この項目では、ポータルサイトについて説明しています。同名の運営会社については「ネイバー (企業)」をご覧ください。
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ネイバー(英語: NAVER、韓国語:???) 韓国国内では最大手のインターネット検索ポータルサイトである。運営会社は、NAVER Corporationである。
日本で提供していたインターネット検索サービス「NAVER (ネイバー)」の運営はLINE株式会社(旧NHN Japan、旧ネイバージャパン株式会社を吸収合併)が行っていた。また、「NAVER」はNHN Japanのウェブサービス事業におけるフラッグシップブランドの名称でもある[2]。 韓国国内では、検索回数で77%(2010年現在)でGoogleやYahooといった他社を圧倒するシェアを有する検索サイトである[3](Yahoo!Koreaは、2012年12月31日でサービス終了)。また、2007年12月の調査では世界でも2.4%のシェアを有して5位に位置していた[4]。 2010年には、ネイバージャパンの母体であるNHN Japanが日本のポータルサイトであるライブドアを70億円で買収し、韓国国内や日本のIT業界で話題になり、その経緯でライブドアの検索エンジンがGoogleからNAVERへと切り替わった。NAVERという名前は、英語の「Navigate(「航海する」の意)」と、英語の「-er(「…する人」の意)」を合わせて作られたものである。発音上は、英語の「Neighbor(「隣人」の意)」にかけてある[5]。ブランドカラーは、ライムグリーン。検索ロボット(クローラー)の名称は、「Yetibot(イエティボット)」[6]。 1999年6月、自社開発の検索エンジンを用いたインターネット検索サービスとしてリリース。さまざまなカテゴリの検索結果を同時に見せる「統合検索」や、ユーザー同士の質疑応答を検索結果に表示させる「知識検索」など新しいサービスを次々と打ち出し、韓国ユーザーの支持を得た[7]。以来、シェアを確実に伸ばし、2003年にはYahoo!Korea 日本語のウェブ文書を主な対象とした検索サービスは、NHN Japan(現・LINE)が別途のサイト(naver.jp)として運営していた。携帯電話向けサイトや、iPhone向けサイトもある。 サービス内容は「NAVERまとめ」という利用者がインターネット上にある情報をまとめていくまとめサイト制作サービス(キュレーションサービス)程度であり、ブログやメールなど、ポータルとしてのサービスは提供されていない[8]。 日本で提供していたインターネット検索サービス「NAVER (ネイバー)」の運営はNHN Japanが行っていた。かつては100%出資のネイバージャパン株式会社が行っていたが、現在ネイバージャパンの事業はライブドアと共にLINEのサービスの一部として提供されている。 2001年にサービスが開始されたが、2005年に一度撤退。2009年からサービスを再開した。その後、2013年に再びサービスを終了した。 [ヘルプ] ポータル
目次
1 概要
2 沿革
3 日本での展開
3.1 日本での沿革
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
概要
沿革
1999年06月 - 正式サービス開始
2000年08月 - 統合検索を開始
2001年05月 - キーワード検索広告を開始
2002年06月 - 日本Web検索サービス「enjoy Japan」を開始
2002年10月 - 韓国の証券市場のひとつKOSDAQ上場
2002年10月 - Q&Aサービス「知識iN」を開始
2003年10月 - 日本法人を統合
2005年07月 - アメリカ法人NHN USA設立
2005年10月 - デスクトップ検索「マイPC」をリリース
2006年07月 - 動画検索を開始
2008年04月 - 米フォーブス 'Global 2000'に選定
2008年12月 - カスタマイズニュースサービス「オープンキャスト」をリリース
日本での展開
日本での沿革
2001年04月 - 日本向け検索サービス開始。
2005年08月31日 - 日本向けサービス終了[9]。
2007年11月 - 日本における検索事業の再開を発表。
2009年06月15日 - クローズドベータ版を公開[10]。
2009年07月01日 - オープンベータ版を公開。
2010年03月09日 - マイクロブログサービス「Pick(ピック)」を公開[11]。
2010年03月31日 - 画像検索や、トピック検索の開始など大幅なリニューアルを実施[12]。
2010年09月01日 - ライブドアによる検索サイトLivedoorの検索エンジンとして提供[13]。
2011年06月23日 - LINE提供開始。
2013年07月19日 - NAVERアカウントのデータベースを管理しているサーバに外部からの不正アクセスが発覚。169万2496件のユーザーのID・メールアドレス及びパスワードが流出[14]。
2013年12月18日 - 検索サービスを終了した[15][16]。今後はNAVERまとめに注力する。
脚注
^ “ ⇒naver.com Site Overview”. 2016年12月22日閲覧。
^ “ ⇒NHN Japan Corporation | 事業紹介 | ウェブサービス事業”. 2012年7月22日閲覧。
^ ⇒NHN Corporation is Most Visited Web Property and Host to the Most Searches in South Korea - comScore、2009年6月8日
^ ⇒Baidu Ranked Third Largest Worldwide Search Property by comScore in December 2007 - comScore、2008年1月24日
^ NHNウェブサイトより ⇒[1] (韓国語)
^ NAVERウェブサイトより ⇒[2] (韓国語)
^ マイコミジャーナルより【レポート】韓国ポータルサイト事情 - 韓国ユーザの心をつかむべく進化中 (1) まずはおなじみのNAVER
^ ウィルス対策ソフトが組み込まれたツールバーやフォトビューアーなど、各種ツールソフトウェアの無料ダウンロードは提供されていた。
^ ブログサービスは、系列のSNSサイトであるCURURUに引き継がれた)
^ ⇒ネイバー日本成功なるか、15日から検索サービス 聨合ニュース 2009/06/07
^ ⇒ネイバージャパン、再投稿機能を核としたマイクロブログ「pick」 ITmedia News 2010/03/09
^ ⇒ネイバージャパン、「いま・最新の話題」が探せる「NAVERトピック検索」を提供開始 ASCII.jp: 2010/03/31
^ ⇒ライブドア×NAVER 連携本格化 corp.livedoor.com: 2010/09/01
^ ⇒NAVERに不正アクセス 169万件のメアドとハッシュ化されたパスワード流出か ITmedia News 2013/07/19
^ ⇒【NAVER】NAVER、日本国内での検索サービスの提供を終了、経営資源を再配置
^ ⇒【NAVER】NAVER、国内の検索・辞書関連サービス終了のお知らせ
関連項目
ネイバー (企業) - 韓国での運営会社。
ネイバージャパン - 日本でのかつての運営会社。2012年1月に吸収合併。
NAVERブログ
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外部リンク
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更新日時:2019年8月4日(日)08:01
取得日時:2019/08/05 22:49