NCIS:LA_?極秘潜入捜査班
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NCIS:LA ?極秘潜入捜査班
NCIS:LA ?極秘潜入捜査班のロゴ
別名NCIS: OSP
NCIS: Undercover
NCIS: Legend
NCIS: LA
ジャンル刑事ドラマ
軍事
アクション
人間関係
原案シェーン・ブレナン
出演者クリス・オドネル
ピーター・キャンバー
ダニエラ・ルーア
エリック・クリスチャン・オルセン
アダム・ジャマル・クレイグ
バーレット・フォア
レネー・フェリス・スミス
リンダ・ハント
LL・クール・J
国・地域アメリカ合衆国
言語英語
シーズン数14
話数319(各話リスト)
製作
製作総指揮シェーン・ブレナン
撮影地カリフォルニア州ロサンゼルス市
製作Shane Brennan Productions
CBS Television Studios

放送
放送チャンネルCBS
映像形式480i (SDTV),
1080i (HDTV)
放送期間2009年9月22日 - 現在
公式ウェブサイト

番組年表
関連番組NCIS ?ネイビー犯罪捜査班
JAG
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『NCIS:LA ?極秘潜入捜査班』(エヌシーアイエス エルエー ごくひせんにゅうそうさはん、原題:NCIS: Los Angeles)は、2009年からアメリカで放送されている海外テレビドラマシリーズ。『NCIS ?ネイビー犯罪捜査班』のスピンオフとして制作され、『ネイビー犯罪捜査班』のシーズン6内でパイロット版が2話分前後編として制作、放送された。

『ネイビー犯罪捜査班』が検視や科学捜査をベースに捜査を展開する作品であるのに対して、本作は潜入捜査(Undercover)をテーマとしており、銃撃戦や爆発などの派手な演出や、防諜活動に特化した描写が特徴。また、本作には『ネイビー犯罪捜査班』の主要登場人物[1]もゲスト出演している。

日本ではFOXチャンネルで2010年12月9日より放送が開始された。またFOXチャンネルとAXNの合同企画である『HAWAII FIVE-0』とのクロスオーバー・エピソードの放送で、シーズン3・第21話(通算第69話)のみ2012年8月18日にAXNで吹替版が放送された。

地上波では、テレビ東京で『ランチチャンネル』→『海外ドラマセレクション』(月 - 木曜日12:30 - 13:25枠→月 - 金曜日12:40 - 13:35枠)において2013年2月18日から4月1日までシーズン1、2013年9月25日から11月14日までシーズン2、2014年2月10日から3月20日までシーズン3(第21話を除く)、2015年4月27日と4月28日には『HAWAII FIVE-0』とのクロスオーバー・エピソード(4月27日は『HAWAII FIVE-0』シーズン2・第21話、4月28日は本作シーズン3・第21話)、2018年3月7日から4月10日までシーズン4がそれぞれ吹替版で放送され、2018年10月15日から11月15日までシーズン5が吹替版で放送された。2016年4月よりシーズン1がBSのDlifeで放送開始された。

