NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
[Wikipedia|▼Menu]
ジェネオンは米国に「Geneon Entertainment USA」(米国ジェネオン エンタテインメント、ジェネオンUSA/米(国)ジェネオン/ジェネオンアメリカ)という子会社を持っていた。旧パイオニアLDC(PLDC)(パイオニア子会社)時代に設立した唯一の海外法人である。こちらは合併後も電通の海外子会社となった。

2020年1月、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントは北米地域におけるソフト販売と流通に関する事業について統合することを発表した。同時に前述2社は米国外におけるディスク流通に関する国際ライセンス契約を締結したため、2020年10月9日からワーナー作品のソフト流通も担当している[1]

2022年3月9日にCDで発売された楽曲作品「Luce Twinkle Wink☆/“FA”NTASYと!<初回限定盤・通常盤A・B> TVアニメ「異世界美少女受肉おじさんと」エンディングテーマ」、同年3月26日にBlu-rayで発売されたアニメ作品「終末のハーレム 第1巻 〈初回限定版〉」、同年4月20日にDVDで発売された韓国TVドラマ作品「ザ・ゲーム?午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)? BOX1・2[2]」「リセット?運命をさかのぼる1年? BOX1・2[2]」より音楽・映像レーベルは、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンからユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントに変更された[注 3]
沿革

1981年3月 - パイオニアの出資により、レーザーディスク株式会社として設立。

1989年 - パイオニア エル・ディー・シー株式会社(パイオニアLDC)に商号変更。

1990年 - 前年末にパイオニアが出資した事を機に、4月からマイカルハミングバードの販売受託を開始[注 4]

第一弾アーティストKATSUMIが4月25日にデビュー。アルバム・シングル・ビデオを同時リリース。

8月2日に子会社として学研と共に「ROCK IT RECORDS」を六本木ほうらいやビル内に設立(T-BOLANらが所属)。


1991年 - ビーイングが学研のスタッフを擁し初の直営レコード会社であるビージンを「ROCK IT RECORDS」と同じ六本木ほうらいやビル内に設立。翌年11月にはT-BOLANを移籍させるにあたりレーベルとしてZAIN RECORDSを設置、1993年1月に社名変更し法人としてZAIN RECORDSとなる[注 5]

1992年 - 初のオリジナルビデオアニメ(OVA)『天地無用! 魎皇鬼』をリリース。この年がアニメ事業のスタートとされている。

1993年 - ROCK IT RECORDSを吸収。

1995年 - 小室哲哉と組み、新レーベル「ORUMOK RECORDS」を立ち上げる。同レーベルはメディアファクトリーと提携し、1998年に「factoryorumok」となるが、2001年頃に活動を休止。

1997年 - バーニングパブリッシャーズケイダッシュと合同でレーベル「S.L.K. RECORDS」を設立。deepsらが所属した。

2001年 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社(UNIVERSAL PICTURES (JAPAN) INC.、UPJ)設立。従来CIC・ビクターソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)が販売していた日本におけるユニバーサル映画や他の制作会社が作った作品の家庭用ソフト製造、販売事業を行う(販売は当初SPEJに委託)。

2002年 - アニメ事業10周年を記念し、アニメ専門レーベル「RONDO ROBE」を立ち上げる。アニメ作品はこのレーベルへと移行し、その後の主力レーベルとなった。コンシューマ向けゲームの自社製作なども行っていた。ゲーム部門の一部がパイオニア傘下の兄弟会社だったインクリメント・ピーに移籍し同業種に参入するも、「大運動会」シリーズ「プリンセスクエスト」「格ゲー野郎」「ヘキサムーン・ガーディアンズ」など数作品で撤退した。

2003年10月 - 親会社パイオニアは同社の株を電通に株式譲渡。ジェネオン エンタテインメント株式会社に商号変更。

2004年7月 - 松平健の「マツケンサンバII」の発売権を獲得し、大ヒット。

2007年9月 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン(UPJ)より、2008年リリースの「ボーン・アルティメイタム」以降のユニバーサル・ピクチャーズ新作映画のDVD・ビデオ商品販売業務を受託。UPJはカタログ作品およびTVシリーズの販売業務を引き続き担当。

2008年11月12日 - 米NBCユニバーサル傘下のユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル・エンターテインメント(UPIE)は電通よりジェネオン株式の過半数を取得し、2009年2月末までにUPIEの日本法人であるユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン有限会社と合併、商号も変更することが発表された。

2008年12月2日 - UPIEによる過半数株式の取得が完了。

2009年2月1日 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン合同会社とジェネオン エンタテインメントが合併(存続会社はジェネオン エンタテインメント)。商号もジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社(Geneon Universal Entertainment Japan, LLC.)となった。

2011年3月 - 前身を含めて設立30周年を迎えた。

2013年12月9日 - 商号をNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社に変更。

2016年1月1日 - ジェネオン音楽出版合同会社を吸収合併。米パラマウント・ピクチャーズバイアコム〈現:パラマウント・グローバル〉傘下)の日本法人であるパラマウント・ジャパンから日本における映像ソフトの営業・販売を移管。

2017年 - 同社アニメ関連商品の公式オンラインショップ「あにばーさる」を開設。ソニー・ミュージックコミュニケーションズが運営[3]

2018年2月3日 - アニメ事業25周年を記念して、音楽フェスティバル「NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL?25th ANNIVERSARY?」をさいたまスーパーアリーナで開催[4]

2020年10月9日 - ワーナー・ブラザース作品のソフト流通を担当[1]

2021年3月 - 前身を含めて設立40周年を迎えた。

2021年5月21日 - 米バイアコムCBS(現:パラマウント・グローバル)傘下の映画会社ミラマックス[注 6]の作品をパラマウント・レーベルとしてソフト発売・販売を担当[注 7][注 8]

所属アーティスト

同社から楽曲を発表経験のある声優のうち、キャラクターソングのみ参加の者は省略した。旧パイオニアLDC時代も記載する。

ASOBI同盟(2023年 - )


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:141 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef