NECレッドロケッツ
原語表記NECレッドロケッツ
ホームタウン東京都、神奈川県川崎市
クラブカラー赤
創設年1978年
所属リーグV.LEAGUE DIVISION1
チーム所在地東京都港区
体育館所在地神奈川県川崎市
代表者梶原健
NECレッドロケッツは、神奈川県川崎市を本拠地とする、NECの女子バレーボールチームである。2023-24シーズンはV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)に所属。 発足は1978年。日本電気グループの代表スポーツとして女子バレーボール部が設立された。即座に強化が始まり、翌年に日本リーグ入りした[1][2]。それ以来、2013年現在、日本リーグ(後にVリーグ、現・Vプレミアリーグ)から1度も降格していない。創立当初から男子バレーボール部(後にNECブルーロケッツ、日本リーグ-Vリーグで4回の優勝)があり、2009年まで活動していた。 チーム名の『レッドロケッツ』とは、チームカラーでもある『レッド』は「炎」「情熱・上昇」を表していて、『ロケッツ』は21世紀をリードするNECのイメージでありパワー・スピードを備えて未来へと力強く上昇していくことを意味している[3]。 ホームタウンは東京都と神奈川県川崎市。チーム所在地が東京都港区となっているが、練習場は川崎市のNEC玉川事業場内体育館である。ホームゲームは東京都内や川崎市とどろきアリーナなどで開催される。 チームマスコットは、2021年10月に誕生したとされる「キャプテン スティーム」(本名はスティーム・スターマイン)である[4]。 『NECロケッツクラブ』というNECレッドロケッツとNECグリーンロケッツ(ラグビーフットボールチーム)のファンクラブがある。2021年6月にその両チームを対象とした「スポーツビジネス推進本部」がNEC(日本電気)により設立された[5]。 1978年4月に廃部となったヤシカから大澤長蔵監督(ヤシカ当時は部長)および選手13名が全体移籍し、日本電気グループの女子バレーボール部が創部された。同年の第10回実業団リーグ(現・Vチャレンジリーグで優勝し、翌年の入替戦で三洋電機を下し日本リーグ(現・Vプレミアリーグ)入りを果たす。初出場の第13回日本リーグ(1979/80シーズン)でいきなり3位に入る。 第21回(1987/88シーズン)日本リーグでは葛和伸元監督の下、山下美弥子、佐藤伊知子が中心の拾うバレーで日立を破り悲願の初優勝を遂げる[2]。以降のリーグでも、チームは4強に入り続ける。しかし、第25回日本リーグ(1991/92シーズン)では7位に低迷し、入替戦出場となる。入替戦で連勝して残留。第26回、第27回は4位に入った。 日本リーグに替わってVリーグが開幕。第1回Vリーグ(1994/95シーズン)では5位と低迷したが、第2回では準優勝。第3回は杉山明美、矢野美紀らが若手と融合してVリーグ初優勝を果たした[2]。
概要
歴史