mothy
別名悪ノP
職業作詞家
作曲家
編曲家
小説家
公式サイト ⇒the heavenly yard
著名使用楽器
鏡音リン・レン、初音ミク、MEIKO、KAITO、巡音ルカ、Megpoid、がくっぽいど、氷山キヨテル、歌愛ユキ、猫村いろは、SF-A2 開発コード miki、Lily、VY1
mothy(モッチー)は、日本の音楽家、小説家。男性。悪ノPとも呼ばれる。音声合成技術VOCALOIDを使った鏡音リン・レンなどのソフトウェアをボーカルに用いた楽曲を発表するほか、小説の執筆も手がけている。 中学生時代に親に買ってもらったフォークギターで音楽をはじめ、大学時代にはバンドサークルでベースを弾く[1]。プロを目指しバンドでベーシストとして活動したが、20代の半ばにバンドが解散し、いったんは音楽をやめ、普通の会社員としての仕事をしていた[1]。しかしその後、動画共有サイトニコニコ動画に投稿されていたMEIKOをボーカルに使用した動画を見てVOCALOIDを知り、さらに2007年8月にキャラクター・ボーカル・シリーズの第一弾として発売された初音ミクを用いた楽曲の発表の盛り上がりに触発され、自作の曲の発表を志すようになる[1]。特に、小林オニキス
来歴
ニコニコ動画で最初に発表した曲は当初のニコニコ動画での曲の流行に合わせかわいらしい曲を目指したものであったが、自分の方向性では無いと感じて自分の好きなようにやるようになり、3曲目まで発表したが、それらの曲は人気を得ることは出来なかった[1][3]。そこで、聞き手のことを考えて2008年4月に物語風の楽曲「悪ノ娘」、「悪ノ召使」を発表、両曲は大きな人気を集めることとなった[3]。この楽曲を元にネット上などではPVや小説、漫画などの二次創作作品が数多く発表され[4]、舞台化、漫画化もされている。また、「悪ノ娘」、「悪ノ召使」を『七つの大罪シリーズ』の一部と位置づけ、これ以降も同一の世界のさまざまな時代の物語を描いた曲を発表している[5]。なお、悪ノPという別名は「悪ノ娘」からファンのコメントにより付けられたものである(Pはプロデューサーの略)[3]。鏡音リン・レン以外のVOCALOID製品を使用した楽曲も発表するが、最初に使ったものであることと表現したい世界に合うため鏡音リン・レンが一番好きなVOCALOIDだという[3]。
音楽活動を続ける一方、ちょうど仕事を辞めて時間が出来たタイミングで編集者から提案を受けたことがきっかけで小説の執筆を開始し[1]、2010年8月にPHP研究所より発売された「悪ノ娘」の小説『悪ノ娘 黄のクロアテュール』で小説家としてデビュー。同作は2014年には漫画化されている[6]。同年12月にはEXIT TUNESよりアルバム『悪ノ王国 ?Evils Kingdom?』を発売し、音楽家としてもメジャーデビューした[7]。
曲のメロディーを思いつくのは、電車に乗っているときや、ウォーキングをしている時が多いと話している[8]。 鏡音リン・レンなどの発売元のクリプトン・フューチャー・メディア直営のレーベル「KarenT」より発売。ネット配信。
商業作品
音楽作品においては、EXIT TUNESから発売された作品の販売元は全てポニーキャニオン。
音楽
CD
『悪ノ王国 ?Evils Kingdom?』(EXIT TUNES、2010年12月22日発売)
EXIT TUNESよりリースしたメジャーデビューアルバム。アルバムのアーティスト名は「mothy_悪ノP feat. 鏡音リン、鏡音レン」。2011年1月3日付オリコン週間アルバムランキングで10位にランクインしている。
『七つの罪と罰』(Warner Music Japan、2015年2月25日発売)
Warner Music Japanよりリリースの2ndメジャーアルバム。アルバムのアーティスト名は「悪ノ王国」と同様の「mothy_悪ノP feat. 鏡音リン、鏡音レン」。初回限定ノベル同梱盤には七つの大罪シリーズをテーマに書き下ろした小説がついている。
配信
『Evils Theater』(KarenT、2009年6月17日発売)
悪ノ娘 (feat. 鏡音リン)
悪ノ召使 (feat. 鏡音レン)
言葉遊び(feat. 鏡音リン)
ぜんまい仕掛けの子守唄(feat. 鏡音リン)
置き去り月夜抄 (feat. 鏡音リン・レン)
箱庭の少女 (feat. 初音ミク)