ルーキー・オブ・ザ・イヤー (NBA Rookie of the Year Award) は、NBAにおいて、レギュラーシーズンで最も活躍したルーキー(新人)に贈られる賞である。1952-53シーズンに制定された。アメリカ合衆国とカナダのスポーツ記者及び放送関係者による投票で、1位票は5ポイント、2位票は3ポイント、3位票は1ポイントを獲得し、1位票の数にかかわらず、合計で1番多く得票したプレーヤーの受賞となる[1]。得票数が同じ場合はダブル受賞となる。
20人がドラフト1位の選手で、14人が後にMVPを受賞している。25人が後に殿堂入りを果たしている。3シーズンで複数授賞となっている。[2]
ラルフ・サンプソン、デビッド・ロビンソン、ブレイク・グリフィン、デイミアン・リラード、カール=アンソニー・タウンズ、ビクター・ウェンバンヤマの6人が満場一致で選ばれている[3]。
この賞の決定後、現役ヘッドコーチの投票によりNBAオールルーキーチームの栄誉が決定される。ほとんどの場合、ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者が最高得票になるが、ルーキーの当たり年では、カーメロ・アンソニーやアル・ホーフォードのようにルーキー・オブ・ザ・イヤーよりも高得点で1stチームに選ばれるプレーヤーが出る場合もある。
歴代受賞者リック・バリー (1965-66)ルー・アルシンダー (1969-70)ラリー・バード (1979-80)マイケル・ジョーダン (1984-85)シャキール・オニール (1992?93)ティム・ダンカン (1997?98)レブロン・ジェームズ (2003-04)ケビン・デュラント (2007-08)カイリー・アービング (2011-12)ルカ・ドンチッチ (2018-19)ビクター・ウェンバンヤマ (2023-24)
SeasonPlayerPos.Team#
1952?53ドン・マイネケF/Cフォートウェイン・ピストンズ12
1953?54レイ・フェリックスCボルティモア・ブレッツ1
1954?55ボブ・ペティット*F/Cミルウォーキー・ホークス2
1955?56モーリス・ストークス*F/Cロチェスター・ロイヤルズ2
1956?57トム・ヘインソーン*Fボストン・セルティックスT