なお、DVDでは『ロサンゼルス潜入捜査班 NCIS: Los Angels』のタイトルでリリースされている。

2023年1月22日 シーズン14をもって番組が終了すると発表された
登場人物
主要レギュラー
G・カレン ( "G" Callen)
演 -
クリス・オドネル、日本語吹替 - 森川智之OSP(スペシャル・プロジェクトオフィス、Office of Special Projects)特別捜査官現場対応チーム主任。潜入捜査のプロであり、架空、実在に関わらず様々な人物に成り済ますことを得意とする。孤児として育ち、様々な里親の元を長くても三ヶ月で転々としており、その総数は37にのぼる。どんな形であれ孤児や里親といった話題が挙がるといい顔をしない。その生まれ育ちから、物に執着しない簡素な生活とジャンクフードを好んでいる。NCISへ入る前は司法省の麻薬取締局に勤めており、捜査官としての経歴は長い。更にCIAの局員とも顔見知りであり、JAG(アメリカ海軍法務部)内では実在するのかもわからない潜入捜査官「ただのG」と半ば伝説的に噂されている。その経歴には謎が多く、生まれや何故名前が「G」一文字なのかは本人すら知らず、ずっと調べ続けている。そのためそれらのことが絡むと冷静さを失い、独断専行することが多くヘティやチームのメンバーに心配されている。NCIS本部のギブスとは親しいようであり(少なくとも一緒に仕事をしたことがあるようである)、カレンが何かを探し続けていることを知っていた。何者かにずっと監視され続けており、それを感じて何度も住居を変えオフィスやサムの家に泊まりこむことも多かった。後にヘティの紹介で、かつて里子として最も長くいた家に住むことになった。そしてカレンの祖父がルーマニア系マフィア=コメスク一族の当時のリーダーを殺害したことによるコメスク一族代々の私怨により、カレンが幼少のときに自身の母親を殺害されていたことを思い出す。後のエピソードで、父親のニキータから本名がグリーシャ・アレクサンドロヴィチ・ニコラエフ(Grisha Aleksandrovich Nikolaev)であると告げられる。同母姉に幼少期に水難事故で亡くなったエイミーが、異母妹にアレクサンドラ・“アレックス”・レイノルズとその息子ジェイクがいる。『HAWAII FIVE-0』シーズン2の第21話のクロスオーバーエピソードにゲスト出演している。
サミュエル・“サム”・ハンナ (Samuel "Sam" Hanna)
演 - LL・クール・J、日本語吹替 - 大川透(シーズン1-5#1)→小原雅人(シーズン5#2-)OSP特別捜査官現場対応チーム上級捜査官。アフリカ系アメリカ人。海軍の対テロ特殊部隊SEALチーム6(特殊戦開発グループ)出身の元上級兵曹長で、今でも隊員であったことを誇りに思っている。特殊技能を活かし爆弾の解除を頻繁に行っている。SEAL隊員の間では凄腕として伝説的な存在になっており、SEALに関連したエピソードではその立場を捜査や交渉に活かす事もある。父親は海兵隊員であり、息子にも海兵隊に入隊する事を希望していたが、サムは海兵隊ではなく海軍を選んだ。数学オタクで頭の回転が速く[2]、ありとあらゆる事柄に通じているきれもの。アサイーボウルスムージーを好むなど健康志向で、肉の焼き方に至るまで生活全般にこだわりがあり、身につけるものは専門の職人をひいきにしている等、生活スタイルはカレンとは対照的。大柄で筋肉質な体格と知的な言動に似合わずピエロが大の苦手で、カレンからはそれをネタに毎回イジられている。捜査車両はダッジ・チャレンジャー(SRT8、ヘルキャット)で、サムが代々のモデルを乗り継いでおり、他のチームメイトには自分が意識を失っている時以外は絶対にハンドルを握らせない。イスラム教徒でもあり、中東文化に通じていてアラビア語やクルアーンにも詳しく、その知識を捜査に役立てることもある。かつてソマリアでの任務の際に殺した民兵の息子であるモーをアメリカに連れてきて面倒を見ていたが、父親を殺した事実を知られてしまい決別される。その後ある事件で和解するが、改心したモーが刑務所でテロリストに殺されてしまうという悲劇に見舞われた。既婚者で妻のミシェルとの間に息子(エイデン)と娘(キャムラン)がいる。『HAWAII FIVE-0』のマクギャレット少佐とはSEAL時代の同僚であり友人。『HAWAII FIVE-0』シーズン2の第21話のクロスオーバーエピソードにゲスト出演している。
ヘンリエッタ・“ヘティ”・ラング (Henrietta "Hetty" Lange)
演 - リンダ・ハント、日本語吹替 - 一城みゆ希 (シーズン1-5)OSP管理部長。愛称は「ヘティ」。情報管理や、小型カメラから衣装といった潜入用の小道具の用意などでチームをサポートしている。若い頃にはCIA諜報員として様々な任務をこなしてきたようで、各国のVIPから工作員に至るまで幅広い人脈を持っていたり、銃の扱いにも詳しい。日本語[3]を含めあらゆる言語を話すことが出来る。その立場や落ち着いた物腰と地獄耳はチームから恐れられている。お茶を嗜む一方でレディ・ガガのファンであるなど、多彩な趣味を持つ。仏教や剣道などアジアの文化にも通じており、デスクの上にはそろばんを置いている。さらに航空機の操縦技能も持っているが、着陸は得意ではない模様。前線を退いても諜報能力はいまだに健在で、FBIとの捜査権限をめぐって衝突した際に捜査権限を主張していたFBI捜査官のプロフィールを即座に調べ上げただけでなく脅迫材料を見つけ出し、捜査権限を手に入れたり、ワシントンの高官の弱みを握っており、チームの危機の際にはそれらを暴露すると脅して任務に権限を付与させたり、部隊を動かして援護させたりしている。武器室のガラスケースには往年のスパイ道具の数々を保管してあり、必要に応じて手の平サイズの拳銃などを取り出して使用したり、チームメンバーに持たせたりしている。シーズン2終盤では一時的に辞職したが、シーズン3序盤で復帰。『SCORPION/スコーピオン』シーズン1第6話にゲスト出演している。
ケンジー・ブライ (Kensi Blye)
演 - ダニエラ・ルーア、日本語吹替 - 木下紗華 / 田中敦子(『HAWAII FIVE-0』シーズン2第6話)OSP特別捜査官現場対応チーム捜査官で紅一点。ファッションモデルから清掃員まで、幅広い潜入捜査を得意としている。父親が海兵隊勤務だったために幼い頃は海外に住んでおり、そのため語学に堪能でポルトガル語スペイン語が話せる。本家「NCIS」のギブス同様、狙撃技能に秀でており、スナイパーとして活躍する場面も多い。車の運転が強引なので、助手席に乗ったカレンやディークスは車酔いしたり叫んだりする。好きな映画は『タイタニック』。思い出の品を捨てられずに貯め込む癖がある。自室は見た者が呆れるほど散らかっており、ディークスにはそれをネタによくからかわれている。散らかった机の上でグレープフルーツを汁を飛ばしながら剥くなど大雑把な一面がある。また文句をいいながら自分を褒める[4] 癖もあり、カレンには「謙虚な自慢」サムには「ケンジーの悪い癖」と揶揄されている。


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