「Mr.サマータイム -夏物語-」
サーカス の シングル
初出アルバム『サーカス1
月夜の晩には
(1977年)Mr.サマータイム -夏物語-
(1978年)愛で殺したい
(1978年)
『サーカス1』 収録曲
Mr.サマータイム
(1)夢で逢えたら
(2)
テンプレートを表示
「Mr.サマータイム -夏物語-」(ミスター・サマータイム なつものがたり)は、1978年3月25日にリリースされた、コーラスグループ「サーカス」の2枚目のシングル。 表題曲「Mr.サマータイム -夏物語-」は、フランスのミッシェル・フュガン&ル・ビッグ・バザール
解説
カネボウ'78夏キャンペーンソングに採用され、同年8月中に100万枚を突破する[1]大ヒットとなった。また、オリコンシングルチャートではグループ唯一の1位を獲得し、65.2万枚のセールスとなり、シングルで最大の売上を記録している。この曲は当初コーセー化粧品のCMソングに使われる予定で、曲名は「Mr.メモリー」であった[2]。レコーディングはすでに1977年12月には終わっていたが、翌1978年1月に、急遽コーセーからカネボウのCMソングに変更となった。カネボウはその年の夏のキャッチコピーが「Mr.サマータイム」と決まっていたので、「Mr.メモリー」の歌詞を「Mr.サマータイム」に変更することとなり、1978年2月1?3日に改めてレコーディングし直すこととなった。
資生堂VSカネボウによる化粧品キャンペーンソング対決に於ける、資生堂「時間よ止まれ」(矢沢永吉)、「燃えろいい女」(ツイスト)に対抗したカネボウ側の代表曲である[3]。
1978年1月に生放送開始のTBS系『ザ・ベストテン』へは、同年6月29日に第8位で初登場。その後7月27日と8月10日に最高第4位へ上昇し、8月24日(第6位)まで9週連続で10位以内にランクされた。なお同番組において、イントロ部分では『Mr.サマータイム 夏物語』と字幕スーパーにて、サブタイトルも表示されていた。
サーカスは同楽曲で、1978年末の『第29回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。
1989年発表のアルバム『FASCINATION』には、「ミスター・サマー・タイム('89バージョン)」としてメロディーを大幅にアレンジしたセルフカバーが収録されている。
収録曲
Side-A
Mr.サマータイム -夏物語-作詞:Pierre Delanoe、作曲:Michel Fugain、日本語詞:竜真知子、編曲:前田憲男
Side-B
デイ・ドリーミング作詞:竜真知子、作曲:広谷順子、編曲:萩田光雄
脚注^ 読売新聞社文化部『この歌この歌手―運命のドラマ120〈下〉』現代教養文庫、1997年、60頁。ISBN 4390116029
^ 今ドキュ♪サーカス #7
^ “[よみうり寸評]化粧品業界にはかつて…”. 読売新聞・東京夕刊: p. 1. (2014年4月3日)
関連項目
1978年の音楽
外部リンク
Mr.サマータイム - 歌ネット
表
話
編
歴
オリコン週間シングルチャート第1位(1978年7月3日付)
1月
2日・9日(合算週: 2週分)・16日・23日・30日 UFO(ピンク・レディー)
2月
6日・13日・20日 UFO(ピンク・レディー)
27日 カナダからの手紙(平尾昌晃・畑中葉子)
3月
6日 カナダからの手紙(平尾昌晃・畑中葉子)
13日・20日・27日 微笑がえし(キャンディーズ)
4月
3日・10日・17日・24日 サウスポー(ピンク・レディー)
5月
1日・8日・15日・22日・29日 サウスポー(ピンク・レディー)
6月
5日 ダーリング(沢田研二)
12日・19日・26日 時間よ止まれ(矢沢永吉)
7月
3日 Mr.サマータイム(サーカス)
10日・17日・24日・31日 モンスター(ピンク・レディー)
8月
7日・14日・21日・28日 モンスター(ピンク・レディー)
9月
4日 銃爪(世良公則&ツイスト)
11日・18日・25日 君のひとみは10000ボルト(堀内孝雄)
10月
2日 透明人間(ピンク・レディー)
9日 君のひとみは10000ボルト(堀内孝雄)
16日・23日・30日 透明人間(ピンク・レディー)
11月
6日・13日・20日・27日 季節の中で(松山千春)
12月
4日・11日 季節の中で(松山千春)
18日・25日 カメレオン・アーミー(ピンク・レディー)
シングル:1967
1968
1969