydeは、この映画に向けて歌詞を書き下ろしている。なお、映画『リング』シリーズへの楽曲提供の依頼は、前作『リング2』を製作していた頃にもL'Arc?en?Cielに話があったが[7]、この曲の作曲を担当したtetsuya曰く「そのときはスケジュールが合わなくて実現しなかった[7]」という。余談だが、2020年9月20日にNHK-FMで放送されたラジオ番組『サウンドクリエイターズ・ファイル』の「パーソナリティーの好きな映画や映画音楽を紹介するコーナー」において、R-指定(Creepy Nuts)が上記映画とこの曲をセレクトしている[8]。この番組において、R-指定は「『リング0 バースデイ』を俺の中で名作たらしめているのが音楽なんですよ。主題歌っていうかエンディングもすごい悲しいんですよ。怖い歌でもあるんですけど、そんぐらい貞子の愛情が深かった[8]」とコメントしている。 ちなみに両表題曲とも、1999年12月31日から2000年1月1日にかけて東京ビッグサイトで開催した、バンド初のカウントダウンライヴ「RESET>>LIVE *000」で初披露された楽曲となっている。2曲目に収録された「finale」は"1000年代という千年の最後を締め括るライヴの一曲目"、1曲目に収録された「NEO UNIVERSE」は"2000年代という新時代突入の一曲目としてそれぞれ演奏されている。なお、このライヴは東京ビッグサイトの東館展示ホール1-3で開催されたが[9]、隣接する東館展示ホール4-5では大型ビジョンでライヴの模様を生中継するリアルタイムヴァーチャルライヴが実施され[9]、全ホールで計55,000人の観客を動員している[9]。さらに、新年のカウントダウンで多くの人が集まっていた全国各地の街頭に設置されたビジョンで、1999年12月31日23時59分頃から、観客によるカウントダウンと「NEO UNIVERSE」を初演奏している模様を生放映する、"L'Arc?en?Cielとともに1990年代を締めくくり、新たな時代を迎える"という企画が行われた。hydeは2012年に発表した自叙伝で、このカウントダウンライヴを振り返り「2000年になる瞬間、ミレニアムには、派手に何か記念になることをしたいなって思ってたから、RESET>>LIVE *000っていうカウントダウンライヴが出来たのは嬉しかった[10]」と述べている。 本作のリリースプロモーションとして、表題曲「NEO UNIVERSE」のタイアップ先となる資生堂とのコラボレーション企画が実施され、テレビCMで使われた30秒だけが録音された非売品CDが製造・配布されている。このCDは本作発売前の1999年12月25日・26日に、営団地下鉄(現:東京メトロ)銀座駅構内において配布されたのが最初となっている[11]。
解説